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昨日のブログの続きです。(すでに、この書き込みで3回目。何回フリーズしたら気が済むんじゃ、ボケPC!)
鉾田駅に着いて、一旦駅の外へでてみました。鉾田駅は木造の懐かしい駅舎でした。「カシテツを救え」の手作りポスターはここにもありました。
さて、鉾田駅ではもう一つ懐かしいものを見つけました。私の年代よりも上の方は懐かしいのではないでしょうか。下の右側の写真をご覧ください。正式名称はしらないのですが、切符を手売りしている駅でよく見かけた設備です。昔は切符といえば硬い「硬券」とよばれるものでしたので、この設備から一枚一枚駅員さんが切符を取り出して日付を入れる装置にガッチャと通せば、はい切符のできあがりでした。
↑ 木造駅舎の鉾田駅 ↑ 懐かしいでしょ?
写真はちょっと写りこみが激しくて左側が見えにくいのですが、おわかりになりますでしょうか。
あまりに懐かしかったので、鉾田駅から隣の駅までの切符を記念に買いました。こういう切符もなかなかみかけなくなりましたね。
↑ 硬券の乗車券 なかなか貴重ですよ
そうこうしているうちに、折り返しの列車の出発時間になりました。再びキハ601に乗車して、鉾田駅を出発!
↑ 鉾田駅に停車中のキハ601
再び田園風景や北浦を眺めながら石岡駅へ戻りました。天気がよくて、沿線にはカメラを構えたファンが大勢いました。エンジン音を響かせながらのんびり列車の旅は、あくせくした現代の中ではかなり贅沢な旅なのかもしれないなって思っていました。
約1時間の乗車で石岡駅へもどってきました。キハ601はすぐに折り返して鉾田へ走って行きました。ファンのとっては再び走行風景が写せるし乗車することもできるし、うれしいですよね。
↑ 石岡機関区で休むキハ714 ↑ 駅貼りのポスター
ところで、この鹿島鉄道にはキハ601以外にも人気のある車両があるんです。それはこの上の写真のキハ714です。この車両は1957年に製造されて北海道の夕張鉄道で活躍、同鉄道の廃業・バス転換(現在は夕鉄バス)に伴って1977年に移籍して来ました。車体側面の広告がうっとうしいのですが、毎月第二土曜日に定期的に運行されていて、人気を集めているとのことです。
また、鹿島鉄道を訪れるファンや観光客に強い味方のフリー切符もあるんです。下の写真の「鹿島鉄道一日フリーきっぷ」というもので、値段は1100円。石岡~鉾田間の運賃が1050円であることを考えると、かなりお得です。土曜日と休日に限り発売されているとのことです。
それにしても、ファンに人気のある車両の運行やフリー切符の販売など、涙ぐましい努力をして何とか少しでも収益を上げようという会社側の努力を感じずにはいられませんでした。
↑ 今回使用したフリーきっぷ ↑ フリーきっぷの駅貼りポスター
鹿島鉄道のホームからJRのホームへつながっている跨線橋へ向かって歩きながら、地元利用者のためにもなんとか廃止は免れて欲しい、って思いながら歩いていました。ちょっと感傷にひたりながら・・・。
って思っていたら、次に見かけた車両で噴き出してしまいました。工事車両のようですが、なんじゃこりゃ?
↑ エルフの横で笑っているなぞの工事用車両 いったい何者?
青いエルフの横にいるこの口を開いたお目々ぱっちりの顔の車両は何?
「ガハハ! また来いよ!!」
っていわれているようでした。
久しぶりに行った東京でしたが、いろんな発見とか懐かしい光景、おいしい物も食べられたし、古くからの友だちにも会うことができた。
仕事はしんどかったけど、それ以上に収穫のあった出張だったと思います。
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