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今日は朝から晴天でしたが、湿度が低かったせいか、なんだか涼しくて快適でした。最寄り駅に向かう途中に古い大きな質屋さんがあるのですが、そこを通りかかったら、かなり大きな猫の鳴き声が聞こえました。ふと見ると、質屋さんの入り口(石塀に囲まれた一角)に、まるで豹のような模様の立派な毛並みの猫が、ちょこんと前足を揃えて座っており、屋根のほうを見上げて鳴いているのでした。私も屋根のほうをみてみると、白いふわふわの毛をした猫が気持ち良さそうに丸くなって寝ていました。どうやら、階下の猫は、屋根の上の猫に向かってしきりに呼びかけているようなのですが、屋根の猫は、おそらく聞こえているのに、まったく無視して、寝たふりをしている様子でした。その対比がなんだかおかしくて、少し微笑んでしまいました。夜、帰宅するときに、同じ場所を通りかかったら、あの豹柄の猫が毛づくろいをしていました。どうやら、質屋さんの飼い猫らしいです。首輪もしていましたし。今朝、屋根の上にいた猫は、友達か、はたまた、「想い人」なのか。いずれにせよ、質屋さんの猫は、まったく相手にされていないようです。最近、猫がますます好きになってきました。家の近くの大きな通り沿いにペットショップがあり、以前は、よく妹と動物を見に行っていたのですが、最近は、見てしまうと欲しくなってしまうので、ちょっと自制しています。実家で16年半、飼っていた黒猫が亡くなってから、もう8か月が経ちました。両親とも、とても寂しそうにしているので、もう少し経って、猫の一周忌が過ぎて、彼の思い出に一区切りがついたら、両親に子猫をプレゼントしようかと考えています。先日、母親にそんな話をしたら、「もう動物はたくさん! どこにも出かけられなくなっちゃう!」と言われましたが、私の見るところ、まんざらでもなさそうでした。きっと、子猫を連れて行ったら、「また、猫を連れてきて!」と愚痴を言うに違いありませんが、すぐに猫を可愛がり始めるものと思われます(以前に飼っていた黒猫は、もともと、大雨の日に、実家の庭に迷い込んで、ずぶ濡れで震えていたのを、私が拾ったのでした。彼は、私には全くなつきませんでしたが・・・。拾ってきたとき、母親は、ぶつぶつ文句を言っていたのですが、すぐに、私以上に猫を可愛がり始めました)。実家に猫が居れば、価値観の合わない両親と顔を合わせるのが苦手な私も、実家に顔を出すのが楽しみになると思いますし、一石二鳥です。あの両親に対抗するためには、とにかく丈夫で元気な猫が良いと思うので、アメリカンショートヘア(アメショー)か、ノルウェージャン・フォレストキャットを候補として考えているところです。また、猫の居る生活が戻ってくると思うと、今から、ちょっと楽しみです。
August 31, 2006
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今日もかなり涼しかったですね。すっかり過ごしやすくなりましたが、せっかく涼しさに馴染んだ頃に、また暑さがぶり返すと、身体がついていかないような気がします。今日は22時頃に帰宅しました。夕食にカツオのタタキを頂いたら、いつもより脂が乗っているような感じがして、食味が増していました。おそらく、もう「戻りガツオ」(夏の間、餌の豊富な三陸沖に北上していたカツオが、秋になると、また南下してくるのです)の時期が近づいているのでしょう。思わぬところで、またひとつ、秋の接近を知ることになりました。窓の外では、コオロギやカネタタキが盛んに鳴いています。夏の盛りには聞こえなかった虫の音です。ただ、私の子供の頃は、こうした虫の音が大きくなってくるのは8月の中旬頃でしたので、約2週間ほど、季節の移り変わりが遅れてきているのかもしれません。夕食を頂いたら、なんだか眠くなってしまいました。今日も、レポートを読まずに寝てしまいます。
August 30, 2006
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今日も不調が続いています。22時過ぎにオフィスを出て、23:30頃に帰宅しましたが、時間があるにもかかわらず、何もする気が起きませんでした。ただ、読みたいと思っていた官庁やシンクタンク(経済研究所のことです)のレポートや報告書などは、一通りダウンロードして、プリントアウトしました。結局、A4版で300枚くらいになってしまい、まだプリントアウトしなければならない資料が残っていたのに、少しうんざりして、残りは明日に回すことにしました。先日、オフィス用品の通販会社を利用して、A4の用紙を大量に購入しておいたのが役に立ちましたが、今度はトナーが危うい感じです。こんなにたくさんプリントアウトして、果たして、きちんと全部、読むのか、自分でも少し怪しい気がします(苦笑)理想形は、毎日、仕事を終えて帰宅したあとに1本ずつでもレポートを読了するようにして、土日はリラックスするために、経済レポート類ではなく、西洋史や国際政治の本を読む、というものなのですが、仕事をして帰宅すると、やはり脳神経がそれなりに疲労しているため、思考力を使うような本はなかなか読めません。さらに欲を言えば、ラテン語やギリシャ語を学んでみたいですし、子供の頃に母親から伝えられた、少し作法の崩れた茶道も、今一度、きちんと習いたい、などと思います。欲しいものもたくさんあります。買いたい本のリストを作っているのですが、いつも100冊くらいは溜まっています。全部買ったら、50万円くらいになるでしょうか。もっともっと知りたいのです。見たことがないこと、聞いたことがないこと、知らないこと、そういうことをひとつでも減らしたいのです。新しく何かを知ることは、他のいかなる事よりも、私にとって、楽しいものなのです。順位付けをすると、知識欲、食欲、睡眠欲、というランキングでしょうか。ここまで書いたとき、三番目のはずの睡眠欲が急に強まったので、そろそろ休むことにしたいと思います。
August 29, 2006
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今日も一日中、なんとなく身体が重かったです。いよいよもって不調です。こういうときは、しっかり食べて、早く寝てしまうのが一番です。急に涼しくなったため、体調が崩れたのは明白です。少し喉も痛くなってきた感じがします。夏風邪かなぁ・・・。エアコンにばかり当たっていたのがいけなかったのでしょう。自業自得です(笑)
August 28, 2006
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今日は、正午頃に起きた時点で、全身がだるく、不調を感じていました。結局、ずっと少し寝て、また起きて、まただるくなって寝る、という一日を過ごしてしまいました。急に涼しくなって、体調を崩しかけたのかもしれません。夜になって、ふと気がつくと、もう虫の声がかなり大きく聞こえるようになっていて、着実に夏は過ぎつつあるんだなぁ、と思ったら、なんだか、ふっ、と寂しくなってしまいました。夏休み自体はもう2週間も前に終わっているのに、やはり「夏」という季節が過ぎるのは、いまだに自分の中で寂寥感を伴うものなのだな、と改めて感じました。体調のほうは、先ほど1時間ほど、やや温いお風呂に浸かってきたら、かなり良くなりました。気を緩めず、しっかり健康管理していかねばなりませんね。
August 27, 2006
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↑ 虎屋さんの「ささ栗」。今日は、正午ごろに起きました。起きてすぐに、衣類やシーツ、タオルなどを洗濯機に入れて、洗濯を始めました。ただ洗濯機に入れるだけでなく、シャツ類は、襟や袖口、脇などの部分に、汚れ落としの洗剤を塗るので、なかなか手間がかかります。しかし、そうすることで、確実に衣類が長持ちするので、あまり汚れが目立っていないからといって、手を抜くわけにもいきません。それに、この作業をしていると、衣類をよく凝視することになるので、衣類の痛み具合などを認識することでぎるので、早めに手が打てるという利点もあるのです。少し汗ばんでしまったので、洗濯のあとはシャワーを浴びました。もともと入浴が好きなので、夏でも冬でもシャワー浴びると、本当にすっきりとリフレッシュした気持ちになれます。シャワーのあとで昼食を頂きました。紅茶とサンドイッチ、そして、野菜ジュースのゼリー(最近、とても気に入っています。お勧めです。暑い日にきっちり冷やしてお召し上がりください)です。最近、ずっとアイス・リキッドのコーヒーばかり頂いていたので、少し飽きてしまい、今日は紅茶にしてみました。もともと紅茶も好きなのですが、紅茶を頂くのは、よほど時間と余裕があるとき、と限定しているのです。もう少し気持ちの余裕が出てきたら、ウェッジウッドのティーポットや、シルバーのケーキスタンドなどを少しずつ揃えていって、土曜の午後にのんびりとアフタヌーンティーを楽しみたいものです。テーブルウエアには以前から関心があって、デパートに行くと、よく陶器売り場に行きます。英国のウエッジウッド、ロイヤル・ドルトン、ミントン、デンマークのロイヤル・コペンハーゲン、イタリアのリチャード・ジノリ、ドイツのマイセン、フランスのベルナルド、ジアン・・・。欲しいものばかりです。私が最も好きなのは、リチャード・ジノリの「イタリアン・フルーツ」という図柄の食器です。このデザインは、創業者のカルロ・ジノリ侯爵によって1760年代に創作され、今まで受け継がれてきたものです。美しく明るく、それでいて華美になりすぎず、自然で温かみのあるデザインなのです。ただ、陶器は安くはありませんし、きちんとメンテナンスを続けていかないといけないので、なかなか手を出すまでには至りません。アジアの陶器では、すっきりとした感じの韓国の白磁や青磁が好きです。とくに青磁は最も好きで、和食などを頂く際に、テーブルに青磁の小さな水差しがあったら、どんなに素敵だろうか、と、よく想います。日本の陶器は茶器が中心なので、それは改まって茶を頂く際には良いのですが、少し枯れすぎている感じがして、まだあまり熱を上げるほど好きではありません。さて、午後から、ベランダに出て、サトイモの手入れをしました。