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よく旅をしていた20年ぐらい前、旅先で「大阪から来た」と言えば、半分くらいの人に言われた言葉があります。「阪神ファンですか?」「大阪といえば、阪神だね」「私、タイガースファンなんですよ」しかし、近鉄沿線の大阪の東の下町で育った私には、「阪神」というのは、関西の私鉄や主な企業の中で、一番遠い存在でした。父は、巨人ファン(たぶん…)だったし、私は、近鉄ファンだったし、買い物は近鉄百貨店だったし、中高生の頃、遊びによく行ったのは、ミナミだったし…「大阪だからって、阪神とは限りません」周りには、南海ファンや巨人、中日のファンがいたし、アンチ阪神もいたし…尤も、その中でも、阪神ファンは、確かに数が多いし、中には、熱烈なヤツもいるので、その意味では、大きな存在ではありますが。鉄道ファンとして、「阪神」というのは、タイガースほど大きな存在とは、言いがたいところがあります。日本の大手私鉄16社の中では、その営業路線距離は、相模鉄道に次、二番目に短く、約43kmほど。一番距離の長い近鉄が500kmを超えていて、それは、その10分の1以下です。車両の数を見ると、約360両で、相模鉄道の約410両より少なく、最小となり、2700両以上の車両を保有する東京地下鉄(東京メトロ)の約8分の1。JRの山手線用車両だけで、570両くらいありますから、数だけをみると、阪神電鉄の全車両を集めても、山手線は、運営できないということになります。まあ、阪神の2倍以上、90kmを超える路線距離のある富山地方鉄道は、76両くらいの車両数で運営されていますから、車両や路線距離の比較がどのくらい意味があるのかは、わかりませんけど。ちなみに、資本金は、阪神電鉄が約293億円、近鉄が927億円、東京メトロが581億円、相鉄(相鉄ホールディングス)が311億円、富山地鉄が15億円。売り上げ(単独)は、阪神が約809億円、近鉄2939億円、東京メトロ3384億円、富山地鉄68億円。ただ、そんな阪神電鉄ですが、他社への乗り入れ区間が長く、東は近鉄奈良、西は山陽姫路まで阪神の車両がみられるので、その距離は、自社の営業距離の倍以上の90kmを超えています。そんな阪神電車でも、日本一のものがあります。それは、電車の加減速性能。発車の際は、ダッシュが利き、停車の際は、急ブレーキに近い。阪神間で競合しているJRや阪急に比べ、駅間が短い阪神は、特急や急行の邪魔にならないように、各駅停車の普通の「瞬発力」を上げる必要があったわけで、今でも、阪神の普通に乗ると、加速の良さを実感できますし、加速が終わったと思うと、すぐにブレーキがかかるという、エコや省エネ関係なし、という運転が味わえます。阪神は、現在、なんば線を介して近鉄奈良線と相互乗り入れしていますが、近鉄は、阪神より加減速性能を抑えています。そのため、乗り入れを行う車両は、阪神、近鉄双方とも、桜川駅で切り替えを行い、それぞれの路線の加減速性能に合わせていて、近鉄線内では、阪神車両も、少しだけ、のんびり、走っています。まあ、阪神電車は、日本の私鉄では、決して、「大きく」はないのですが、タイガースや百貨店の存在、車両のユニークさなどから、決して、「小さな存在」では、ないというのが、私の実感です。さて、今、セリーグ首位の阪神タイガース。プロ野球界では、巨人の人気を凌ごうかという大きな存在になっていますが、実力でも、一番になれるのかどうか…あまり、最近の野球に興味のない私でも、大阪に住んでいる限り、やはり、その影響は、小さくはないのです。
2010.08.29
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「戦争」とは、何だろうか?と、その言葉の意味を考えてみる。一般的に、「戦争」とは、ある国が、別の国に対して、「宣戦布告」を行い、武力で攻撃して、始まるというイメージだと思います。戦争になると、普通の人が、一枚の紙に書かれた命令で国内外の戦地に行かされ、武器を手にして、何の恨みもない人を殺す。第二次大戦後、中東やベトナム、朝鮮戦争やイランイラク戦争、湾岸戦争など、世界中で戦争が耐えなかったわけですが、さて、1945年の終戦以降、私達日本人は、戦争を経験してこなかったのか?確かに、日本人が、軍隊を持って、他国を攻撃していないし、自国が攻撃されたこともない。でも。