あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2005年09月09日
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カテゴリ: 鉄道
先日、出張で福井へ行ってきましたが、出張の最寄り駅が普通列車しか停まらない駅なので、特急から普通列車に乗り換えました。

来た列車はこの写真の列車。ごらんください、どうも正面の顔が微妙に大きくないですか? 比較対象がないのでそんなものかなーって思うかもしれませんけど。実はこの車両は元々寝台電車だったのです。ちょうど今、東京~出雲市・高松間に「サンライズ出雲・瀬戸」が運行されていますけど、その車両の先祖のようなものですね。

この車両は、国鉄の581・583系として1967年に誕生(私と同い年!)し、夜は寝台列車として昼は特急列車として(特急といっても向かい合わせ固定のシート。シートの間隔は広いけど)使用されていました。車内は天井を高くして、通路を真ん中にとり、その両側に3段の寝台スペースがあるというレイアウトとなっていて、昼間はその寝台スペースを格納するというなんとも手間のかかるシステムとなっていました。
誕生以降、九州方面や東北方面へ多くの列車が運転されていましたが、新幹線の延伸や新しい車両の登場によって1985年頃からこのように普通列車の車両に改造されてしまいました。

普通列車への改造は寝台スペースは格納されたままで、つり革や網棚を追加設置し、出入口ドアを増設(元々は1箇所だけ)し、出入口付近は乗り降りしやすいようにロングシートにしたり、座席を撤去したりされています。
それでも、車内は基本的には寝台電車当時のままで、高い天井と間隔の広いシートはそのままです。

冒頭の「正面の顔が微妙に大きい」理由は、この車両が元々高い天井が特徴の寝台電車だったからなんです。
このような奇妙な車両は九州や東北でもみられたのですが、新しい車両の導入によりこの北陸を除いて全て姿を消してしまいました。

この車両は国鉄581・583系改め、419系と呼ばれています。元寝台電車ですので大柄で鈍重な形をしており、北陸本線においてはしばらくは活躍するみたいですが、普通列車に改造されたときに足を遅くした(モータの出力を抑えたらしい)のと、出入口のドアの幅が狭いことからちょっと足手まとい気味とのことです。







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最終更新日  2005年09月09日 21時06分51秒
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