あけやんの徒然日記

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あけやん2515

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2019年01月28日
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カテゴリ: ニュース
天牛堺書店 (TDB企業コード:570108157、資本金1000万円、大阪府堺市南区泉田中17-2、代表 藤吉信彦 氏)は、1月28日付で大阪地裁堺支部へ自己破産を申請し、同日同支部より破産手続き開始決定を受けた。
(中略)
 当社は、1963年(昭和38年)12月創業、68年(昭和43年)7月に法人改組した新書・古書の小売を中心に音楽CD、文具などを扱う書籍店運営業者。古本買い取り店から発足し、大阪府堺市を中心に「天牛堺書店」の屋号で12店舗を展開し、新書と古書を併売する同業筋でも希少な業態を特徴として学校、官公庁筋の卸売なども手掛けていた。特に古書・専門書の目利き力には定評があり、国立大学の図書館や研究室などの取引実績も有し、98年5月期には年売上高約28億円を計上していた。
 しかし、近年ではインターネット書籍販売業者の台頭や、スマートフォン利用読書の増加、若年層の活字離れにより、店舗の集客力は低下。当社の売上げは減少傾向で推移し、2018年5月期の年売上高は約18億円にまで落ち込んでいた。また損益面でも不採算店舗閉鎖による売上げ減少などもあり収益環境も悪化、厳しい資金繰りを強いられていた。このようななか、2018年2月頃からは主要仕入れ先から人的支援を受けるとともに、金融機関の返済条件緩和の措置を受けるなど経営再建に注力してきたが、先行きの見通しも立たないことから事業の継続を断念、今回の措置となった。
 負債は2018年5月期末時点で約16億4000万円。【帝国データバンクから引用】

 私の実家のある堺市を中心に展開していた本屋さんが破産したとのこと。子どもの頃には、ホントよく利用したんですよ。

 そのお店は、JR阪和線津久野駅近くにあった天牛堺書店の津久野店、実はここが天牛堺書店の第一号店で1963年に開店したとのこと。1960年に津久野駅が開業、その近くには向ヶ丘団地などが立ちつつある時期で、多くの人が転居してくるのに合わせて開店したんでしょうね。

 私が大阪市内の住吉区我孫子から引っ越してきた堺市の団地の周りには、当時はお店がほとんどなく、本屋もありませんでした。(個人店を除く)だから、品揃えのいいお店といえば、この天牛堺書店に行くのが確実でしたので、小学生~中学生の頃はよく行きました。立ち読みはあまりいいことではないんでしょうけど、鉄道の本や車の本など何度も読み返しに行きましたね。ほとんど図書館みたいな感じですね・・・。

 そんな状況だったので、本当に欲しい本もここで購入していました。まぁそりゃそうでしょうね、普段から立ち読みをしているんだから、本も買わないとね。それから、路線バスの回数券も販売していたので、それもここで買ったかな。
 ネットのコメントを見ると、意外と津久野店を利用していた人が多くてびっくりしました。ついでに、私が子どもの頃の津久野駅周辺のお店の状況も書き込まれているものもあって、ちょっと懐かしかったなぁ。

 話を戻して、本屋さんって個人店だけでなく、そこそこの規模の本屋さんもこのように倒産・破産の憂き目にあっているのは、ネットで本が読めるようになったとか万引きによる被害もあるようですね。それと、大型の書店の出店もあろうかと思います。天牛堺書店もまずまずの品揃えだったように思うのですが、それ以上の規模の書店と比べると厳しかったのかもしれませんね。

 私自身も結婚して西宮や奈良に引っ越していますし、津久野駅に行くのは実家に帰った時にたまに行く程度ですからね。天牛堺書店に行くこともありませんでしたが、晩年はお店の中をのぞいても子どもの頃のときのような賑わいではなかったかな・・・。







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最終更新日  2019年01月28日 23時47分36秒
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