Cafe Du New Orleans

Cafe Du New Orleans

May 22, 2004
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テーマ: 京都。(6232)
週末雨にならなくて良かったー。今日の関西は暑すぎもせず寒すぎもせず、過ごしやすい気候でした。

朝からゆっくり、友達と京都散策してきました。まず京都駅からバスに乗り、清水寺近くの五条坂で下車。
五条坂へ向かう途中、七条を通りました。七条といえば三十三間堂ですが、わたしにとっては国立博物館が思い出深い場所。ここで去年アート・オブ・スターウォーズの展示会があり、英会話スクールのJ先生と初デートした場所でもあります。レンガ作りがとても美しい建物です。博物館前を通ったとき、思わずあの日のことを思い出しました。段になっている所で私がすべってころばないように、大雨の中、傘をさしたまま私の手をとってくれた優しいJ先生の姿。そのためにずぶぬれになってしまった彼の右手を、帰りのタクシーの中でハンカチでふいてあげたこと。私の髪の毛に顔をうずめながら、「4年前に出会えてたら・・・」と言った切ない彼の声。
ちょっぴり鼻の奥がつーんと痛くなったけど、そんなに感傷的にもならず、博物館前を通り過ぎて行きました。もう1年近く前のことだし・・。

余談になりますが、先日「おけいはん(京阪線)の新撰組」というちらしを読んでいたら、あの日のJ先生とのデートの待ち合わせ場所、三条のスターバックスから見えた三条大橋で、昔、新撰組の近藤勇の首がさらされていたことがわかりました。またスタバから、河原町通のスカラ座(映画館)に向かう途中の道で見かけた史跡は、あの有名な池田屋騒動の址なんだそうです。デートで浮かれながら何気に見ていた場所が、実はとても歴史と関わりの深いものだったとは知りませんでした。こうやって見ると、京都って本当に興味深い街です。

話戻って、五条坂から清水寺までの坂道を登る途中、清水坂ガラス館という素敵なお店に入りました。手作りのガラス雑貨がたくさん。中でもランプ(2600円)がすごく可愛かったです。コンセントさえあればどこにでも使えるランプなのでオススメ。私が買ったのは、ベネチアンガラスでできた、リング2200円。


サイズや色が豊富。着物風のデザインなんですよ。カジュアルにも、着物を着たときに合わせても可愛いです。

五条坂から、京らしい土産物のお店が立ち並んでいる清水坂へ上がると清水寺。清水寺はすでに何回か行っているので、清水坂から左にまがり、三年坂へ。両脇は土産物屋さんや食事処がずらり。ぶらぶら見て歩くだけで楽しい道でした。坂本竜馬が泊まったとされる旅館もありました。修学旅行生や日本人&外国人の観光客でごった返していました。



この庵は、「清水産寧坂 青龍苑」の中にあります。この青竜苑は料亭「京都坂口」や、めーじや、つけもの屋、和雑貨の店などんど、名店が集まっているので是非足を運ぶべき場所です。この写真を撮っている途中でデジカメのバッテリーがなくなってしまいました(泣)。充電して来いっちゅーの。



八坂塔から次は高台寺へ。高台寺って外から観音様を見たことしかなかったので、今回は入場してみました。高台寺は豊臣秀吉の正室、北政所が建てたお寺で、最大のスポット、秀吉と北政所の像が並んで祭られている霊屋もしっかり見てきました。でもそれ以上に興味深かったのが、ねね様が建てた、日本で唯一と言われている二階建てのお茶室。二階建てって珍しいですよね!近くにいたガイドの人の説明を盗み聞きしてました(^_^;)。茶室の壁にいくつか穴があいていて、そばに立っていたおじさんが「あれは銃弾の痕かな。弓矢の痕やろか」と言ってました。でもねね様って人望の厚い方だったらしいし、そんなことってあるやろか。

高台寺では、初お茶体験もしました。茶道なんてやったこともなかったので、経験のために500円払ってお茶をいただいて来ました。茶室におられた、茶道を習っていたというおばさまが親切にやり方を教えてくれました。正座なんて、小学校の時に習字を習っていたとき以来ですよ。短時間ですぐしびれがきちゃいました。なれない正座でお抹茶をいただいていたら、外国人の観光ツアーの集団が茶室の庭の向こうを通り過ぎました。興味しんしんでお茶室を覗き込んでいる人もいました。

高台寺を後にし、ねねの道や石塀小路を散策。しっとりとした、石畳のこの道はとっても好き。どのお店も入ってみたくなります。庭先に巨大な鯉が泳いでいるお店が特に素敵でした。ねねの道には、抹茶パフェが大人気の都路里もありました!混んでたけど、四条にある本店よりはマシでした。ねねの道を歩きとおすと、すぐ先は八坂神社。ここもお花見などで何度か来ているので、裏にある丸山公園を通って隣の知恩院に移動。そうそう、丸山公園の池のそばで、いつも来ているというおじさまがはとやがちょうに餌付けをしてました。36年も生きている鯉を教えてもらいました。頭に傷があり、とても大きく見つけやすいので、みなさんも探して見てください。

知恩院は、その規模に圧倒されました。マジで口開きそうになりました(笑)。知恩院ではとてもラッキーなことがありました!知恩院といえば「行く年来る年」の除夜の鐘。この鐘を見に、大鐘楼に上がると、ちょうどボランティアの1団体が到着したところで、特別囲いを開けて中に入れてくれたのです!横に立っていたおじさんが、「あの鐘に触ると金たまるねんで」と、ウソかホンマかのいわれを教えてくれました。お坊さんいわく、「行く年来る年」でうつされる除夜の鐘つきは、ほとんどが26日に行われる鐘つきの光景で、実際大晦日に鐘をついているのが生放送されるのは4年に1回くらいなんだそうですよー。私ら騙されてたんかいな。他にも色々トリビアなことを教えて頂きましたが、全部ここに書いていられないので省略。それにしてもこの鐘の分厚いこと!30センチはありました!お坊さんの説明では重さ70トンもあるんだって。第二次世界大戦中、物資不足になった日本は、お寺というお寺の鐘をかき集めて武器を作ったという話は誰もが知る話ですが、幸い、この大鐘は重すぎて運べなかったのでこうして昔からのものが残っているとのことです。でも、昔の人、こんな重いものよう運んだなあ~~・・・。大阪城の石垣にしても、知恩院の鐘にしても、大きさや重さそのものより、それを運んだ人達に驚かされます、ほんと。

知恩院の次に、さらに青蓮院を外からのぞき、神宮道をぶらぶらと歩いて三条通まで出ました。三条通に近づいてくると、神宮通から平安神宮の大きな赤い鳥居がすでに視界に入ってきます。途中で、うわさの5000万のマンションを見かけましたよー。青蓮院のちょうどななめ前くらいにありました。
三条通から地下鉄東西線の東山三条駅に向かう道も好き。白川が流れている橋に立つと思わず足を止めたくなるほどでした。

白川







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Last updated  May 23, 2004 12:29:26 AM
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Tomoko@ Re:突然ですが質問です。(02/07) さちさん、はじめまして! お返事遅くな…
さち@ 突然ですが質問です。 私は、7月にジョージアで結婚するのです…
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