少し傷んできた葉を鋏で切り取る作業なのですが、1枚の葉が60センチ以上と大きく、茎も直径2センチほどになっているので、これらを細かく切り刻んで、また土に埋める作業は、なかなか手間がかかります。結局、1時間くらいかかってしまいました。まあ、今日は曇天で、強い陽射しがなかったので、作業を続ける気になれたのですが・・・。これで見た目もすっきりしましたし、陽射しが若い新しい葉に当たるようになり、新しい葉が育ってくるようになるので、植物にとっても悪いことではありません。そのあとは、室内に戻って、虎屋さんの季節のお菓子「ささ栗」(昨日買ってきたもの)を頂いて一服してから、芳香剤の詰め替えと、乾燥剤の入れ替え、そして、トイレのバイオ洗浄剤の入れ替えをしました。芳香剤は香りが強すぎない新茶の香りです。乾燥剤は、室内の湿気取りに使うもので8ヶ所に備え付けています。たしか2か月ほど前に入れ替えたばかりなのに、もう水が大量に溜まって入れ替えラインに達していました。今年の夏は雨が多かったので、やはり室内の湿度が例年以上に高かったのでしょうね。ひとしきり、家のメンテナンスを終えてから、本を読み始めました。杉崎泰一郎「ヨーロッパ中世の修道院文化」(NHK出版)です。中世の文化の発信地であった修道院の様子について、今まであまり知らなかったので、購入して読んでみることにしました。夕食は、スズキの塩焼き。夏が旬の魚です。独特の香りがあるので、人によっては好き嫌いがあるようですが、私は、その淡白な味が好きです。夕食後は、ロシアの作曲家ポロディンの歌劇「イーゴリ公」のCDを聴いていました。有名な「だったん人の踊り」という曲が含まれている歌劇です。とても美しい曲なのですが、歌詞は、故郷から連れ去られた人の望郷の念を歌ったものです。今日は、一日、のんびりと過ごしたような気がします。久し振りに充実した一日でした。
August 26, 2006
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↑ 虎屋さんの「稲葉の露」。中の餡は稲の葉を表す美しい緑色。今日は一日中、忙しかったです。夕方までに終えなければならない仕事があり、16時くらいから猛烈に忙しく、トイレに行く余裕もないほどでした。やっとの思いで仕事を終えたら、週末ということもあって、1週間の疲れがどっと出て、ひどく疲れた気分になってしまいました。帰宅して、ほっと一息ついて、薄茶と一緒に、虎屋さんの季節の和菓子「ささ栗」と「稲葉の露」を頂きました。妹が日中に赤坂の虎屋さんに行って季節の和菓子を買っていたのです。「ささ栗」は、黒い煉切(ねりきり)でつくった栗のまわりに、緑のいがに見立てたきんとんをつけたものです。創作された時期は明治40年です。 「実りの秋」に向けて、着々と栗が育っている様子をかたどったお菓子で、季節がまた移り変わろうとしていることを感じさせられます。「稲葉の露」は、緑色の餡の上に白小豆をのせ求肥(ぎゅうひ<薄いお餅>)で包んだ後、氷餅(こおりもち<冬季に餅を水に浸して凍らせてから細かく砕いたもの)を付けたお菓子で、稲穂に宿る露の様子を思わせます。創作された時期は江戸時代後半の安永年間(1772~1781)です。 どちらも非常においしく、疲れがかなり和らぎました。虎屋さんのお菓子は、私にとって、とても適度な甘さなので、最も好きです。もう1週間も経つと、9月。季節は少しずつ秋に向かって着実に動いていきます。涼しくなって、ほっとする反面、過ぎ行く夏を想って、少しもの寂しく感じ始める頃です。毎年、こうした季節の変わり目に体調を崩して風邪をひくことが多いので、私は自戒しなければなりません。睡眠を十分にとって、いつもより念入りに、うがいと手洗いを励行しようと想います。
August 25, 2006
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今日は、22時頃にオフィスを出ました。最寄り駅へと向かう電車の中で座席に座っていたら、つい居眠りをしてしまいました。最寄り駅に着く直前に目が覚めると、なんだか体温が激しく上がっているのを感じました。そして、下車して、エスカレーターに乗った瞬間から、激しく汗が噴き出し始めました。ヒトは寝ている間に体温が上昇する、と聞いたことがあるのですが、まさにそれを実感しました。帰宅して、すぎにシャワーを浴びて一息ついたら、ベランダの自動給水機の水が枯渇しているだろうということに気づきました。実は、今朝、出勤中に、「たぶん水が枯渇しているはず」と気づき、オフィスに着いたら妹に電話して、水をやるように頼もうと思っていたのですが、オフィスに着いた途端、そのことを忘れてしまっていたのです。慌てて、ベランダに出ると、案の定、サトイモの葉が、少しうなだれ気味になっていたので、夜間にもかかわらずベランダに出て、たっぷり水をやっておきました。もうすぐ週末です。あと一日、頑張って、週末はのんびりと過ごしたいものです。
August 24, 2006
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今日は、仕事を終えた後、かつての上司と飲みにいきました。オフィスの近くに新しくできた、比内地鶏(ひないじどり)の鶏料理のお店で、焼き鳥や竜田揚げなど、鶏尽くしのコースを頂き、ビールを3杯だけ飲んで、いろいろな思い出話をしました。そして、お店を出て、自宅のすぐ近くまで戻ってきたとき、突如として、猛烈におなかが痛くなりました。自宅に辿り着くまでのたった5分間のうちに、全身、汗びっしょりになりました。帰宅して、トイレに入り、30分ほど出て来れませんでした。ようやく痛みが治まったのですが、激しい疲労感と衰弱感があり、少しベッドに横たわっていたのですが、そのまま寝てしまい、目が覚めたら、3時過ぎでした。年々、ビールが身体に合わなくなってきたような気がします。ワインやシャンパン、シェリー、リキュール(を使ったカクテル)などでは、こんな変調は起こりません。それとも、夏の疲れが溜まっているのでしょうか。最近、少し身体を休めるつもりでベッドに横たわると、そのまま熟睡してしまう、という、良くないパターンが続いています。もっと規則正しい生活を心がけないと・・・・。
August 23, 2006
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今日は久し振りに忙しく、終電に近い時間にオフィスを出ました。なんだか今日は、朝から動物の気が立っているような感じで、「地震でもあるのかな」と思ってしまいました。朝、いつもの車庫の犬が、別に誰も通っていないのに、悲しげな鳴き声をずっと上げ続けていました。歩いてきた私と視線が合ったら、一瞬、鳴き止んだのですが、私の姿が見えなくなると、また鳴き始めました。いつも、滅多に鳴かない犬なので、ちょっと気になりましたが、「まあ、犬も鳴きたいような朝があるんだろう」と考えて、あまり気にとめませんでした。そして、夜、帰宅途中、最寄り駅から自宅までの間に、2地点で、猫の喧嘩の声を聞きました。こんなことは、今まで十年近く、この地域に住んでいて始めてです。そもそも猫の数自体があまり多くないのです。動物の話で思い出しました。私は、子供のころから、なぜか、アゲハ蝶に遭遇する確率が高いのです。しかも、普通のアゲハではなく、真っ黒の美しいビロードのような、そして立派な大きな大きな艶やかな羽を持ったカラスアゲハ(黒アゲハ)なのです。年に10回程度、蝶をみかけるとすると、そのうち9回はカラスアゲハなのです。しかも、いつも、突然、現れて、私の周りを2~3度、円を描くように飛んだ後、私を先導するように少しの間、前方を道なりに飛んでいき、突然、空高く舞い上がって、見えなくなってしまうのです。あまりにも、いつも同じようなパターンなので、とても不思議です。当然、遭遇する場所は、ばらばらで、実家の近くであったり、旅行先の山の中であったり、あるいは東京の住宅街の真ん中だったりします。見かけると、なんとなく、カラスアゲハにずっと見守られているような、そんな懐かしさすら感じてしまいます。子供のころ、そんな話を祖母に話したら、「それは、うちのご先祖さんかもしれないねぇ」と、祖母は微笑みながら教えてくれました。私は、当時から無神論者でしたので、そういう話を信じるつもりはなかったのですが、でも、なんとなく、良い話であるようには思いました。昔から、そういう話を聞かされて育ったので、自分の家のお墓には怖い気持ちはしません。つまり、子孫を静かに見守ってくれている先祖や、そういう話をしてくれた祖母がいる場所なのですから。お盆やお彼岸に墓参に行くと、そうした人たちに心の中で報告したりすることも多く、墓石と対面して手を合わせると、澄んだ気持ちになります。自然と先祖を敬い、今、自分がこうして元気でここにいることを感謝するような気持ちになります。もうひとつ「怪談話」をしましょうか。私が4歳のとき、私のことをとても可愛がってくれた祖父が脳溢血で亡くなりました。ちょうど正月2日で、箱根駅伝を見に行って、寒い中、何時間も立っていて、それから帰宅して、急に暖かい自宅に入った途端、脳溢血になったのです。祖父が亡くなって四十九日も経たないとき、祖父の家で、私は母や叔母たちと座敷にいました。私がふと、廊下をみると、祖父が廊下をいつものように歩いて、通り過ぎていきました。幼い私は、「祖父の死」をまだよく実感できていなかったこともあって、咄嗟に、「あ、おじいちゃんだ!」と言って、いきなり立ち上がって廊下に飛び出していったので、居合わせた親類はとても驚いたそうです。そして、その光景は、今でもはっきりと覚えていて、廊下を通り過ぎながら、私のほうをちらりとみて、いつもと同じように静かに微笑んでみせた祖父の表情を、今でも鮮明に覚えています。無神論者ではあるものの、そうした不思議な体験もしているので、自分としては、ちょっと複雑な心境なのです。もうひとつ。カラスアゲハの話で登場した祖母が亡くなった時のことです。祖母は明け方に入院していた病院で、トイレから帰ってきて、恒例のお茶を飲んでいるときに、やはり脳溢血で、ころん、と倒れて、そのまま亡くなりました。ちょうど祖母が亡くなった頃、私は、ずっと入院していた祖母が急に私の家を訪問する、という夢を見ました。そして、目が覚めて、「久し振りに祖母の夢を見たなぁ」とぼんやりと思っていたとき、病院から電話がかかってきたのです。母が電話をとり、「ええっ!?」と動転した声をあげたのを聞いて、私は「ああ、亡くなられたな」と直感しました。そして、電話を終えた母が、無言で私の部屋に入ってきたとき、私は、母が口を開く前に、「今の電話、おばあちゃんの病院からだったでしょ?」と尋ねたので、母は非常に驚いていました。祖父母には、それはそれは、とても可愛がられた私でした。「神」は「ヒトの造りしモノ」であり、決してどこにも存在しないけれど、「肉親の絆」というものは、もしかすると、何らかのかたちで存在するかもしれないな、と、時々、思うことがあります。
