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2008.03.13
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テーマ: 生き方上手(711)
カテゴリ: クスリ・自己啓発
saito

斎藤茂太(2000):「『茂太流』こうすれば気分転換は100%うまくいく」成美文庫.


内的圧力を高める

ものを学ぶときに,最初はぐんと力が伸びる。
テニスでも英会話でも,何でもそうである。
それでみんな興味をもって,本格的にやり始めるのである。

ところが,である。
そのあといくら練習を積んでも,思うように力が伸びない。
そのうちに中だるみになって,ついには投げ出すことになる。
こういう経験をしている人は多いものである。

階段で一つ一つのステップが前後に長いのをイメージしてもらえばいいのだが,練習を積んでもなかなか実力が伸びないとき,あなたはそのステップの平たい部分にいるわけである。

さらに練習を積む。

飽きずに,投げ出さずに続けていると,ガクンと上に上がる部分に達する。

滑らかな坂を上がるように,力が伸びるわけではない。
平面で横移動しているだけなのだが,内的な圧力は十分高まっていて,ある時点でガクンとレベルの違うところに出る,というのが習い事の鉄則のようである。

ひらめきにも似たようなところがあって,蓄積がなければ,ひらめきもない。
溜めて溜めて,ある瞬間にレベルの違ったところに出るのが,ひらめきや第六感の助けである。

それらを外から来る偶然のようなものと考えがちだが,実は必然のようなものだと考えてもいいのである。
いつも目覚しいアイデアを出せる人は,ひらめきや第六感を引き出す仕組みを自分で見つけているのである。
そうじゃないと,続けてインスピレーションが得られるわけがない。




学部のときに同じようなことをある先生に言われました。
専門分野の第一線が理解できるレベルに一気に近づくけれど,そこから先はあまり成長を感じることができなくて苦しい時期が続きます。


「ひらめき」はこれまでの蓄積の結果であり,必然であるという言葉には納得しました。
だから,収穫逓減で日々成長を感じられないとしても,腐らずに一歩一歩やるべきことをやるのが,目標に近づく一番の近道であると感じました。





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最終更新日  2008.03.13 10:58:05
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