ノイマイヤーの椿姫その２ | Sheva's Ballet Fan Ibra's Opera Fan

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2009年01月31日

ノイマイヤーの椿姫　その２

カテゴリ： BALLET

Die Kameliendame (Lady of the Camellias)
cameliendame

Marguerite：Marcia Haydee
Armand ：Ivan Liska
Manon Lescaut：Lynne Charles
Des Grieux : Jeffrey Kirk
Monsieur Duval : François Klaus
Olympia : Gigi Hyatt
Prudence Duvernoy : Colleen Scott
Gaston Rieux : Vladimír Klos

GrafN. : William Parton
Der Herzog : Victor Hughes

Das Hamburger Ballett

Am Flügel : Volker Banfield
Dekoration und Kostüme : Jurgen Rose
Choreographie und Regie : John Neumeier

This ballet version was done as a movie back in 1987 by John Neumeier
The music in this version consists entirely of various pieces by Chopin

ノイマイヤーの椿姫　その２

映像版

※内容を知りたくない方はご注意ください。

アルマン・デュヴァル：イヴァン・リスカ
オランピア：ジジ・ハイヤット
マノン・レスコー：リン・チャールズ
ほか

ノイマイヤーの椿姫にはＮ伯爵と老公爵は登場するが、Ｇ伯爵は登場しない。

競売にかけられている。
入ってくるナニーナ。
彼女はいつもの黄色っぽいスーツケースを提げている。
入ってくる競売屋たち。

アルマンの父が現れる。

老公爵が現れる。
彼はオランピアとその友達を連れてきている。
公爵は本を手に取る。
マノン・レスコー。
しかしアルマンの書いた献辞を見ると本を閉じてオランピアに渡す。

Ｎ伯爵もやってくる。マルグリットの肖像画をさわろうとし、たまらなくなって走り出ようとして入ってきた男にぶつかる。小心者のドジであることが表現される。

ピアノの調子を見ていた男がショパンを奏で始める。
この男は2幕にも登場するピアニストと同じ男に見える。

駆け込んでくるアルマン（リスカ）
彼の顔はいつもすごいアップで映される。
彼の眼をみただけで皆引き込まれるだろう。

死んでしまった…
彼の指がマルグリート・ゴーチエという文字をなぞる。
彼は気を失って倒れる。
助け起こした男は父だった。
抱き合う二人。

マルグリットの紫のドレスを見て思い出に沈み込んでいくアルマン。

過ぎし日。
劇場。
マノンの芝居を見にきたマルグリット。
取り巻き連中。
アルマンは男たちにちやほやされているマルグリットに一目ぼれ。
大胆にも隣の椅子に座ろうとする。
椅子を引かれ床に転げるアルマン。
取り巻きとマルグリットに笑い物にされ憤然と立ち去ろうとする。
ガストンが押しとどめる
無粋だな、残っていたまえ。
アルマンにお呼びがかかった。
アルマンはマルグリットの家に招待された。

マノンの芝居に身をつまされるマルグリット。
一方、アルマンもデ・グリューと自分を重ね合わせている。

自宅に帰ったマルグリットは愛情をこめてナニーナに接する。
どやどやと入ってきた客たちはナニーナをもののように扱う。
Ｎ伯爵は金髪の巻き毛。お坊ちゃんでマルグリットにべた惚れしている。
マルグリットと無理やり踊る。
最後にはアルマンが彼女と踊る形になる。無理やり引き剥がしたＮ伯爵をマルグリットは平手打ち。
別室に駆け込んだマルグリット。
せき込む。

ここから第一のパドドゥ。

アルマンはカウチの隣を勧められ床に大仰に倒れる。さっきの仕返しだ。
大笑いするマルグリット。
マルグリットはこの若者に好意を持ち始めてしまった。
なんて若いの？
（原作ではマルグリットは25ぐらいでぜんぜんハイデの想定される年齢より若いのだ）
鏡を覗き込む

マルグリットはアルマンに赤いカメリアを渡す。
もう帰って
今度はいつお会いできますか？
その花がしおれたら。
いつしおれるんです？
明日よ。
部屋の外に出たアルマンは幸福感でいっぱいになり戸口に座り込む。

それからというもの、アルマンはマルグリットの忠実な仔犬になった。
彼女が帰ってくるのを部屋で待ち続ける。

夏が来てマルグリットは公爵と避暑に別荘に移動した。
そんな彼女を窓からじっと見ているアルマン。
郊外の別荘は彼女とその取り巻きの遊び場だった。
ダンス・パーティ。

遊び人、ガストンのダンスがめちゃうま。
彼のパートナーはプリュダンス・ディヴェルノワ夫人。
原作では彼女は元玄人でマルグリットの世話を焼いて金を得ている人物。
この作品でも世慣れたやり手の女性として描かれるが原作のように高齢(40代の太った女性)ではない。

マルグリットの彼氏、アルマンは余裕でマルグリットが踊るのを見ている。
彼は堕落しきってしまう一歩手前まで来ている。
公爵が現れ乱痴気騒ぎに激怒し、ピアノを叩きつけ不協和音を出す。
凍りつく一同。
にらみつける公爵。
アルマンがマルグリットを抱きしめる手を払いのける。
でもマルグリットはアルマンの手を握り締める。
彼女はもう公爵の庇護を受けるよりアルマンとの愛を選んだのだ。
彼女はアルマンによって変わりつつあった。

友達がパリに帰って、二人きりになったマルグリットとアルマン。

第二のパドドゥ。

アルマンの父が突然来訪するという。
マルグリットはアルマンを外出させる。
父親はマルグリットにアルマンと彼の妹のために身を引いてくれと言う。
マルグリットは承諾する。

アルマンが帰ってくる。
マルグリットは出かける。

アルマンはナニーナから手紙をもらう。
そこには恐ろしいことが書いてあった。

怒りのソロを踊るアルマン。

アルマンは走り去る。

アルマンがパリのマルグリットに自宅に急いで戻ると、
マルグリットは誰かと抱き合っていた。
絶望するアルマン。

ノイマイヤーの椿姫　その３に続く

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