戦争は、普通の人が、何の恨みもない人を殺す、というものだとすれば、あの「秋葉原無差別殺人」なども、「戦争」の一種ではないのか、と思ったりします。「辞令」という紙切れ一枚で、本人の意志とは関係なく、仕事を与えられる、時には、仕事を奪われるサラリーマンは、戦時中、「赤紙」で戦地に送られた人と、同じではないのか。そして、「戦争」自体が形を変えているのではないのか。「宣戦布告」によって、国と国が戦争状態になるというのは、「戦争」の1つの形に過ぎなくて、事実、アルカイダなどの組織が、国や別の組織に対して、攻撃を仕掛けることも、立派な「戦争」。今は、こっちの形の「戦争」の方が多い。それは、「貧困」とか、「格差」とか、他の形の「戦争」の結果、生み出されたものが一因になっているとは、考えられないでしょうか。かつて、高度成長期には、「交通戦争」などと言われ、交通事故で亡くなる人が年間で1万人を超えている時期があった。「受験戦争」「経済戦争」…今、日本の社会に、確実に忍び込んでいる「貧困」とか、「格差」というものは、形を変えた「戦争」に、私達を駆り立て、巻き込んでいるのでは、ないのか。目に見えない「戦争」が、今の日本を、世界を被っているのでないのか。そんな気がします。第二次大戦中、とくにその末期は、無能なリーダー達が、戦争を進めていて、多くの犠牲を出しました。そのリーダー連中は、自分の保身を考え、松代に地下司令部を作ろうとしました。東京の地下には、貴賓車といって、皇族や政府要人が使う列車の客車が隠されていて、戦後、それが引き出されている写真を見たことがあります。戦争の悲惨な現状を見えない、見ようとしないリーダーが自分の保身を考えていた姿は、今の政治家や企業トップ達のドタバタ劇とダブって見えるのは、私だけでしょうか。
2010.08.16
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なんと、3ヶ月も更新しておりませんでした…忙しいせいもあったのですが、パソコンの調子が一時期、悪くて、デジタル音痴の私としては、いろいろ格闘した末、ようやく、調子を取り戻したのが昨日。まあ、これからも、そんなに頻繁に更新はしないでしょうけど、書きたいと思ったことは、やっぱ、書いたほうが、精神衛生にもいいかもしれません。さて、円高。管総理は、「注視せよ」みたいなことを言ってますが、何度も、もう数年前からここで書いてきたように、どうみても、円高は、まだまだ進むとしか思えません。1ドル84円どころか、60円でも不思議じゃない。要するに、円高というより、ドルやユーロなど、円以外の主要通貨が軒並み下がっているということ。もう、注意して見ている段階は、とっくに過ぎていて、今は、積極的に手を打たないといけないところへ来ている。それには、失業や無業といった、仕事がないという現状を破る政策をドンドンと打ち出さないと手遅れになる…そういう段階というか、もう、かなり切羽詰っているところに来ている。それにしても、管さんを始め、政治家や企業経営者など、この国のリーダーは呑気というか、平和ボケしているというか…輸出系企業の経営者は、1ドル120円ぐらいが望ましいなんて言って、政治家共々、政府の為替介入でなんとかしようなんて思っているんでしょうが、そんな甘い考えでは、乗り切れそうにありません。私の知っているある経営者は、この前、「不況なんで賃金や人員の削減は仕方がない。この不況を乗り切るためには、原価を下げる努力を一層しないといけない」と言ってました。これが、正論と思えるようなら、経営者、リーダーは失格だとしか、言いようがありません。90年代から続く、リストラやコストカットによって、すでに、これらは、限界に達し、その影響は、この国の社会を蝕みつつあります。そもそも、不況が長引く責任は、企業経営者や政治家といったリーダーにある部分が大きいはず。画期的な新商品や新しい政策、ビジョンも示すことができず、人件費などのコスト削減しか能がなく、しかも、そんな能力のない企業のトップが、従業員の給与をカットしているくせに、高額な報酬を受け取っているなどとは、そりゃ、景気が良くなりようがない。知恵も、行動力も、勇気もないリーダーが日本中に居座っているんですが、まあ、それを嘆いていても仕方がないし、新しいリーダー、真の国民の生活、経済や社会の現場をよく知るリーダーに、そろそろ登場願いたいところです。
2010.08.14
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