August 22, 2006
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今日は20時過ぎには帰宅していました。最近、早く帰宅できるようになりましたが、こんなに早いのも珍しいです。あまりにも早く帰宅しすぎて、一体、なにをして時間を過ごしたらよいか、わからなくなってしまいました。ここ何年か、いかに毎日、深夜まで働き続けていたか、自分でもそれを自覚できました。読書でもしようと思ったのですが、そこまでは気力が続かず、夕食のあと、ベッドにもたれてテレビを見ていたら、そのまま眠ってしまいました。目が覚めたら、0時近くて、ちょっと慌てました。目覚ましもセットしていなかったので、一瞬、「もしかしたら、お昼の12時まで寝過ごしてしまったか!?」と思ったのです。すぐに「そんな時間まで寝ていたら、いくらなんでも妹が起こしてくれるはずだろう」と思って、平静を取り戻しましたが、一瞬は「無断欠勤か!?」と思って、顔面蒼白になりました(笑)人間、慣れないこと(=著しく早く帰宅すること)はするものではないな、と、しみじみ感じました。さて、今度は本格的に寝ようと思います。
August 21, 2006
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今日は正午頃、起きました。カーテンを開けると、激しく明るい青空が広がっていたので、今日も暑くなりそうだと直感しました。寝ている間に汗をかいたような気がしたので、起きて早々にシャワーを浴び、爽快な気分で一日が始まりました。いつもようにサトイモに水をやり、順調に生育していることを確認。アシタバは、新しい柔らかい葉が2株も出始めたので、妹の指示により、近日中にそのうち1株を収穫して、味噌汁の具として使うことになりました。そのあとは、なんとなくやる気が起こらずに、だらだらとテレビを見てしまいました。15時頃、妹がフルーツヨーグルト(バナナ入り)を差し入れてくれました。少しおなかが空き始めていたので、ちょうど良いタイミングでした。少し日が傾いてきたら、活動的な気分が出てきたので、洗濯や部屋の中の掃除に着手しました。洗濯は、昨晩のお風呂の残り湯を使います。ただし、「すすぎ」だけは、さすがに水質の悪くなった残り湯は使わずに、水道水を使います。多少でも、下水に流す水の量が減れば、それだけでも環境にはプラスになるそうですし、水道料金の節約にもなります。最近、水の重要性について、よく考えさせられます。経済成長の結果、工業用水や家庭用水の需要が増え、世界的に水資源の不足が深刻になってきており、水資源を巡る紛争も増えてきています。わが国は、降水量が多いので、一見、水不足には縁遠いと思われがちですが、「農産物」や「工業製品」といった、水の利用によって生産されるものを大量に輸入しているため、結局は、世界的な水不足の影響を免れることはできません。水不足がこうした輸入品の価格上昇を招き、わが国から海外への輸入代金の支払いを増やします。高度な技術を用いた付加価値の高い工業製品の輸出代金や、海外の工場や債券・株式に投資した資金の収益(利子や配当金の受け取り)は、こうした輸入代金の支払いで減殺されますので、輸入代金の支払いが増えていけば、わが国のマクロ経済(景気)にも影響が及ぶのです。ただ、悪いことばかりでもありません。輸入品の価格が上昇すれば、今は人件費などのコスト面で割り負けている国産品には、プラスに働きます。輸入品から国産品へのシフトが円滑に働くのであれば、一時的に悪化した経常収支バランスも、回復に向かうでしょう。むしろ、豊富な降水量を誇るわが国は、水利用コストの低さを武器に国際競争力を高めることすら可能かもしれません。現在進んでいる地球温暖化は、日本の降水量を大幅に増やす半面、大陸内陸部や赤道付近を乾燥化させると言われています。そうなると、現在は急激な経済成長が続いている中国やブラジルなどは、経済成長に伴う水需要の増加と降水量の減少のダブルパンチを受けて、水不足に苦しむことになりかねません。そのうち、「水」そのものが、現在の原油、鉄鉱石、銅、大豆などと同様に、「国際商品」として商品取引所で取引される時代が来るのかもしれません。経済は、こうした複数の要素が、お互いに影響しあってダイナミックに動いているので、分析するのが面白いのです。こうした「頭の体操」はほどほどにして、夕方からは新聞記事のチェックを始めました。最近、1週間分の新聞を週末に再チェックして切り抜き対象の記事を選ぶようにしています。毎朝、15分程度をかけて、ざっと新聞を読んでいますが、週末に再度、じっくりと読み直すことで、読み落としていた記事に気づいたり、記事の内容を落ち着いて読んで、そのインプリケーションや、他の記事との関連性、あるいは先行き予測を考えることができるようになります。何週間分も溜めてしまうと、とにかく急いでチェックしなければならない、ということばかりに気が向いてしまい、こうした「ゆっくり考える時間」がとれなくなってしまうことに、最近になって気づいたのです。今日の新聞記事のチェックは、結局、2時間近くかかって、つい先ほど終わりました。これから、ゆっくりと温いお風呂に半身浴で1時間ほど入って、のんびりと考え事をすることにします。至福の時間です。月曜日以降も、暑くなりそうです。頑張って乗り切らないといけませんね。
August 20, 2006
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今日は9時過ぎに起きました。昨日の日記に書いたように、コンタクトレンズも外さないまま寝てしまい、目が覚めてから慌ててレンズを外しました。やはり目には良くなかったみたいで、しばらく目の前がかすんだような状態でしたが、大事には至らず、1時間くらいでもとに戻りました。起きてから、ゆっくりと新聞を読み、フルーツヨーグルトを頂きました。今日のヨーグルトは、ぶどう入りです。自分でぶどうの皮をむいて、種を取り除いてヨーグルトに入れただけなのですが、なかなかおいしかったです。そのあと、少し本を読んだりしていたら、すぐにお昼になってしまい、今度は、妹の作ったトマトのモッツァレラ添えを頂きました。モッツァレラは、イタリア南部で作られる水牛の乳のチーズです。日本で販売されている「モッツァレラ」の大半は牛乳製なのですが、私の家では、チーズ専門店から水牛乳製のモッツァレラを取り寄せています。明らかに味が違うのです。牛乳製もおいしいのですが、少し味が薄いというか、深みがないというか、やはり水牛乳とは違うのです。モッツァレラはトマトと一緒に頂くと、非常においしいので、私の家では軽い昼食を済ませるときに、よくこのメニューが出ます。トマトが冷えていて、そこにモッツァレラのクリーミーな味がフィットして、いつもようにおいしく頂けました。これで、モッツァレラはすべて食べ切ってしまったので、いつもチーズを買っている新橋のチーズ専門店「フェルミエ」さんにネットで追加注文を出しておきました。先日、箱根で頂いておいしかったデザートワインに合うチーズも欲しかったので、フランスの「ロックフォール」も注文しておきました。モォッツァレラは、イタリアから定期的に航空便で運ばれてくるので、次回の入荷は8月30日です。今から非常に楽しみです。午後からは、ベランダの自動給水機に水を補充し、サトイモの手入れをしました。枯れてきた葉を切り落とし、細かく切って天日に干して、カラカラに乾燥させたあとで、また土に埋めて肥料にします。葉にも世代交代があるようで、新しい葉が出てきて2週間ほど経つと、古い葉の劣化が激しくなってくるのです。サトイモの茎はますます太くなって、葉はとうとうベランダでは収まりきれなくなって、少しだけベランダの外にもはみ出してきています。あまり大きくはみ出すと、階下の住人のご迷惑になる可能性があるので、少しカットしないといけないなぁ、と思い始めました。それでも、やはり大きく大きく育っていくのを見るのは、とても楽しみです。サトイモの大きな葉が絶えず水分を蒸散しますし、朝夕2回、自動給水機から十分な量の水が散水され、一部はプランターの底からも流れ出るので、ベランダの温度は確実に少し下がっていると思います。生育の遅れていたオクラも、ここにきてどんどん成長しています。やはり、市販の夏野菜と同じように、6~7月の長雨で生育不全気味だったようです。市販の夏野菜も、最近になってようやく生育が回復し、価格が平年並みに下がってきたようです。ベランダから周囲の家の屋根にふと視線を回してみたら、近所の三階建ての住宅(というより小さな住居ビル)の屋上に青いビニールプールが出されていて、その隣りのデッキチェアにお家の方が寝そべっておられるのが見えました。なんとも気持ち良さそうでしたが、反面、暑くないのかなぁ、とも思いました。ビニールプールは毎夏、登場し、そこのお宅の小さな子供の夏の楽しみになっています。なんとも微笑ましい光景です。もっとも、今日、デッキチェアを使っておられたのは、そこのお家のご主人でしたが(笑)ベランダから戻ると、また読書をしました。まだ読み切っていないので、書名と内容を書くのは控えます。夕方になっても、まだまだ暑くて、いまひとつ、やる気が起こりません。夕食には、トウバンジャン(豆板醤)入りのビリ辛の炒め物を頂きました。夏野菜がたくさん入った辛い料理は、ほんとうに夏の日の宝物のような気がします。夕食後は、ずっとテレビを見ていました。以前からかなり関心を持っていた中央アジアの「グルジア共和国」についての番組など見ました。西欧・東欧などについては、ある程度、知識が蓄積されてきたのですが、中央アジアについては、まだまだ知らないことがたくさんあります。しかし、この地域も、日本にとっては、非常に重要なエリアだと思うのです。私は、もっともっと学んで、たくさん知識をつけなければいけません。木曜日あたりから心配していることがあります。大切な友達からの連絡が途絶えているのです。最近、少し疲れ気味だったようなので、この暑さで体調を崩されているのではないか、と心配になっていました。私のほうからメールを差し上げるのは初めてなので、迷惑にならないかと、かなり躊躇したのですが、思い切って、メールを送ってみました。お返事が届くまで、実はとてもハラハラしていたのですが、お返事が届いて、ほっとしました。しかし、やはり、体調を崩されておられたことがわかり、とても心配になりました。でも、私にできることは、本当に本当に限られているのです。励ましてあげることくらいしかできません。お返事を返そうと思ったのですが、もうかなり遅い時間だったので、「お休み中だったら起こしてしまうかも・・・」と思い、明朝、お返事を差し上げることにしました。自分には、ほかにできることはないのか、と、少し悲しくなりました。ゆっくり休まれて、早く回復されることを心から祈念しています。
