2006.02.01
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暮れかかった暗い道を歩いている
すぐ下には小川が流れていて
雨で少し水かさが増したのか
小さくごうごう音を立てている
西のほうの谷のそこが
幽かに青く光り
暗いこの夜の初めにも
美しい光があることを教えてくれる
深く青い光り
それを愛する
どこにも行く当てのない
どうしたらいいかわからない
この今というときにこそ、
観るべき
知るべき光がある
それを見出すために
この今というときが
私に与えられている
誰かが酸っぱい顔を見にきたという
なんせ酸っぱいものが大好きだから
ちょっとそんな冗談も言いつつ
また携帯の中の
このくらい世界の中の
青い光を見つめている
暗闇の中でも
いつもこの光に導かれて
私は生きてきた
深い深い闇を
闇を愛する私
闇の中の青い光を愛する私
ありがとう
このような人生を与えてくれた
大いなる存在よ
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ｓｂ-野の花・野の豚
加藤三郎のホームページ.自分の犯した罪と人生･人間関係の自己理解・研究に根ざした､個々人と社会の共生関係の深化･豊饒化に寄与することの､ささやかな試みの場｡
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