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2023.03.25
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第1話「炎に焼かれて」

天侑(テンユウ)の志宗(シソウ)皇帝が崩御した後、弟・楚譲(ソジョウ)が帝位を継承した。
しばらくして志宗の次女・楚九齢(ソジゥリン)は皇帝の勅命により武徳司の統領・陸雲旗(リクウンキ)に降嫁したが、婚儀で思わぬ事件が起こる。
九齢は祝宴の場で皇帝が父を殺したと断罪、真相をぶちまけた。
「父皇が亡くなった日、御書房へ行ったわね?
 あなたが立ち去った後、父は持病が再発してこの世を去った
 でもなぜ父の首に絞められた痕があったの?!」
宴席は騒然、すると九齢はしらを切る皇帝の目の前までやって来た。


「そうだ」
逆上した九齢は隠し持っていた短刀を出したが、あと一歩というところで陸雲旗に阻止されてしまう。

皇帝は誰が九齢に密告したのか調べさせた。
九齢は拷問にかけられても白状しなかったが、調査の結果、氷児(ヒョウジ)という侍女が逃亡していると分かる。
非常に聡明で兄に最も可愛がられた娘・九齢。
皇帝はそんな九齢を恐れ、万一に備えて陸雲旗に九齢を娶らせたが無駄だった。
「白状せぬならもう尋問せずともよい…」

その夜、牢獄に神医の君応文(クンオウブン)とその娘・蓁蓁(シンシン)が潜入した。
2人は門番を襲って鍵を奪い、意識不明となった九齢を連れて逃げ出すことにする。
しかし蓁蓁は脱獄が武徳司に知られれば逃げ切れないと気づき、九齢の身代わりになると決意した。
そこで急いで九齢の婚礼衣装をまとい、父に別れの挨拶をする。

蓁蓁は監房に戻ると、自ら火を放った。
…君家は先帝に恩義がある、報いる機会を得られて光栄だわ、私の分まで生きて…

公主の極刑が決まったと聞いた陸雲旗は牢に駆けつけた。
しかし九齢の牢はすでに火に巻かれ、近づくこともできない。
一方、君応文は意識不明の公主を車に乗せ、娘の犠牲に涙しながら馬を駆けていた。




「九齢は朕が最も気に入っていた姪だった…
 幼い頃から利口だったが、ここ数年の市井(シセイ)暮らしで身勝手になったのだな
 こともあろうに朕の暗殺を企てるとは…」
すると皇帝は罪人の死で決着がついたとし、九齢の姉弟に累が及ぶことはないと言った。

九齢が目を覚ますと自分の顔が蓁蓁に変わっていた。
君応文は九齢を洞窟にかくまい、秘薬を使って顔と声を変えたという。
「蓁蓁は身代わりになって死んだ…九齢や、私たち君家は望んで恩返ししたのだ」
驚愕した九齢は妹のように可愛がっていた蓁蓁のため宮中へ引き返そうとした。
しかし君応文が興奮する九齢を引き止め、蓁蓁の思いを無駄にしないで欲しいという。

楚譲は先帝が崩御すると九齢たち姉弟を警戒した。
そこで警戒を解くため九齢は降嫁を承諾し、暗殺に踏み切ったという。
もし失敗しても姉と弟の命は守れると思ったからだ。
確かに九齢が死んだ場合、皇帝は世論を鑑みて九黎(キュウレイ)と九穃(キュウヨウ)に手を出せくなる。
「師父、ご存知でしたか?父皇の侍女から聞いたのです、父皇は楚譲の手で殺されたと…」
あれは九齢が独りで霊廟にいた時だった。
突然、氷児が現れ、実は先帝の崩御の前に楚譲が陸統領を伴って参内、先帝と口論になったという。
『原因は分かりません、ですが先帝の首に絞められた痕が…持病の再発ではないはずです!』
九齢はこのまま楚譲を見過ごすことはできなかった。
しかし君応分は天が必ず報いを与えるとなだめ、そのためには生き延びなければならないという。
九齢は娘を失った師匠の無念を思い、これからは蓁蓁の代わりに生きると約束した。
「生きてこそ正義を取り戻せます」
「いい子だ…」

