クルマ、バイク、鉄道模型など趣味で人生を楽しむ

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2024.04.21
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カテゴリ: バイク

トライアンフを彷彿させるスマートなスタイルと野太いエクゾーストサウンドが気に入って遠目に憧れていましたが、偶然20年程前に横浜のトライアンフ専門店の幸福商会がトライアンフの下取り車をヤフーオークションで出品しているのを見つけ、すぐに実車を見に行って即決で手に入れました。マフラーがかなり痛んでいたほかは元々程度はよかったですが、入手後に主にヤフーオークションでオリジナル塗装のタンクやサイドカバー、新品メーター、新品シートを探し続けて順次交換し、今に至っています。マフラーは純正の大根マフラーを長い間探したのですが、程度のいいモノあ見つからず、仕方なく台湾製のリプロ品に交換しています。キャブもケイヒンに交換されていたので、純正キャブを入手し、一旦交換しましたが、吹き上がりのレスポンスはケイヒンのほうがいいので、元に戻しています。シートは中々新品が見つからなかったので、一旦元のシートのスポンジを交換しましたが、新品入手後は予備パーツとして保管しています。






当時のヤマハはDT1ととも美しいデザインでは他社を全く圧倒していました。本家のトライアンフも脱帽でしょう。出藍の誉れとはこのことでしょうが、何となく今の中国製品を思わないこともありません。


始動性が悪く気難しい面があるトライアンフですが、日本車に与えた影響ははかり知れません。恐らく、その後のバイクのスタンダードになったオリジナリティは本当に素晴らしいとただ敬服します。










このカタログが一番好きでした。


X1-Bはこのカタログのように、フォークのゴムブーツが無くなったのと、タンクのストライプ下側に細いラインが加わっているのが大きな違いです。






タペットカバーも再メッキ。


フロントフェンダー、リアフェンダー、チェーンカバー、フォークカバーは再メッキしました。今はメッキ業者を探すのもひと苦労です。エンブレムもスルメのように反りかえっていたので純正新品に交換。


バックミラーもYAMAHAマーク入りの新品に交換。




エキゾーストパイプは純正が二重構造になっており、重厚なエキゾーストサウンドに貢献しているので、一旦一重構造のリプロ品に交換しましたが、再メッキして純正に戻しました。




レプリカマフラーは純正より鉄板が薄いので、全体的にオリジナルより幾分軽い音がします。










シートのベースがX-1の持病として非常に腐りやすいので、錆びている場合は中のウレタンスポンジが劣化して悲惨な状態になっていると思って下さい。参考にレストアした際の写真を添付します。入れ替えるスポンジは少し大きめにカットしておかないとシートカバーを張り替えた時にシワが出ますのでご注意下さい。


YAMAHAのウレタンは欠陥商品だったと思います。同じころの他社の旧車と比較しても劣化がひどすぎて、シートに座っただけで黄色の粉がバッテリーの上に貯まるくらいです。













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Last updated  2024.04.24 09:33:54
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