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『博士の愛した数式』をもう一度観ようかと思いましたが、娘にまだ早いと言われたりなどして、原作をもう一度読んでからにしようと思い直しました。実はこの一週間、時間ができるとついこの映画のことを考えているのでした。何故悲しくない涙があふれたのか?どうして余韻がこんなに残るのか?未消化の面があるのに、どうして満足してしまっているのか?映画を今まであんまり観ていないから?(年に多くて5本、少なければ0でしたので)かもしれませんが・・〔5本というのは昨年です。夫婦どちらかが50歳以上で2000円という有難いキャンペーンのおかげで、映画館に足を運ぶことができるようになりました。できればずっと続けて欲しいです。というか、全体的にもっと安くなってくれれば、と思います。〕わかったような気がする、自分でなんとなくこうじゃないかと思うことは「子どもを見る目線」のあたたかさ、広さ、大きさです。子供の頃、こんな大人が回りにいてほしかった、とか・・いや、今の子どもたちにとっても、こういう大人であふれていたら、理不尽に扱われて(言い過ぎかも?)悲しい思いをする子どもたちがいなくなるのでは?とか・・・映画のメッセージとして、勝手にそう受け取っているだけなのかもしれません。その余韻に浸っている時間が幸せなのかも???
2006年01月28日
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『博士の愛した数式』という映画を見たのは昨日です。。が、なんだかいまだに心が温かい、気がします。そして映画の後読み始めた原作を今日、読み終わりました。滅多に一冊を読み終えられない私が☆☆☆作者の小川洋子さんが大好きになりました。私のテーマは「地球」、そして「子ども」なのですが、それが見事に一つの作品の中で調和されていて!(たぶん私にとってだけでしょうが)、心に響きました。感情と言うのがいつどのように芽生えるのかなんてことは全然わからないし、それを豊かに育てるといっても、どうしていいのかまるきりわからない。。自分が子どもの頃、感情を大事にされたことがあるのかどうかさえ?・・覚えていないだけなのかどうかも??・・こんな風で、自分の感情がどこから湧き上がるのか覚束ない状態であるにもかかわらず、この映画の与えてくれる何ものか、は確かに自分を好きにさせてくれる”感情”なのです。自分のようにちっぽけなものでも、”何か役に立てる!”という気にさせてくれます。仕事で嫌な思いをすることがしょっちゅうある弱い私ですが、しばらくは心の温もりが助けてくれそうです(←せっかくの美しい思いをすぐ忘れるのです!)。。
2006年01月23日
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印象に残った言葉『消費税をあげるというのは、逆進性が強く(金持ちも貧しい人も食べる量はそんなに変わらない)、食品の税金が10%になったら、金持ちは買えるけど貧しい人は買えなくなってしまう』『正社員ばかりでなく、パートや派遣やアルバイトなど、非正規の労働者が増えた、そういう人たちにとっては(保険や年金もないし)消費税の増税など、払いたくても払えない、死ねと言ってるようなものだ』それに対して、財務大臣の谷垣氏は『消費税が2桁以上になれば、当然食品等に対する税率は考えなくてはいけない、今1桁なので考えていないだけ』というようなことを述べられていたように思う。1桁ならば逆進性はない、ということでしょうか?そんなことはない、と思います。たとえ1%でも、逆進性であることに変わりはありません。収入が100万円の人と1000万円の人を比べてみても、後者が前者の10倍食料品を消費することはあまり考えられません。たとえ1%でも、収入の低い人の方に負担が重くなるのです。税金を払いたくないのではない、たくさん払えるなら払いたいのです。働く人の賃金を低く押しとどめておいて、しかも非正規の労働者にはさらにひどい労働条件を押し付けておいて、さあ税金をもっと払ってくださいと言ったってムリなのです。と、声を大にして言いたい!