翌朝、目を覚ました九齢は師匠の姿を探して外へ出た。
すると崖下で倒れている君応文を発見する。
実は薬草を採りに出かけた際、希少な紫英仙株(シエイセンシュ)を発見、喜び勇んで花を採ったまでは良かったが、うっかり足を滑らせ崖から転落していた。
「師父!分かりますか?!九齢です!」
君応文は意識が戻ったが、もはやこれまでの命と覚悟し、九齢に君家に伝わる玉佩を託した。
「いいか…これからお前は楚九齢ではない…君蓁蓁だ…どうしてもお前に伝えておかねば…
 私の草紙に先帝から生前、預かった封じ紙がある」
太炎3年、北祁(ホクキ)人が先帝の父・太上皇を殺めた。
先帝は楚譲の関与を疑い、実は君応文に内偵を命じていたという。
しかし程なく先帝が崩御、恐らくこれが志宗皇帝暗殺の原因であり、楚譲の泣き所だろう。
そこで都には戻らず、ひとまず沢(タク)州にある蓁蓁の生母の実家に身を寄せるよう勧めた。

九齢は師匠を埋葬して洞窟に戻り、草紙の間に挟まっていた封じ紙を見つけた。
「楚譲…父皇の代わりに借りを返す、真相を世に知らしめるわ」
翌朝、九齢は師匠が手配してくれた通り10里先の碧雲坡(ヘキウンハ)客桟へ向かった。
そこで汝南(ジョナン)の君家の侍女・柳児(リュウジ)が待っているという。
すると銭を失くして1ヶ月も無銭飲食した柳児がちょうど店主に追い出されるところだった。
「宿代なら私が払うわ」

柳児はようやく蓁蓁と再会、安堵の涙を流した。
「ますます美人になられましたね!それが…他の者たちが待ちくたびれて銭を持って逃げたんです」
蓁蓁は苦労した柳児をねぎらい、これから方家に身を寄せるつもりだと話した。
すると柳児はもちろん蓁蓁について行くという。

蓁蓁の外祖である方(ホウ)家は沢州の一大勢力だった。
行き来がなかった蓁蓁の突然の来訪に慌てる方家の人々、しかし殿内にはなぜか女人しかいない。
九齢は身分を証明する物として君家に伝わる玉佩しか持っていなかった。
老夫人・方曹(ソウ)氏もその娘に玉賢(ギョクケン)の面影がなく、にわかに信じられない。
実は娘の玉賢は汝南に嫁いでから二度と実家に戻らぬまま亡くなっていた。
蓁蓁も母を亡くしたのが3才のため、はっきりした母の記憶もないという。
そこで曹氏は汝南に問い合わせる間、その娘を泊めることにした。

曹氏は娘と2人だけで話したいと家族を下げた。
「玉賢が嫁ぐ際、持って行ったのは私から譲り受けた腕輪だけ…あなたに腕輪をあげたはずよ?」
「…父は腕輪も埋葬しました」
「どんな腕輪か覚えている?」
九齢は老夫人の装飾を見て翡翠が好きだと気づき、咄嗟に緑色の翡翠の腕輪だと答えた。

九齢は方家を追い出されずに済んだ。
…まだ第一関門を突破しただけ、足場を固めるのは簡単ではない
…何とかして方家の信頼を得なければ
…蓁蓁、沢州で真相を突き止められるよう力を与えてね



