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2010.08.17
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男というもの

男というもの

価格:580円(税込、送料別)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)




法的に縛られて社会的に悪いとされている事柄も、動物界では当たり前のことなんだと改めて感じました。

最後の章では、「女の時代」と称して、以下のような記述がありました。

いずれにせよ、一定の規範や道徳ですべてを決め付け、人々に同じ価値観を共用する息苦しい時代は、今世紀で終わってほしいと思います。
たとえば不倫という言葉がありますが、それなら愛もないのに結婚生活を続けることが果たして倫理にかなうことなのか。
そうではなく、本当に好きな人を正直に懸命に愛する方が、人間としての真実の姿ではないか。
その方が真の倫理にかなっているという考え方もあるはずです。

もしかしたら21世紀には、人間はもっと広い視野を持ち、自由になり、人としての原点に戻ることができるかもしれません。
それを忘れてしまうと、人間はいっそう不幸になっていく。


来るべき世紀には、このあたりの問題点をさらに掘り下げ、21世紀はじめにはもう少し自由で、さまざまな価値観を容認する、息苦しくない世の中になってほしいし、そのためには、婚外子に対する法的な差別をなくすなど、今世紀中にさまざまな法整備も急がなくてはなりません。




結婚制度については、精神的なものを肉体的なものより優先させた西洋的な理性がもとになっているといいます。

そして、日本が西洋に比べて問題なのは、離婚に対する社会的許容度が低いこと、オーバーモラリズムのために、男のオス度が低下しているなどです。
その結果、仮面夫婦が増える、猛々しい男子よりも草食系男子が増えるといったことにつながります。

女性の社会進出にともなって、男性がこれまで社会や経済的側面で優位に立てた時代も終わりました。
精神的に優位に立てないと判断した男性は、どうしても元気がなくなってしまうというのです。

たしかに、草食系男子は、女子がそれを求めているということもありますが、社会全体が求めた結果でもあるかもしれません。

しかし、現代の一夫一婦制が見直されるのはまだ先のことかもしれません。
現在の恋愛や結婚のモラルについては、明らかに一昔前よりも基準が厳格になっている気がするからです。

そもそも結婚のあり方に正解はあるんだろうか。


ふと仙台教諭殺害事件が思い浮かびました。
きっと仮面夫婦だったでしょうが、もっとすんなり離婚することができなかったかと思います。





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最終更新日  2010.08.17 00:13:59
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