August 19, 2006
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↑ 虎屋さんの羊羹「水の宿」(みずのやどり)。金曜日は、20時頃にオフィスを出て、帰宅途中にロイヤルホストに寄って、カレーを食べました。お店に入るとき、「夏休み期間中だし、かなり混んでいるかな」と思っていたのですが、さほど混んでもおらず、壁際の広い椅子(ソファー?)の席に案内されました。今日は激しく暑く、オフィスを出るときから、できるだけ辛いカレーを食べたいと思っていたので、オーダーはそんなに迷わずにすぐに決められました。ロイヤルは、おそらく企業の方針なのでしょうけれど、従業員の方が丁寧なので、安心できますね。今日のウエイトレスの方も、とても丁寧で、好感が持てました。オーダーしたのは、スパイシーキチンと夏野菜のカレーで、激辛でした。オクラやピーマン、カボチャといった夏野菜がとてもおいしかったですね!スパイシーチキンも、適度な辛さでおいしかったです。最近、ビーフやポークよりも、チキンのほうが好きになってきました。もちろん、ビーフやポークも嫌いではないのですが、「並」のビーフやポークを頂くくらいなら、上質のチキンを頂くほうを選ぶようになりました。セットになっていたビシソワーズ(ポテトの冷製スープ)も良かったです。ビシソワーズは、私の好物のひとつなのです。夏だけのお楽しみです。先日、テレビで、スペインの夏野菜を使った冷製スープ「ガスパッチャ」を取り上げていましたが、なかなかおいしそうでした。冷製スープは、素材の品質や鮮度が味にストレートに現れてしまうので、ごまかしがききません。それだけに、鮮度の高いものしか使えず、それゆえにおいしいのです。夏は、こうした冷たい食材も良いですね。以前、真夏に、青山のフレンチレストラン「ジョエル」に伺ったとき、スープとして供されたのが、コンソメのゼリーでした。コンソメと言えば、温かいスープしか念頭になかった私にとって、このゼリーは、衝撃的でした。そして、温かいスープとはまた違った味や食感を心ゆくまで堪能したものでした。さて、食事を終えて帰宅したら、妹がテレビで映画をみていました。中世フランスの騎士をテーマにした「ROCK YOU」という映画で、中世史が好きな私は、ついつい見入ってしまいました。歴史考証上、「おや?」と思われる場面もたくさんありましたが、娯楽映画なので、そんな細かいことには目くじらを立てる必要はありません。ただ、ひとつだけ気になったのは、時代設定が百年戦争当時のフランスで、エドワード王子(1376年没)が登場しているのに、「イタリアに攻めてきたトルコ人から少女を救い、その貞操を守った」という発言が出てきたことです。イタリア南部の町であるオトラントに、オスマン朝トルコ帝国軍が攻め込み、住民の大半が虐殺されたのは1480年の出来事です。映画が製作されたのは2001年で、9.11以前ですので、反イスラム的な意図はないとは思うのですが、ちょっとだけ気になりました。映画そのそものは、ちょっと荒唐無稽でおもしろかったですよ。なんとなくサッカーのワールドカップを想起させるような設定や演出が目立っていて、ところどころで笑ってしまいました。見終わった感想としては、「やはりアメリカ映画だな」と思いました。「出身地や出身階層にとらわれず、自分が努力をすれば、社会的立場を上昇させることができる」という理念が色濃く投影されたもので、それは、ひとつの真実です。見ていて悪い気持ちはしないですし、「自分も頑張ろう」という前向きな気持ちになれるものです。こういう前向きな明るさが、アメリカ人の良いところのひとつですね。映画をみたあと、虎屋さんの羊羹「水の宿」(みずのやどり)を頂きました。青い琥珀羹(錦玉羹)で海を、そして、白い道明寺羹で波頭を表した、いかにも涼しげな羊羹です。青い羊羹というのも珍しいのですが、道明寺羹の粒々とした食感がとても心地よく、少しだけ冷やして頂いたら、もっとおいしかったな、と思いました。そのあと、ネットなどをしていたら、一週間の疲れが出てきたらしく、少しだるくなったので、ベッドに横になって、考え事をしていました。次に意識が戻ったのは、土曜日の朝9時でした。コンタクトレンズも外さないまま、寝てしまったのです。非常に目に悪いですし、エアコンも点けっ放しだったので、喉や口の中も渇いていました。気をつけなければいけません。それでも、やっと週末です。ほっとします。
August 18, 2006
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ようやく「社会人」としての仕事のペースが戻ってきて、妙な疲れを感じなくなりました。今日は、仕事も比較的順調で、平穏無事な一日でした。通勤電車はいつもと同じ程度の混み具合になってきて、多くの社会人にとっての、「夏」が終わったことを知らせてくれています。今、窓の外では、低く雷が鳴り始めています。夜中の雷は、台風などの大気の乱れによるもので、これもまた「夏の終わり」のシンボルです。学生の頃には、こうした「夏の終わり」を感じると、そこはかとなく寂しくなってしまって、胸の底がきゅーんと締め付けられるような孤独感を同時に感じたものなのですが、今は、むしろ、季節がまた巡り移ろうことへの期待のほうが勝ります。このように書いているうちにも、雷の音は少しずつ大きくなってきています。さすがに大雨の中を出勤するのは大変なので、朝までには小降りになっていて欲しいものです。
August 17, 2006
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昨日、本日と、朝、出勤するときに雨が降っていて、帰宅するときには雨が止んでいる、という天候が続いています。お盆休みのおかげで、電車が激しく空いているため、湿度が高いにもかかわらず、快適に通勤できています。今日は、朝から都心に外出したのですが、いつもは満員になるはずの地下鉄がそこそこ空いていて、ベビーカーにお子さんを乗せたお母さんが乗っておられました。普段の通勤時間帯には、まず絶対にみられない光景です。少しだけはしゃいでいる小さな子供の声が、ちょっと新鮮に感じられました。そんなに激しく仕事は忙しくなかったのですが、帰宅すると、すぐに激しい眠気に襲われます。昨晩などは、帰宅してから、ちょっとだけ身体を休めるつもりでベッドに横になったら、本格的に熟睡してしまい、目が覚めたら、朝の4時でした。PCも電灯も点けっ放しでしたので、起き出して電灯を消したりしていたら、本格的に目が覚めてしまい、今度は寝付けなくなって苦労しました。そして、ようやく、うとうとしたとき、夢を見ました。海岸近くのショッピングセンターと思われる場所を一人で歩いていて、ラーメンが食べたくなって店に入ったのですが、どういうわけか、店を間違えて、隣接する「鮮度の高い刺身を食べさせてくれる店」に入ってしまったのです。しばらく店違いに気づかなくて、しかも、客の前にはかなり大きな深い皿(どんぶりに限りなく近い)が出されるのです。いよいよ料理が提供されるときになって、目の前のどんぶりに砕いた氷がざらりと入れられ、その上に生きのよい、非常においしそうな白身の魚の刺身がたくさん盛られ、私は息を呑みました。そして、慌てて壁に貼られている「お品書き」を仰ぎ見ると、たった一品だけ、「おつくり」(刺身の別名)と書かれているではありませんか。私は、鮫の皮が張られた小さな「おろしがね」で、美しい緑色の「本わさび」をちまちまと擦りおろし、「幸運な店違いだったな」と思いつつ、嬉しそうに箸を伸ばした途端、どこからかトルコ行進曲が大音量で聞こえてきて、目が覚めました。いつも寝るときに枕もとに置いている携帯電話の、目覚ましアラーム用の曲がトルコ行進曲なのです。目覚めた直後は、近来、稀に見るほど、激しく激しく不満感が残りました。「呑気にわさびなんか擦りおろしたりせず、早速、刺身に箸をつけておけばよかった」しかし、しっかり目が覚めて、冷静になってから考えてみると、「夢の中で刺身を食べていたら、一体、どういう味を感じることになったのだろう?」と、そちらのほうが激しく気になりました。しかし、あの刺身は、とてもおいしそうでした。あれは、どうみても、ヒラメ、タイ、キス、カワハギ、アイナメなどの高級魚でした。ブリやカツオ、マグロなど、色の濃い刺身は含まれていませんでした。氷の上に、半透明の美しい刺身がたくさん盛られているのは、壮観ですらありました。考えて見れば、最近、飽きるほど刺身を食べたことがありません。一種の禁断症状かもしれません。昨晩の教訓を生かして、今晩、刺身の夢を見たら、ただちに箸をつけることにしたいと思います。
August 16, 2006
