柴田さんトークから3人登場でご挨拶。
柴田「今井さんは10年ぶりです。」
感激で近寄り、抱きつく。
柴田「楽屋でも抱いてくれたんです」
もはや興奮で何言ってるかわからない柴田さん
今井「柴田さん、キャラ変えた⁈w」
柴田「今日は満席で、補助席も出してます。電話で100件弱、お断りしました。」
トスティ
暁は光から
榛葉樹人
A?
トスティ
君なんかもう
Non tamo più
今井俊輔
柴田「バリトンではこの曲レナート・ブルゾンが歌うのを聴いた」
演奏。魅せる!魅せ方を心得てる。
柴田「も〜日本一のバリトンだと思いますよ!」
海へ来れ
榛葉樹人
高音を強く出す。
柴田「最後上げた?」
榛葉「はい」
柴田「テノールだからね!上げました〜‼️」と喜ぶ。
ヴェネツィアの幻想
今井俊輔
柴田「レナート・ブロージはPucciniと同じ、没後100年です。(曲を説明して、)哀しい歌です。ティータ・ルーホが歌っていた。」
演奏。今井俊輔さん聴かせどころで大声量にギア・アップ。そして泣きの演唱。
ヴェルディ「ドン・カルロ」より
友情の二重唱
Dio, che nell’alma infondere
È lui! desso! l’Infante!
カルロ、リリコ・スピントの強靭な高音
ロドリーゴ今井俊輔さん、レチは喋るように歌い芝居しながらテンポを作って牽引する
Ascolta!
Le porte dell’asil s’apron già;
qui verranno Filippo e la Regina.
遠くを指差しエリザベッタが来たと告げる
二重唱
Dio, che nell’alma infondere
胸に手を当てて深々と一礼するロドリーゴ。
写真左から、榛葉樹人 今井俊輔 柴田素光(文中敬称略)
Photo: ©Shevaibra, courtesy of Machida Italy Opera Company and the artists
今後の公演の宣伝トーク
柴田「今井さんは7月に 東京二期会の「蝶々夫人」
にシャープレスで出演するが、 うち(町田)
でも「蝶々夫人」やるんですよ…5月4日のピンカートンが榛葉さんです。」
第二部
レオンカヴァッロ「道化師」からプロローゴ
トニオ:今井俊輔
I Pagliacci by Ruggiero Leoncavallo
Tonio Fach : dramatic baritone
Si può? Si può?(Prologo)
柴田「聴くのがものすごく僕も楽しみです!」
演奏
…我々役者は舞台の裏で本当の涙を流しているんです。
終盤に、G# G というバリトンにとっての「超」高音を擁する難曲。
味があります。まさに演唱。わかりやすいように仕草をつけながら歌います。
プッチーニ「トスカ 」から
♪星は光りぬ
カヴァラドッシ:榛葉樹人
Puccini: Tosca, "E lucevan le stelle"
美声。泣きの演唱。
Photo courtesy of Machida Italy Opera Company and the artist
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」から
♪君の微笑み
Verdi:Il trovatore
Il Conte di Luna Fach: dramatic baritone
Il balen del suo sorriso
A2 - G4 Tessitura:F3 - F4
大変難しいアリアです。高い音域での歌唱とレガートが続くテッシトゥーラの高い難曲。
今井様:F F 究極のレガート、最高音G 。F F カデンツア 最高音G(カップッチッリで確認。)
柴田「ルーナ伯爵のアリアも高音があってめちゃめちゃ難しいんですよ。」
演奏
装飾音も丁寧で完璧。
高音へのジャンプ エアリアル
カデンツァで最高音
超すばらしい!最高のパフォーマンスでした!
客席も熱狂。
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
♪母さんこの酒は強いね
トゥリッドウ:榛葉樹人
Mamma, quel vino è generoso
Turiddu
Mamma, Quel vino è generoso
かあさん、この酒は強いね
Voi dovrete fare
Da madre a Santa,
オレが戻らなかったらサンタの母親になってやってくれ
さようなら!
感情の入ったすごい演唱だった!
ここで柴田さんが深いことをおっしゃる。
柴田「トゥリッドゥは死にそうもないでかいテノールが歌ってもリアリティーがない。この後の果たし合いに勝っちゃいそうだから。カレーラスはいいけどドミンゴはだめなんです。」
これすごくわかります!デカ声テノールのパロンビが歌ったトゥリッドゥはこれから死にに行くという悲痛さが欠けていた。さすが柴田さん!
ヴェルディ「運命の力」より
♪アルヴァーロ隠れても無駄だ
二重唱
La forza del destino
Don Alvaro Fach: Jugendlicher Heldentenor / Lyric dramatic tenor / Spinto
Don Carlo di Vargas Fach: Lyric baritone / Kavalierbariton
柴田「この二重唱はヴェルディが作った中でも最高の二重唱の一つです。」
カルロ:
Invano Alvaro
決闘を強いるカルロと断り続けるアルヴァーロ。
アルヴァーロ:
O fratel, pietà, pietà!
カルロ:
Non si placa il mio furore
しかし侮辱されついに剣をとる
カルロ:
Finalmente!
いや…
アルヴァーロは剣を捨てる
カルロ:
おのれ、おちょくるのか?
びんたされてついにまた剣を握るアルヴァーロ
アルヴァーロ最高音B(B♭)
今井俊輔さんのドン・カルロ・ディ・ヴァルガス
ステージの端の柱に寄りかかってアルヴァロを見つめている。すごい殺気!
芝居でアルヴァーロ榛葉樹人に剣を渡そうとする🗡️。
第3部?
カンツォーネ・メドレー
Encore
1
Theme from the Godfather
2
O sole mio
お疲れ様でした。
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池内響 Baritone PAST 2024年05月28日
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