九齢は殺風景な西閣(セイカク)に落ち着いた。
様子を見に来た大小姐・錦繍(キンシュウ)は敵意むき出しだが、二小姐・玉繡(ギョクシュウ)は穏やかで優しい。
すると柳児が自分たちを偽物と疑ってかかる錦繍と喧嘩になった。
玉繡が姉をなだめて連れ帰ってくれたが、九齢は言動を慎むよう叱る。
「口が悪くても善良でないとは限らず、口がうまくても邪悪かもしれないわ」
「…小姐、よく分かりません」
九齢は思わず失笑したが、柳児も色々な経験をしながらいずれ悟るだろう。
その時、柳児が君応文から頼まれて汝南から持ってきたという包みを渡した。
「何なの?」
「知りません」
九齢が包みを開けてみると、驚いたことに寧(ネイ)家と君家の婚約書が入っていた。
…蓁蓁が生きていればさぞ良縁だったでしょうに、でも私は嫁ぐわけにいかない…

九齢は夕食に招かれた。
錦繍は咳き込む祖母に料理を取り分けると、すかさず九齢が油物を控えるべきだと助言する。
憤慨した錦繍は自分への当てつけかとぼやいたが、曹氏は蓁蓁が神医である父から医術を習ったのだと分かった。
「技術があるのはいいことだわ、でも今後は医術ではなく商いを学びなさい」
すると柳児が方家ではどうして殿方や若君ではなく女子に商いをさせるのかと聞いた。
「よそ者が口出ししないで!」
よほど気に障ったのか錦繍は箸を机に叩きつけて立ち上がり、この礼儀知らずたちを直ちに追い出すべきだと訴える。
柳児は売り言葉に買い言葉でうっかり婚約書があると口を滑らせ、九齢は仕方なく祖母に見せることにした。

婚約書のおかげで曹氏は九齢が本当に玉賢の娘だと信じた。
「最初から見せてくれたら誤解せずに済んだわ…」
「君家は落ちぶれました、かつて取り決めた縁談ゆえ、未だ有効かは分かりません」
しかし曹氏は寧家の若君なら評判が高く、信頼のおける人だと安心させた。
両家の年長者が取り決めたなら婚約は今も有効なはず、曹氏は早速、寧家を訪ねるという。

曹氏は縁談の話で寧符へ出かけたが、家に戻るなり倒れた。
錦繍はこれも蓁蓁のせいだと激怒、何でも寧家の母娘に嘲られたことが原因だという。
医者は老夫人が苛立って心の臓を痛めたようだと説明していた。
「心の臓に効く薬が必要ね…」

九齢は寧府を訪ね、夫人に直接、婚約書を見せた。
しかし寧夫人は亡き義父から息子の縁談話など聞いていないと突っぱね、手練手管を弄しても願いは叶わないと蔑む。
そこで九齢は命を救われたことくらい聞いているはずだとやり返した。
「貧しい者から治療費を求めないのは医者の本分です、ですが銭がある患者は払うべきでは?」
「確かに治療費のやり取りは当然だわ、でも縁談を取り引きにしてはだめ、一生を左右するもの」
「でも大旦那様は払っていません」
その時、回廊で立ち聞きしていた娘の雲燕(ウンエン)が部屋に飛び込んで来た。
「お祖父様はそんな人じゃないわ!」
「大旦那様は手持ちがなく、祖父も要らぬと言ったそうです
 ですが大旦那様は恩義を感じて縁談を取り決めました
 寧夫人、あなたが縁談を認めればこれは婚約書となり、認めなければ借用書となります
 治療費を払って婚約を撤回するならご破算です」
激怒した雲燕はすぐ銭を払って追い出してくれと叫んだが、母に叱られ退散した。
「心血を注いで育てた大切な息子が悪い犬に食われるとはね…
 卑しい出自で成り上がろうと思わないで!」
すると九齢は寧家こそ賂をばら撒いて高官の地位を買い、卑しい出自を脱したとはずだと指摘した。
「どうしてそれを…」
「この婚約書を買い取るのも同じ道理では?たった2千両です」
「なんて計算高いのかしら」
「恐縮です」

寧夫人は仕方なく2千両を用意するよう命じた。
しかし急に九齢が止める。
「値段が変わりました、今は5千両です」

つづく



(* ̄0 ̄)θ~♪じょりーんじょりーんじょりーんじょりぃぃぃぃん
という歌があってだな ←どうでもいい?w





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最終更新日  2023.03.25 23:03:56
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