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今日は、一日中、なんだか忙しかったです。それでも、仕事そのものは、極めて順調で、とくに問題もなかったので、比較的早めにオフィスを出ることができました。ただ、やはり休み明けでペースが戻っていないせいか、そこはかとない疲労感を感じています。私がオフィスに復帰するのと入れ替わりに、世間はお盆休みに入ってしまったので、通勤電車はガラガラで、極めて快適でした。いつもこんなに空いていたら良いのに、と思ってしまいました。お昼に食事に出る前、資料を取りに行く振りをして書庫に入って、正午の黙祷をしました。今日は、忘れてはいけない日です。政策決定者は、その決定によって、多くの国民の生活に多大な影響を与えてしまうのですから、できる限り正しい決定を下す義務があり、そのためには、「リアリズム」(現実主義)を常に失わないことが要求されます。誤った政策運営によりバブル経済を生み出してしまった経済官僚が厳しく批判される一方、たくさんの人命や国富を失わせた戦争指導者が、「あの当時はああするしか仕方なかったんだ」という「論理」で弁護されるのは、平等を欠くものと思うのです。「誤算」によって多くの国民の人生を変えてしまった「結果責任」を問われねばならない、という点は共通のはずです。あの惨禍は、なぜ引き起こされてしまい、そして、本当に止められなかったのか、きちんと考えてみる必要があるでしょう。私は軍事マニアではありませんが、あの敗戦の真の原因は、「補給」の軽視にあると思っています。食料、弾薬、武器といった「消耗品」をいかにスムーズに供給するか、という点は、前線での軍事攻撃の陰に隠れて忘れられがちですが、補給がなければ攻撃はおろか、守備すらできません。それなのに、旧日本軍では、「補給」の重要性がきちんと理解されていませんでした。仮に、「補給」の重要性が正確に理解されていれば、補給ルートをむやみに四方八方に伸ばすような自滅的な戦略は採られなかったでしょうし、そもそも当時の輸送能力では補給ルートを維持することも危うかったのですから、到底、開戦に踏み切れなかったはずなのです。経済学的に考えると、補給、すなわち「生産要素」(資本、労働力、土地)が不足している状況下、「精神力」(イデオロギー)という極めて定量化しにくくかつ不確定なファクターを「生産要素」として過大にカウントして「事業」を開始したわけで、これは「放漫経営」の典型と言えます。イデオロギーだけでは飛行機も飛ばないし戦車も動かないのです。そうしたリアリズムが当時の指導者には欠けていました。あるいは、日露戦争での勝利、という「成功体験」の「囚人」(プリズナー・オブ・サクセス)になっていたことも原因かもしれません。これも、企業経営が失敗する典型例です。そうそう都合よく、米軍の主力艦隊が団子状にまとまって日本近海の1ヶ所に集結したりすることはないのです。「日本海海戦の再来」という「二匹目のドジョウ」はいないのです。それにもかかわらず、戦前の海軍兵学校の図上訓練では、仮想敵国の艦船がフィリピン方面からまとまって北上してくるものとされ、それを一撃で叩き、有利に講和に持ち込む、という戦術シミュレーションが教えられていたのです。あるとき、図上訓練に参加していた若い士官が教官に尋ねました。「一撃で撃滅できずに取り逃がしてしまったり、あるいは、そのたった1度の海戦で敗北したらどうなるのですか?」教官は答えたそうです。「それまでだ。その後はない」こうしたリアリズムに欠けた状態で、この国は開戦してしまったのです。指導者の怠慢と言わざるを得ません。彼らの責任は重いのです。
August 15, 2006
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今日は、夏休み明けの出勤日でした。そして、私は、大停電に遭遇しました。家を出る直前、朝のNHKニュースで、新宿・世田谷あたりが停電しているらしい、と報道されていたのですが、私の自宅はぎりぎり停電地域に含まれていなかったので、これほどの広域停電になっているとは知らないまま、家を出ました。最寄り駅に着いてみると電車は動いていたのですが、車内アナウンスで、とんでもない事態になっていることを知りました。乗り換え駅に着いてみると、駅の照明は消えていて、構内は真っ暗でした。私鉄も止まっていたり、あるいはダイヤが大幅に乱れていて、振替輸送もままならない状態でした。駅は人で溢れ返っていて、携帯電話もなかなか繋がらないありさまでした。その場でしばらく待っていたら、電車の運行が再開されたのですが、前の電車がつかえている、ということで、途中駅で長時間停車したりして、結局、オフィスには30分近く遅刻して到着しました。これでもまだマシだったようで、お台場へ向かう新交通システム「ゆりかもめ」は、駅間やレインボーブリッジで止まってしまい、乗客が次の駅まで歩いたり、エレベーターの中に人が閉じ込められたり、信号が消えたり、はたまた、東京証券取引所の「日経平均株価」を算出している相場報道機関のコンピューターがダウンして、「日経平均株価」が公表されなくなる、といったことまで起こったようです。たった1か所の送電線が切れただけで、これほどの大事故になるわけですから、地震が発生して、複数箇所でトラブルが発生したら、もはや想像できないほどの大混乱が起こることでしょう。私たちの生活がいかに電気に依存しているか、ということを改めて再認識した一日でした。首都圏では、今後30年以内に70%(50年以内には90%)の確率で、阪神大震災クラスの震災が発生すると予想されています(文部科学省地震調査研究本部長期評価による)。本日の停電は、その「予行演習」のような感じでした。この教訓が震災対策に生かされることを期待したいと思います。
August 14, 2006
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今日は9時ごろに起きました。生活リズムを整えないと、明日からの通勤に差し支えるので、これでも早めに起きたつもりです。午前中は、新聞記事のチェックを続けて、お昼過ぎに終わらせました。結局もなんとなく空腹を感じなかったので、昼食の代わりに自家製のフルーツヨーグルトを頂きました。午後は、トイレの掃除と、便座カバーなどの洗濯。これも、休み中にやってしまいたかったことのひとつなのです。そして、葉書やダイレクトメールや金融機関からの手紙(書類)などを、今年の初めから溜めていたので、すべてシュレッダーにかけました。個人情報の保護には、幾ら神経質になっても、神経質過ぎることはない、と思っいるので、こうした、自宅の住所や姓名が書かれている書類は、すべて、パーソナル・シュレッダーで裁断してからゴミに出すことにしています。シュレッダーは一度にたくさんの紙を裁断できないので、何回にも分けて裁断していたら、結局、3時間以上かかってしまいました。さすがに少し疲れてきた頃、妹が、おやつに枝豆を茹でてくれました。塩味が利いていておいしかったです!子供の頃から、枝豆が大好きで、いつも父親の晩酌の肴として出されていたのを、横取りしていました(笑)今でも、枝豆は、私にとっては、ビールのつまみではなく、独立した、ひとつの夏の食材なのです。家では、私は、ほとんどアルコールをたしなみません。ワイン、シャンパン、シェリーなどを少し頂くことはありますが、家に帰宅してまでビールや日本酒を飲みたいとは思わないのです。こうしたお酒は、宴席で頂くので、自分にとっては、それで十分なのです。もともと、アルコールについては、あまり良い思い出がありません。よく父親が酔って帰宅して、そのだらしない姿を見て育ったので、どうしても無意識に自制心が強く働いて、宴席でも酔い乱れるまで飲むのは好きではありません。どうしても飲まなければならないときには、酔いが回ってくると、すぐノンアルコール飲料に切り替えてしまいますし、万一、体調の加減で酔ってしまった場合には、醜態を他人に見せるのは、絶対に嫌なので、散会するまでは必死で平静を保ち、家に帰宅してから、酔いが醒めるまで一人で過ごします。それなのに、「酒の肴」系の食材は大好きなのです。なんとなく矛盾していますね(苦笑)さて、日が翳ってくると、ベランダのサトイモなどに水をやりました。また新しい葉が生えかかっていて、すくすく元気に成長しています。もう茎の根元は、直径20センチほどの大きさになりました。きっと土中のお芋は、大きく大きく育っていることでしょう。今から収穫が楽しみです。そのあとは、夕食まで読書を続けていました。今日読んだ本は、堀江義人「天梯(てんてい)のくに チベットは今」(平凡社)です(チベットは高地にあるので、天に至る梯子<はしご>にたとえられ、「天梯」と言われることがあります)。著者は朝日新聞上海支局長を勤めた方です。チベットは、中国の中でも、民族的・宗教的に異質性が強く、中国の領土になったのは第二次大戦後になってからです。それまでは、ダライ・ラマというチベット仏教の最高指導者が政治的にも統治する「政教合一」の国でした。中国軍がチベットに進駐して、ダライ・ラマがインドに亡命してから、もう何十年にもなります。そうした歴史的経緯があるので、中国の指導部は、チベットが分離独立に走らないよう、非常に神経を使っており、チベットの経済開発のためのインフラ整備(道路、鉄道など)は、採算度外視で進められているようです。たしか6月初に、チベット(中国語では「西蔵」と表記します)と青海省を結ぶ「青蔵鉄道」が開通して、初めて「中国」と「チベット」の間に鉄道が開通しました。この鉄道、途中で富士山を上回るような高地を通るため、そのままでは乗客が高山病になってしまうので、航空機と同じような密閉式の車体になっているそうです。この、中国にとっては、最も神経を使わなければならないチベットが、今、中国の経済発展の中で、どのようになっているのか、という現状をレポートしたのが、この著作なのです。非常に詳しく書かれているので、なかなか読みごたえがありました。チベットについては、最近、もうひとつ、ニュースがありました。中国とインドは、チベット付近の国境線を巡って軍事衝突したことがあり、それ以来、ヒマラヤの峠を通じる通商路が閉鎖されていたのですが、たしか6月末に、約50年ぶりに通商路の閉鎖が解かれ、中国とインドのヒマラヤ経由での交易が再開されたのです。インドと中国の緊張緩和が進んだためですが、今でも両国の国境線は未画定の地域が多く、緊張関係が完全に解消されたわけではありません。対インドの関係でも、インドと接するチベットは、中国にとって、これからも極めて神経質にならざるをえない要地であり続けるでしょう。本を読み終えた頃、夕食になりました。私の好きな辛味の強いカレーです。非常に美味でした!夏はやはりカレーがおいしい季節ですね。カレーを食べたばかりなのに、今度は、野菜のたくさん入ったタイのグリーン・カレーが食べたくなってしまいました。明日、帰宅途中に食べてこようかな。もう数時間で、私の夏休みは終わります。これから、またハードな日々が始まりますが、11月の連休まで、なんとか頑張って駆け抜けたいと思います!
