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2009.09.14
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仄暗い水の底から


鈴木光司原作です。
映画にもなりました。
以前,邦画・洋画版ともに見ておもしろかったので原作を読んでみました。

短編集で映画のもとになったのは,最初の1話分でした。
しかも映画ではその後のストーリーがだいぶ付け加えられるうえにホラーの要素を盛り込んでました。

原作ではどの話も東京湾を舞台として,海の持つ得体のしれない怖さを描こうとしています。

そういえば,リングでも井戸がカギになってました。
水がかかわる物語はなんとなく怖い。
呪いが水を伝って伝染していくような,つかみどころのないものだけに,目に見えない呪いなどとの親和性が高いのでしょうか。


東京自体は開発が進んで経済活動で生まれた利益を享受している一方で,東京湾では埋立地が次々と開発され,海にはごみなどが浮遊して吹き溜まりのようになっています。
こうして忘れ去られつつある海は,それを舞台として取り上げるだけで得体のしれない怖さがあります。





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最終更新日  2009.09.14 00:39:09
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