あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2009年08月12日
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カテゴリ: 政治
 衆院選に向けて、応援政党の表明を目的に立ち上げた「首長連合」の橋下徹大阪府知事と中田宏横浜市長は11日、大阪府庁で会見し、自民、民主両党の衆院選マニフェストを評価した結果、地方分権や政権運営システムなどの面で、民主党を高く評価するとの「宣言文」を公表した。全国知事会の評価は民主より自民が上で、橋下知事は当初、「知事会の結論に従う」としていた。ところが、結論は逆になっており、政党関係者の間で波紋を呼びそうだ。

 会見では、中田市長が首長連合の基本姿勢について「根本的に中央集権システムを改めることこそが、国の諸課題を解決する基本中の基本と考えている」と強調。そのうえで「民主党は政権交代というエネルギーを一気に活用して国のあり方を変えることに踏み込もうとしている」と評価した。橋下知事は「今、必要なのは政治的なリーダーシップを発揮できる政権運営の仕組みを作ること。この点を重視した結果、民主党の方が上になった」と自民との違いを強調した。
 今後の民主への選挙応援について、知事選で自民と公明の支援を受けて当選した橋下知事は「個人単独の支持表明はしない。天下分け目の大決戦の総選挙で自民、公明の応援をしないというのが僕の精いっぱいの判断。完全な裏切りだと思う」と"背信行為"を認めた。その一方で、「民主のマイクを握ることもできない」とした。
 首長連合は、橋下知事ら2人と、東京都杉並区の山田宏区長、松山市の中村時広市長、神奈川県開成町の露木順一町長の計5人が参加している。

 各政党の衆院選マニフェストをてんびんにかけてきた橋下徹大阪府知事が最後に出した結論は「民主党支持」だった。自ら「全国知事会の結論に従う」としながら、民主支持を打ち出したのは見方によっては「ブレた」ともとれ、民主への"追い風"を計算し「勝ち馬に乗ろうとした」との批判も。橋下知事は「勝ち馬に乗ろうとしたわけではない」と訴えたが、知事の真意はどこに・・・。

 11日夕、大阪府庁で行われた首長連合の会見。「個別の政策では民主と相いれない部分は多々ある。あくまで(地方分権に関する)政策支持なので」と橋下知事は時折うつむきながら神妙な表情で会見に臨んだ。
 府議会では知事与党の自公を評価しないことで生じる府政運営上の不都合について問われると「あるでしょうね。議会からいろいろ言われるだろうが、その時々に対応していきたい」。
 「民主が政権を取る可能性を考慮した判断なのか」との質問には、「客観的に見るとそうとられるかもしれない」と認め、「うそくさいと思われるかもしれないが、どちらが国の形を変えうるかで判断した」と強調した。ともに会見した中田宏横浜市長も「義理や人情でがんじがらめになるのではなく、わが国を前に進めていくことを合理的に考えなくては」と訴えた。

 また、民主を推すことになった決め手について橋下知事は「(マニフェストで民主が掲げた)国家戦略局に地方の代表を参加させ国の形作りに地方を入れると明言した点」と説明した。
 首長連合の判断について自民党府連の太田勝義幹事長は「これまで橋下知事の発言は日和見でぶれている。有権者に先入観を与えてしまう恐れがある。もう少し政治の世界を見てほしい」。公明党府本部の小笹正博幹事長は「全国知事会とは異なり、首長連合では民主を支持した。(自民と民主)どちらの顔も立てどちらにも加担しないという、橋下知事ならではの政治的バランスを取った判断ではないか」。
 一方、民主党府連の森本實事務局長は「具体的な実績のないわが党の主張を評価していただいたことは率直にありがたい」と好意的に受け止めた。
 平松邦夫大阪市長は「橋下知事が自民、公明の支援を受け当選したことを考えると、思い切ったことをされたと思う」と評した。【産経新聞ネット版から引用】





 今月末に行われる衆議院選挙においてどの政党を支持するかについて、知事や市町村長においては本人の選挙の時にいろいろ支援してもらっているわけだから、その恩を仇で返すようなことは普通しないはず。でも、そのことがわかっていない連中もいるんですね。

 さて、首長連合というのがどれくらい影響力あるのかわかりませんけど、政党の麻乳フェストができあがる前から端的に言うと「我々の言うことを聞いてくれる政党を支持する」ことを表明していました。でも、前出の通り知事や市町村長の全てが「完全無所属」なわけないし、また同じ政党から支持されて当選されているわけではない。だから、A知事はZ党から支持を受け、B知事はその政党と敵対するY党から支持を受けていたということもありうるわけで、例えマニフェストの内容で決めるにしてもその辺り調整をどうするのか極めて難しいのではないかと思っていました。

 すなわち、もし首長連合が「Y党を支持する」なんて決めてしまうと、前出のA知事にとってはZ党に対して「(当選の)恩を仇で返す」ようなことになってしまうわけですからね。

 そして結論的には、首長連合としては民主党支持ということになりました。橋下大阪府知事にとっては、自民・公明の支援を受けながら民主支持ということになり、「自民・公明、民主の応援はしない」というような苦しいコメントしています。もちろん、首長連合の中でも民主の支援を受けた人にとっては大手を振って民主を応援することができるわけですが、そもそも「こんなこと、しない方がよかったんじゃないの?」って私は思います。

 だって、前出の通り知事や市町村長というのは選挙の時に政党の支援を受けているわけでしょ。地方分権を推進するとかお題目はわかるけど、首長連合の全員が無所属で政党の支援を一切受けずに当選してきたなんてないだろうから、「首長連合で政党支持を行う」こと自体無理があるということがわからないのかな?
 誰がこんなことを言い出したのかわからないけど(やはり調子乗りのハシモトか?)、よっぽど我が国の選挙の状況を理解していないのではないかって思います。

 それから、政党側は政党側で首長連合の「お墨付き」がほしいのか、マニフェストの内容を当初発表したものを後日修正するなど節操ない姿勢も見せています。なんだかこういうのを見せられると、なんだかがっかりですね。政党は確固たる信念があって「日本をこうしたい!」というものを表したものがマニフェストだと思っているのに、指摘されたら修正や変更なんて、そんなことならマニフェストなんていらないやん、って思ってしまいます。

 こんな状況をみていると、今月末の衆議院選挙への興味も薄れてしまいます。私は選挙に行かない、なんていうことはしませんけど、どこへ入れても一緒かと思ってしまいますね。





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最終更新日  2009年08月12日 22時09分43秒
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