August 13, 2006
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↑ 昨日買った虎屋さんの「花扇」。今日は、ゆっくり惰眠を貪っていたのですが、激しい雷鳴と振動で目が覚めました。カーテンの隙間から空を眺めると、稲光が激しくきらめいて、とても美しかったです。頻繁に、あちこちの避雷針に落雷しているようでした。あまりに雷鳴が大きくて、座っていると床からも空振が伝わってきました。もう眠気が失せてしまったので、起きて、洗濯を始めました。そろそろ通常の生活に復帰する準備をしないといけませんね。休暇に入ってから、新聞すら読んでいなかったので、溜まっていた新聞のチェックも始めました。その間、コーヒーゼリーを頂いたのですが、やはり美味でした!最近、アロマ・ドリップ(水出しコーヒー)にも関心があるのです。文字通り水でコーヒーを抽出するのですが、お湯と異なり、抽出は6~8時間を要します。ただ、熱で失われてしまう「コーヒー本来の自然な甘味」が残されるので、濃くてほのかに甘くて、風味の高いアイス・コーヒーを愉しむことができます。オランダ領東インド諸島で始まった飲み方なので、「ダッチ・コーヒー」と呼ばれることもあるそうです。その器具(ガラスの器に銅製のドリッパーがセットされていて、レトロな感じ)が1万4千円前後で売られていて、今、最も欲しいもののひとつです。ただ、今月は、旅行や書籍代など、いろいろと出費が多かったので、ドリッパーは来月まで我慢です。もうひとつ欲しいものは、アイスクリーム製造機(ソルベマシン)です。そんなに大規模なものではなく、材料を入れて、冷蔵庫に格納しておくと、自動的にかき混ぜてくれる、という製品です。もちろん、材料は自分で作るわけですが、この機械があれば、いろいろなソルベ(シャーベット)を作ることができます。先日、アイスクリームのレシピを買ったので、ちょっと、自分で作ってみたい衝動に駆られています。コーヒー、キャラメル、マンゴーなどのフルーツ、アスパラガスやゴボウなどの野菜を素材にしたアイスクリームは、とてもおいしそうに見えます。妹からは、「ご飯すら炊かない人が、まずアイスクリームから手がけようなんてね」と冷たく笑われていますが、食事とお菓子は別物、だと思うのです(笑)さて、夕方、雨が上がったので、ベランダに出たら、もう空が晴れていて、夕焼けが現れていました。気温も下がっていて、なんだか爽やかな気分でした。これから、新聞のチェック作業を継続します。また後で更新します。
August 12, 2006
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↑ 虎屋さんの「西瓜」(すいか)。今日は9時頃に起きました。今日も好天でしたので、今日はどこかに外出しようと思いました。午前中は本を読んだりして、日が傾いて暑さがピークを越えてから外出することにしました。13時頃にお店に電話を入れて、お菓子のお取り置きをお願いして、16時頃に出かけました。お盆の入りとあって、電車の中では平服の男性や家族連れの方もたくさん見かけましたが、スーツ姿の男性も多くみられ、今日が平日であることを実感しました。こんなふうに平日に平服で都心を歩くのは、ちょっと不思議な感じがあります。地下鉄を乗り継いで赤坂見附に行き、いつものように青山通りを歩いて虎屋さんに行きましたが、いつもより少し人出が多いような気がしました。やはりお盆休みのせいなのでしょうね。虎屋さんでは、季節の和菓子の「西瓜」(すいか)と「花扇」(はなおうぎ)、そして、季節の羊羹の「青柚の香」(あおゆのか)を買いました。「西瓜」は、文字通り、スイカをかたどったお菓子で、タネに見立てた小豆入りの紅羊羹を、緑の琥珀羹で縁どったものです。「花扇」は、扇をかたどった白琥珀の中に、赤い桔梗の花型の羊羹を浮かべたお菓子です。見た目もとても涼しげです。「青柚の香」は、黄色と緑色の二色の羊羹で、黄色の煉羊羹には熟した黄色の柚子を、緑の煉羊羹には蜜漬けして刻んだ青い柚子の果皮が入っています。いずれも夏らしい意匠で、とても気に入りました。帰り道、ビルの間から日暮れの太陽がみられました。こんな風景も、もう久しく見ていない気がします。そして、17時過ぎの時間帯には、こんなにたくさんの人が歩いている、という事実にも、ちょっと驚きました。平日は、17時~18時の時間帯にオフィスの外にいることは全くないのです。なんだか、これまで、いかにハードな毎日を過ごしていたのか、改めて再認識できました。これからは、支障がない限り、週に一度くらいは早くオフィスを出るようにしてみよう、と思いました。おそらく、べったり長時間の残業を継続していると、仕事自体が惰性に流れてしまい、視野が狭くなるし、アイデアも浮かびにくくなるのではないか、と思うのです。やはり、生活の流れにアクセントをつけないといけないような気がしてきました。帰宅してからは、のんびりと読書して、お菓子を頂いて、そして、NHKの「迷宮美術館」という番組を見ました。もともと絵を見るのは好きなので、仕事が今ほどハードでなかった頃には、日曜日に少し早起きして、教育テレビの「新・日曜美術館」を欠かさずに見ていました。近世の印象派などの絵画も好きですが、中世のブリューゲルの寓意性に富んだ絵や、中世オランダ史そのものを体現したようなレンブラントの絵も好きです。最近、以前に比べて一段と中世への関心が強まったような気がします。以前の日記にも書きましたが、冷戦終結後の「現代」は「新しい中世」と称されることも多いのです。多くの類似点と多くの相違点があり、とても興味深いのです。そして、中世から近世へと、時代が動いた原因についても、もっと深く知りたいと考えています。現代が「新しい中世」なら、いずれ「新しい近世」にも移行するときが来るはずですから。中世を終わらせたひとつの原因は「価格革命」だと言われています。新大陸の銀がヨーロッパに持ち込まれた結果、物価が上昇し、工業製品の価格上昇が生産者を潤し、工業への投資を拡大させ、「工場」の成立を促したわけです。翻って、最近の一次産品(原油、石炭、木材、農産物、海産物など)の価格上昇も、一次産品の産出・生産国への富の流れを確実に太くするはずです。一次産品の産出国は、発展途上国であるケースが多いのですが、これらの国々が、一次産品から得た富を、どのように生かして近代化(「工業化」を「近代化」と同一視するならば、の話ですが)を進めていくのか、今、非常に興味があります。そして、今や、一次産品の主要な輸入国(消費国)となった中国が、いつまで成長を続けられるのか、という点も関心があります。付加価値の低い生産物を低コストで生産できる、というメリットを武器にして成長してきた中国ですが、賃金も上昇傾向にありますし、そのうえ一次産品の価格上昇によって原料コストが上がってきたとき、技術開発などによってコストを低減できるようになっていかないと、さらにコストの安い途上国(ベトナム、ミャンマー、ラオスなど)に生産拠点が逃げる可能性があります。あるいは、より高い付加価値の生産物を供給できるようになっていく必要があるのですが、そのためにも技術力の向上は不可欠です。そうした努力を中国も模索しているのですが、知的所有権(特許権など)の整備が実質的に進んでおらず、違法な模倣製品が溢れており、また、先進国には「中国は技術移転の対価を払わない」(いろいろな理由をつけて「技術を接収する」)という警戒感があるため、必ずしもスムーズに技術力の向上は進んでいません。あるいは、今も注目されているインドは、本当に何も弱点はないのだろうか、とも考えます。確かに理数教育に力をいれ、IT産業を中心に経済成長してきたインドですが、製造業については、あまり振るっていません。農業など第一次産業中心の経済が、「工業化社会」を経験せず、いきなりIT、流通、不動産、金融など第三次産業の中心の経済に、スムーズに移行することが可能なのか、という点は、経済学でよく言われる「発展段階説」の観点からも強い興味があるのです。そんなことをぼんやりと考えながら、テレビを見ていました。お休みもあと2日。良い休暇だったと言えると思います。
August 11, 2006
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今日は、7時に起きました。不燃物のゴミ収集日で、前夜に少し部屋の掃除をして、不燃物をまとめておいたので、それをゴミ出しするため、早起きせざるを得なかったのです。そのあと、二度寝しようとしたのですが、なんだか目が冴えてしまったので、そのまま読書の態勢に入りました。途中、ベランダのサトイモやオクラやアシタバに水をやったのですが、それ以外は、食事の時を除いて、深夜5時まで、ずっと本を読み続けました。今日読んだ本は、以下の9冊(上から8冊は山川出版社、最後の1冊は新潮社)。・紙屋敦之「琉球と日本・中国」・岸本美緒「東アジアの近世」・糟谷憲一「朝鮮の近代」・浪川健治「アイヌ民族の軌跡」・小松香織「オスマン帝国の近代と海軍」・柴宜弘「バルカンの民族主義」・梅村坦「内陸アジア史の展開」・桃木至朗「歴史世界としての東南アジア」・芸術新潮8月号「韓国 未知の美と出会う旅」 いつも西洋史の本が多いのですが、今日はAsia Dayになってしまいました。 新しい知識がまたたくさん増えました。 そうすると、そこから派生して、さらにまた知りたいことが出てくるのです。 私は本を読み始めると止まらないので、時間が豊富にあるときには、ほかの事は一切止めてしまって、読書だけに集中するようしています。 これだけ読んでも、まだまだ未読の本が山積みになっています。 芸術新潮は、買い忘れない限り、毎月読んでいます(しばらく気持ちの余裕がなくて読んでいなかった期間もありますが・・・)。 今月の特集を読んで、また韓国に行きたくなりましたよ。 過去に公用で韓国に10日間出張したとき、ソウル市内の各所で食事をしたのですが、いずれもおいしくて、韓国料理がさらに一段と好きになりました。 最もおいしかったのは、参鶏湯(サムゲタン)でした。鶏肉の中に、朝鮮人参やナツメなどを詰めて煮込んだ、夏バテ防止の料理なのですが、スープがおいしくて、いくらでも食べられそうでした。 宮廷料理のお餅もおいしくて、ただ、日持ちしないので、日本に帰る飛行機に乗る3時間前に買って、成田に着いたら、その足で実家に行って、家族で頂いたものでした。 そんなことを思い出しました。 今度、長めの休暇が取れたら、ソウル食べ歩きの旅でもしてみようかな、と思いましたが、一方で、あちこち慌しく観光するのは好きではないので、やっぱり、国内のリゾート地でゆっくり時間を過ごすほうが合っているかな、とも思いました。 まあ、韓国料理は、東京でも食べられますし(笑)。おいしかった激辛の冷麺、あると良いのですが・・・。 結局、窓の外が明るくなり始めた頃に、やっとベッドに入りました。
August 10, 2006
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今日は10時頃に起きて、11時過ぎにテレビの中継にあわせて黙祷をしたあと、午後から外出しました。大学時代の指導教官と、彼が役員を兼務している某研究所のオフィスの近くで、久し振りに会いました。教官もそろそろ定年までの年数を数える時期に差しかかったようで、「最近、学生が孫のようになってきて、あんまり強く叱れないなあ」と苦笑していました。その席で、教官からその研究所への転職を打診されました。良い条件だったのですが、私は今の職場で、やりたいこと、経験したいこと、見てみたいことがまだたくさんあるので、お断りすることにしました。こんな良いお話は二度とないかもしれませんが、あと10年は転職などしたくないと思っていますし、その間に、また何冊か本が書ければ、研究実績が積み上がるので、転職時に不利になることはないだろう、とも思いました。その後、友達と赤坂で会って、懐石料理のお店「たつむら」さんで夕食を頂きました。お店の近くの和菓子屋さんの「塩野」さんにはよく行くのですが、「たつむら」さんは久し振りに訪れたので、お店の場所を忘れかけていて、一瞬、ひやりとしました。嶺岡豆腐(ミネオカドウフ<大豆の味が濃厚な自家製豆腐>)、ホワイトコーン(真っ白な生のトウモロコシですが、甘くて非常においしいです!)、稚アユの飯蒸し、アワビの刺身、ハモの梅肉あえ、イセエビの鬼殻焼き、タチウオの焼きもの、岩カキのしゃぶしゃぶ、殻付きウニ、タラバガニのカニ飯、デザート(杏あずき<私はこれが好きです>、メロンなど)など十二品を頂きましたが、いずれもおいしく絶品でした。個室を予約しておいたので、のんびりといろいろなことを話せました。あまりにのんびり過ごしてしまったので、帰りにお勘定を忘れてお店を出てしまい、お店の方も何もおっしゃらなかったので、1分ほど歩いたのですが、そこでお店の方が気づいて慌てて走ってこられて、私もハッと気づきました。危うく食い逃げしてしまうところでした(笑)食べ切れなかったカニ飯を折に詰めて頂いたので、自宅で妹にお土産として渡しておきました。なんだか今週は、おいしいものばかり頂いているような気がします。
August 9, 2006
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13日の午後、NHKのBSハイビジョンで、「ビザンチン帝国」三部作が放映されます。いろいろ試行錯誤した結果、我が家のテレビでは、BSハイビジョンを視聴できないことが判明しました。ビザンチン研究を続けてきた者として、痛恨の極みです。。。。受信料もBS料金も欠かさず払っているのに、この仕打ち。。。。おのれ、国営放送局め。。。。この日記を読んでくださっておられる方の中に、BSハイビジョンを視聴・録画可能な方はいらっしゃらないものでしょうか?録画されたテープをお譲り頂けるのでしたら、テープの実費だけでなく、虎屋さんの高級和菓子を謝礼としてお付けしますので、どうぞお助けください!!!