2006年01月22日
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今日社内で配られた文書にありました。関連会社で事故があったらしいのですが、「安全を第一に考えたら、多少の遅れとかお客様への迷惑とか、言っていられない」、とどこかで聞いたような言葉が書かれておりました。中でも「社員を大切にする会社は事故が少ない」という言葉はちょっとうれしかったりしたのです!ちっとも大切にされている実感はありませんが・・・この言葉って結構魅力的です。人生のどんな場面でも、これに類する言葉って、人間に優しさをもたらしてくれそうな気がします。つい夜中なのにこんなことを書いています。。
2006年01月18日
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人の話を理解しようという気はあるのですか?って・・靖国参拝の件です。「心の問題だから誰も批判はできないはず。批判する人が理解できない」。「心の問題」なら批判できない、というのはいいですが、小泉さんが「心の問題であって、政治の問題でない」と言えば政治の問題でなくなるか、というとそうではない、ですよね。本当に心の問題だと思うなら、いろんな人が指摘しているように、遠くから心の中で頭を下げればいいことです。そして、やはり大勢の方がおかしいと思われているのは、「心の問題」だと言いながら、それを選挙の時の公約にしていること。公約にしたら「心の問題」ではすまなくなり、どうしても、形の上で公に見せなければなりません。”総理が参拝してますよ”、と形の上で公に見せる(というポーズをとる)ことが、必要になってくると思われます。これは優れて政治的なことではないでしょうか?少なくともそれである程度遺族会の方の顔をたてる?ことができるわけですから。(一票も期待できる?)「心の問題」であれば、わざわざ公に見せる必要はありません。小泉さんがなんと言おうと、政治の問題なのです。両方の問題かもしれませんが。政治の問題であることを否定することはできないと思います。そういう多くの意見は多分お耳に入っていることと思われますが、無視されているような感じがします。無視しておきながら理解できない、と言うのは理解する気がない、ように思えてしまいます。理解したくない、ような??それなのに、わからない、理解できない、と繰り返せばいい、と考えているところがなんとも悲しい・・・同じ言葉を言われてもお題目のようで、聞いてて楽しいものではありません。百万回!「不戦の誓い」をするために参拝すると言ったところで、その行為自体が「不戦の誓い」をするのにふさわしくない場所で行われたのでは説得力がありません。説得するつもりもない、のでしょうか?
2006年01月13日
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1月6日の毎日新聞の世論調査の記事です。所得格差の予想では、「拡大する」が71%!「変わらない」は18%、「縮小する」は6%。格差社会になりつつあると思う人は64%、思わない人は30%という結果だそうです。そして、格差拡大はやはり良いことではなく、何らかの政策で所得再配分を強化した方がいい、という意見も67%ありました。政治は強いもののためでなく、弱者のためにあるべき、というわけではないかもしれませんが、この世論調査の結果には何か、ほっとするものを感じます。(しかし、所得の再配分をしなければならないような世の中ってそれでいいのか?という疑問も生まれてきます。そんなことしなくても、もとからそれほど差がつかなければ問題はないように思うのですが?甘いかな)子どもにとって、かなり閉鎖的な社会になってきたな~と感じます。所得ばかりで将来の職業を決めるわけではないのでしょうが、今、若い人でも正社員の門戸が狭くなっているように思えますし、魅力的な仕事が目の前にいくらでもある、という状況ではないようにも・・ただ、この世論調査の中で印象的なのは、年収1000万以上の人でも自分は「中の下」だと思っている人が39%いるのに、300万未満の人の12%が自分を「中の上」だと思っている、ということです。きっと心が豊かなんだろうな、と想像してしまいました。でもその意識が為政者に利用されそうな気もして、逆に心配になったりもするのです。言うべきことが言えるということが”癒える”につながると今日何かで読みました。
2006年01月07日
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今日の朝日新聞の記事はショックでした。就学援助の必要な児童が、東京・大阪で4分の1にも上る、というのです。いろいろ理由はあるのでしょうが、都市で多いことを考えると、「企業によるリストラ」などで、収入の道を絶たれて、という家庭が多いのかも、と想像してしまいます。そうでなくても正社員が減り、非正規の雇用、不安定雇用がどんどん増えています。その分、労働者に支払われる賃金は減っていると思われます。同じ仕事をしてくれて、賃金は少なくてすみ、ボーナスもいらない、いらなくなったらすぐクビをきれる、クビを切られても非正規の労働者の側では地位を守ってくれる法律はなし。雇う側にとってこんな有難い労働力はない、のではないでしょうか?かたや正社員にしても、残業代が出なかったり、有休はあってもとれなかったり、昇給がなくても文句が言えなかったり・・・”いやならやめてもいいんだよ、いつでも派遣やパートに置き換えれるんだから”という無言の圧力があったり。こんなに労働者の立場って弱いのか?と思います。派遣とかパートとか正社員とかいわず、”みんな同じ働くものとして、団結しようよ”、と言いたい。働く権利が守られていないことは人の心をバラバラにするのではないか?と本当に思います。働くことが=傍を楽にすることが=、人の役にたつことが、楽しいような社会でないと、人の心がすさんでくるような気がするのです。それなのに、まじめに働いてもむくわれないような社会・・そんな親を見て育つこどもたち・・(追い討ちをかけるように、法人税は減税を続けるのに働くものには定率減税廃止=増税、というような政治。天下り天国もですが、悪い大人の世界の見本が正されないまま・・)労働者よ立ち上がれ!!と今年は叫びたいです。未来の子どもたちの健全な育成のためにも!!!
2006年01月03日
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