またまたSex and the Cityネタですけど、シーズン2の「すばらしき独身貴族(They shoot single people, don't they?)」というエピソード中で、キャリーが1人でオープンテラスでワインを飲んでるシーンがあるんですが、あのシーンがとても好きです。彼女は、30代の独身は寂しいことなのか?と自問自答し、「確かに女は見せかけが得意だ。髪の色、胸の大きさ、ニセ毛皮。だが、1人になることを恐れ、大げさになっていないか?恋愛のフリをしていないか、それとも1人になるよりはマシなのか?」と考えます。 エピソードの最後で、「1人の人生という事から逃げずに向かい合おうと決めた」というキャリーは、いつもつるんでいる例の3人の女友達も呼ばす、連れの男性もなく、本も持たず、オープンテラスでグラスワインを飲む。黒の洋服にブルーのストールを巻き、サングラスをかけて「飾らない本来の私」だというキャリーはめちゃくちゃかっこいい。