August 9, 2006
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雨の芦ノ湖の写真です。ホテルの窓から撮りました。写っている船は、芦ノ湖の遊覧船で中世ヨーロッパのスウェーデン国王(三十年戦争前期のグスタフ・アドルフ)の御座船を復元したものなのですが、なぜか名称は「海賊船」(苦笑)このあと、写っている山の峰々から霧がたちまち立ち上り、そのうち立ち上った霧が上空の雲と一体化して、不思議な光景に変りました。考えてみれば、霧も雲も水蒸気なので、結合しても別におかしくはないのですが、地上から霧が垂直に伸びて雲と繋がっていく様子は神秘的な感じがしました。雨の日には、雨の日にしか愉しめないものがあります。
August 8, 2006
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今朝は6時に起きました。こんなに早い時間に起きたのは、もちろん、露天風呂に朝から浸かるためなのです。ステップも軽く露天風呂に向かったのですが、扉を開けた瞬間、豪雨が降っているのを目の当たりにしました。部屋ではカーテンを閉めたままにしていたので、降雨に気づかなかったのです。がっかりしながらも、露天風呂に隣接する大浴場で、1時間近くものんびりとしてきました。ジャグジーを背中一杯に当てていたら、かなり肩凝りが緩和されたような気がして、時々、「ふーーーっ」と深い満足の溜息を漏らしていたのですが、そのうち、ふと、「これでは、年寄りの湯治と同じじゃないか」と気づいて、人知れず苦笑してしまいました。やっぱり、足が伸ばせるお風呂は良いですね。舎宅の浴室は狭いので、自然と両足を抱え込むような姿勢で入浴することになり、なんだか、甕棺(カメカン)に葬られている弥生人のような気持ちになります。浴場から戻ってくると、普段の休日、こんな時間に早起きすることはあり得ない私が、部屋から忽然と姿を消していたので、家族がちょっと驚いていました。「お前が早起きするから豪雨が降るんだ」的な因縁付けは勘弁してもらいたいものです(苦笑)そして、普段は軽くしか食べない朝食を、今朝だけはしっかりと摂るため、階下のレストランに向かったのですが、コンチネンタル形式(つまりバイキングですね)であるにもかかわらず、供された料理が、実にきっちりと調理されていることに、半ば感動しました。茄子のマリネや豆腐ステーキなどは、単品でディナーの前菜に出しても遜色ない出来栄えでした。定番のポテトフライやベーコンも上出来でした。コーヒーもきちんとフレンチローストで煎れられていました(ホテルによっては、たとえアメリカンだとしても、まるで紅茶と見間違わんばかりの薄いコーヒーを朝食に出すケースがあります)。非常に満足できる内容だったので、朝食にもかかわらず、食べ過ぎてしまいました。こんなことは、久し振りです。食事中、家族で話し合って、豪雨の中を出歩くのも疲れるので、今日は電車の時間ギリギリまでホテルに滞在することにしました。チェックアウトの11時までは、引き続き部屋でNHK教育テレビを見ていました。傑作だったのは「えいごりあん」という番組で、妙にテンションの高い米国人(コメディアン?)が登場するのですが、これでは小さい子供は単純に「外国人=テンション高い」という図式を信じ込んでしまわないか、と思いました。鷹揚(あるいはルーズ)な米国人やイタリア人はともかく、(個人の性格にもよりますが)英国人やフランス人にこうした図式で接すると、きっと痛い目に遭うことになります。英国人やフランス人には冷たくあしらわれることでしょう。とくにフランス人(とくにパリ市民)は、どこか京都の老舗の誇りある旦那衆のような感じなのです。京都の方がご覧になっていらしたら申し訳ありませんが、フランス人も、他国人が妙なことや垢抜けないことを言ったとき、ちょっと小首をかしげて、あさってのほうに眠そうな眼差しを泳がせながら、「ちぃーと違うなぁ・・・」(訳:全然、違いますね。勉強し直して来てください)というようなことをよく言います。ちなみに、ビジネス小噺(こばなし)に、こういうものがあります。問:ヨーロッパの三大ナショナル・スポーツとは?答:フランス人の意地悪、イタリア人の泥棒、スペイン人の嘘つき。イタリアはとくに南部に行くほど窃盗犯やひったくり、スリが多く、旅行者が狙われます。スペイン人は、のべつまくなしに嘘をついている「ほら吹き男爵」のようではなく、「自分がどうやってもできないことなのに、できる、と確信を持って答えて約束し、結局、約束を守れない」というケースや、相手から詰問されたときに責任逃れのために嘘をつく(例:仕事をやっておいたか?と問われて、やっていないとき、「やったんだけど、書類がどこかに行ってしまった」などと平気で答える)ケースが多いのです。その他の番組では、お笑い芸人の光浦さんが日本語の正しい使い方の番組にレギュラーとして出ていたり、NHK大阪制作の番組では、小学生向けに効果的なプレゼンテーションの技法(新入社員研修などで教えている内容に近い! 思わず見入ってしまいました)についてレクチャーしていました。さて、11時にチェックアウトしたあと、ホテルのロビーで応接椅子に座って優雅に新聞を読み、お昼近くになってから、ホテルのレストランのランチ・バイキングに行ったのですが、これまた、料理の品質が非常に高いのです!中でもローストポークはとてもおいしく、私は2回も取りに行ってしまいました。タイの刺身やカツオのたたき、ローストビーフ、ビシソワーズ(ポテトの冷たいスープ)、鶏のクリーム煮など、その他の料理もとてもおいしく、ランチ、あるいは、バイキングで供される食材のレベルを遥かに超えていました。価格的にも、むしろ安価なほどであり、コスト・パフォーマンスは著しく良いものでした。きっと、今後、家族旅行で箱根に行ったとき、2日目は、今日と同じパターンで行動するようになるだろうな、と思いました。それほど、充実した内容だったのです。この箱根町の「箱根ホテル」(箱根の超高級ホテルである「富士屋ホテル」の系列ホテル)は、眺望・サービスともに良く、料理もおいしいほか、ワインのセンスが秀でているので、当家の家族旅行でよく利用していたのですが、さらにグレードアップしていました。ランチの支払いのとき、昨晩のディナーで頂いたデザートワインがとくに気に入ったので、名称を尋ねておきました(帰宅して、すぐに楽天で注文してしまいました)。あまりにぎりぎりまでホテル内に滞在して、ゆっくりランチを頂いていたので、箱根湯本行きのバスに乗り遅れそうになったり、そのバスが雨天のために少し遅れて、小田急のロマンスカーの発車時刻が接近して、車内でハラハラさせられたりしましたが、結局、無事に帰宅できました。久し振りにのんびりと上質の時間を堪能しました。満足。
August 8, 2006
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箱根は好天。暑いくらいでした。ただ、お盆休み前なので、電車も空いており、その点は極めて快適でした。早めにホテルに入って、ぼうっとテレビを見たりして、のんびりしていました。NHK教育テレビの番組が、かなりシュールまたはファンキーであるのを知って、おもしろかったです。そうでもしないと、子供の視聴者には見てもらえないのかもしれませね。そして、出演者が、意外と有名人だったりするのも驚きでした。NHKはギャラは安いのですが、国営機関でレギュラー番組を持たせてもらうことで、ご本人は「社会的認知」を受けたような気持ちになるのかもしれませんね。夕方になって涼しくなってきたので、芦ノ湖畔を散歩して夕日を眺めました。ゆっくり夕方の景色を眺めるのは久しぶりです。夕食はフレンチを頂きました。マグロと夏野菜のテリーヌ、イトヨリ鯛のポアレ(アサリのリゾット添え)、ポークのロティ(エスカルゴバター添え)、そしてデザートにはチーズ(ミモレット、ブリ・ド・モー、ロックフォール)を頂きましたが、いずれも美味でした。家族は、タラバガ二と小エビのシャルロット仕立て、ヒラメのポアレ、デザートにはオレンジのピュレを頂きましたが、こちらも全て美味だったようです。 11月に訪れたときに比べて、シェフの腕が上がったように感じました(あるいはシェフが交代したのかもしれません)。以前は、「おいしいけれど、パンチに欠け、印象に残りにくい」という感じでしたが、今回は、違いました。食事の途中から花火が見え始めました。本日が最終日だそうで、水面にも映って、非常に美しかったです。 部屋に戻ってからは、テレビでスペインの中世史の番組を見ましたが、歴史の見直し(レコンキスタは「キリスト教徒の領土回復運動」ではなく、キリスト教徒、イスラム教徒が入り混じった、単なる領地争いであり、キリスト教徒の領主の下で、イスラムの兵士が改宗することなくそのまま働くことも普通にみられた。キリスト教徒によるイスラム農民への脅迫<金を払えば家を焼かないで見逃してやる、という類のもの>も頻繁に見られた)が行なわれつつあることを知り、大いに驚きました。中でも驚いたのは、レコンキスタの功臣としてスペインを代表する有力貴族となった騎士が、通史では、スペイン北部出身のカトリック教徒とされていたのに、その貴族の子孫が古文書を整理していたとき、実は、北アフリカ出身のイスラム教徒だったことが判明した(しかも、故国に小麦まで仕送りしていた)という話でした。通史は、後世の為政者によって捏造・歪曲されている可能性が常に付きまとうため、完全に信じてしまうのは、やはり問題なのですね。テレビを見ていたら遅い時間になってしまったので、部屋の浴室を使ってから休みました。
August 7, 2006
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今日は、これから箱根に旅行に行きます。涼しいと良いのですが・・・。のんびり楽しんできます!
August 7, 2006
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今日は、8時に起きました。いつもより早起きですが、それは黙祷をするためなのです。歴史的事実として認識し、その被害の甚大さを知っていたつもりだったのですが、60年前の出来事について、「数字としての被害」しか知っていませんでした。昨年、偶然、中国新聞社(広島の地方紙)のホームページを見ていたとき、爆心地に住んでいた方々や、爆心地で作業に出ていた女学生(今の学制では中学1~2年)の、ひとりひとりの写真と、あの朝、どういう会話を肉親と交わし、そして何をしているときに亡くなったのか、という最期の様子が詳しく掲載されているのを知りました。みんないつもと変らぬ朝を迎えておられたのですね。社会人の方は職場に市電で職場に向かい、家に残った女性の方たちは家事をしていました。当日、市の南部で夏祭りが予定されていて、学校から戻ったら、お祭りに行こうと話し合っていた少女たちもいました。それを知ったとき、急に、「歴史的事実」や「被害者数」では表されないもの、言い方は悪いですが、「これは他人事ではない」と思ったのです。この国では、戦後の政治情勢の「負の遺産」として、平和を語ると、「左がかっている」(左翼的)と言われる傾向があります。私は、現政権(あるいは与党)の強い支持層なのですが、それでも平和の大切さについて、思いを新たにする必要を感じています。今日は、午前中は、あちこち掃除しました。トイレは、まだバイオ洗浄剤の効きが悪いようでした。もうしばらく様子をみてみようと思います。午後からは、読書、手紙(ダイレクトメールを含む)の整理、そして、昼寝。。。時々、エアコンを休ませて、自然の風を感じたりしていました。夜は、ぼんやりとテレビを見ていたのですが、大河ドラマで山内一豊の幼い一人娘が、地震で亡くなる場面を見てしまい、涙が止まらなくなりました。こういう場面、とても弱いのです、私は・・・。妹にも「いい歳して、ドラマで泣くなんて」と呆れられました(苦笑)そして、これから、ゆっくりと温いお風呂に入ってきて、のんびりした一日を終えようと思います。
August 6, 2006
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今日は10時に起きました。今日は何もしないでのんびりしようと思っていたので、洗濯だけすることにしました。ゆっくり新聞を読み、あとは読書。午後になってベランダをみると、サトイモの葉がしおれていたので、慌ててベランダに出て給水機を確認したら、もう水がなくなっていました。給水頻度を増やして、また、一回あたりの給水量も増やしたため、予想外に水の減り方が早かったようです。慌ててサトイモにたくさん水をやり、給水機にも水を補給しておきました。一部の葉は少し枯れてしまったので、そういう葉(4枚くらい)は鋏で切ってしまいました。これも捨てずに、日に干した後、土に埋めて、肥料にするのです。1時間後に見てみたら、残った葉はすっかり立ち上がって元通りになっていたので、とりあえず一安心しましたが、これからは、念のために、毎朝、給水機を確認しておくことにしました。午後には、コーヒーゼリーを頂きました。新しく入手したブレンドのアイスリキッドを使ったのですが、非常にマイルドでおいしくできました。夕方からは、本を読んでいたのですが、つい、寝てしまいました。あとは、テレビをぼうっと見たり、本を読んだりして、まこ怠惰な一日を終えました。
August 5, 2006
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今日は、いよいよ休暇前の最終日です。とにかく、いろいろ処理しなければいけないことが多くて、非常に疲れました。結局、終電で帰宅しましたが、帰り道は、著しく解放感を感じていました(笑)今日は午前中に外出したのですが、オフィスに戻る電車で、つい寝てしまい、危うく乗り越すところでした。いつも思うのですが、日中の電車は、意外と混んでいるのですね。夏休み期間中なのに、意外と学生の方が多いのが目に付きました。皆さん、いろいろと用事があって、そんなに暇でもないのでしょうね。私の学生時代は、夏休みは、なにもすることのない暇な時間でした。課題のレポートなどを終えてしまうと、あとはすることもなく、本を読んだり、昼寝したり、それはもう、大層、贅沢な時間の過ごし方をしていました。大学に進むと、夏休みにもそれなりにいろいろな用事があって、学校に行く機会が増えました。1~2年生の頃は、課題のレポートを仕上げるために、資料を探しに図書館に行ったり、採っている科目で夏合宿があったりするケースがあり、たいてい合宿中にディスカッションが予定されていたので、その準備をしたり、また、入っていた経済学の研究サークルでも夏合宿でディスカッションが予定されていたり、下級生の勉強を指導したりすることになっていたので、その準備をしたり・・・。そして、たまたまキャンパスで久し振りに友達と、たまたま会うと、そのまま飲みに行ってしまったり(笑)2年生の夏は、レポートがたくさん課されていて、合計10本くらい書かなければならず、なかなか大変でしたね。3年生になると、ゼミ合宿の準備が厳しくなってきて、また、指導教官の仕事を手伝うために、教官に手紙を書いてもらって他大学の図書館に行って資料を探したり、官庁に行って資料を渡してもらったりしていました。4年生の夏は、就職活動が早く終わってしまったので、ひたすら卒論の準備のため、電算センターにこもって、データの入力・整備をやっていました。8月に入ると、さすがにキャンパスは閑散としてきて、とくに電算センターは人がほとんどいない状態になります。そんな中で、共同論文執筆者の私と友達が、ただ黙って、延々とデータを入力していくのです。聞こえるのは、キーパンチの音と、降り注ぐような蝉の声だけ。電算センターのある三田の丘は、意外と木が多いので、夏は蝉がうるさいほど鳴きます。データを入力したら、シミュレーションを回してみるのですが、これがなかなか思い通りの結果にならないのです。どうしてこんな結果になってしまったのか、うんうん考えて、別のデータを探してきたり、あるいはロジックを組みなおしたりして、気がつくと21時になってしまい、センターが閉まるので追い出されます。仕方なく、学校の近所の中華料理屋(23時まで開いている)に行って、友達と話し合ったり、それでもどうにも結論が出ないときには、ファミレスに移動します。昼間は、とにかくセンターの開いている時間にできるだけ計算処理しておかないといけないので、こうした推敲は、どうしても深夜にならざるを得ません。時には、先輩(院生または助手)に夜中に電話をかけて、アドバイスを頂いていたりしていました。当時、私たちの深夜の電話攻撃を受けていた先輩たちは、今では、新聞に有識者としてコメントが載ったり、書店で本が売られていたり、あるいは政府の審議会の委員になったりしています。お盆の時期は電算センターも休止なので、この期間には、同じく就職の決まった友達と遊びに行ったりしました。友達の別荘が箱根湯本にあったので、そこに数人で行って、のんびりと過ごしました。食事はすべて外食(作れる人間がいない・・・)で、コンビニでいろいろと買いこんで、一晩中、ボードゲーム(モノポリー)などをやったりしていましたね。モノポリーは、よく個人の性格が現れますね(笑)サークルは4年生になると、とくに仕事もなく、「ご隠居」的立場になるので、また、「肉体労働」からも解放されて、後輩の議論を聞いて、好きなことをコメントしていれば良いので、非常に楽でした。夜の飲み会では、いろんなことを相談されたりしましたね。私たちが下級生だった頃、先輩は非常に遠い存在で、口をきくのも憚られるほど、雲の上の存在でした。それで、あまり話す機会も持てなかったので、自分たちが上級生になったら、もっとフランクに話せるような存在になろうと考えていたのです。そんな、遠い昔のことを、いろいろと思い出しながら、深夜に自宅に戻りました。
August 4, 2006
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今日は、夏休み直前なので、とにかく忙しかったです。久し振りに終電で帰宅しました。オフィスの外に出たとき、湿気を含んだ夜風に触れて、「ああ、花火の空気だ」と思いました。子供の頃、こんな湿った夜風に吹かれながら、よく花火をしたものでした。夜になって外に出る、という非日常性がたまらなく刺激的だったのを記憶しています。乗換駅のところまで来ると、盆踊りの音楽が聞こえてきました。近くの公園で開催されているようです。今日は、気温もぐっと上がり、いよいよ真夏になってきましたね。私は、明日、なんとか乗り切れば、お休みです。
August 3, 2006
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今日は、退職する同僚の送別会でした。中華料理のお店で、ひととおりコースを頂きました。私が幹事だったのですが、選んだお店が非常に好評で、ほっとしました。最近、同僚が、ちらほら、と退職しています。それなりの不満と覚悟があるのでしょうが、私自身は、絶対に辞めないつもりでいます。不満はあるのですが、とにかく耐えて耐えて、環境が変わって陽が差すまで、生き残り続けるつもりでいます。辞めるのは簡単なのです。しかし、戻ってくるのは、至難の技なのです。不可逆的あるいは非対称的なのであれば、よくよく思案しなければなりません。私は、まだ、この組織で、見たいこと、聞きたいこと、経験したいこと、が、たくさんあります。辞めてしまっては、そうしたことを経験できる機会を、ほぼ永久に失うことになります。それが、あまりにも残念なのです。すべてを見聞きし、壇ノ浦で入水した平知盛のように「見るべきほどのことは見つ」(見るべき価値のあることは、すべて見尽くした)という心境にならなれければ、辞めたくありません。貪欲なのでしょう。そして、知識欲というものは、決して満たされることの無い渇きのようなものであるような気がします。ですから、きっと、私は、命の燃え尽きる最後の瞬間まで、知識をひとつでも増やしたい、と思い続けることでしよう。
August 2, 2006
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今日は、涼しいと言うか、肌寒いような気候でしたね。出勤するとき、いつもの車庫の犬が、今朝はとても元気に立ち上がっていて、遠くから私が近づくのをみて、尻尾を激しく振って大歓迎してくれました。犬のすぐ近くを通ると、嬉しそうに「ンゥォーン」という甘えた声を出されてしまい、なんだかちょっと嬉しかったです。この程度の気温が、犬にとっては、適温なのかもしれませんね。ただ、毎日のように気温が激しく上下すると、体調を崩しやすくなります。幸い、私は元気なのですが、オフィスでは風邪気味の人がちらほら見られていました。あと3日で夏休みです!!小学生のように、指折り数えて待っています!
August 1, 2006
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