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北朝鮮が発射した「飛翔体」
ミサイルか、人工衛星か…
結局、この件では、アメリカは、発射前、「人工衛星の可能性が高い」と言ったようですが、要するに、ミサイルだとすれば、目標は、アメリカなわけで、それをアメリカが認めると、撃ち落とさなければならない。
しかし、ミサイル防衛システムでは、それは、まず無理のようで、結局、アメリカは、この件は、静観の姿勢を取ったということなんでしょう。
グルジアとロシアの戦争、そして、今回のことをみても、アメリカが同盟国のため、本気でロシアや北朝鮮と事を構えることは、期待できない。
安全保障でも、日本は、アメリカとの関係を見直さなければ、ならない時。
一方、ロシアや中国は、ドルに代わる国際基軸通貨を作ることを提案していますが、日本は、相変わらず、ドルを支えると言ってます。
ビック3の倒産が噂され、シティやバンカメといった大手銀行の破綻も懸念される中、ドルは、すでにその基軸通貨の地位から、滑り落ちつつあります。
オバマ大統領は、経済対策を次々に打ち出してきましたが、それも、もう出尽くした感がありますし、そもそも、手遅れ。
ドルの崩壊が迫る中、日本は、どうするのか、大したビジョンもなく、その場凌ぎの対策しか出せないまま。
海外では、日本の政治は、新興国並がそれ以下の二流、三流政治だともいわれているらしい。
確かに、野党党首の秘書を、国会前に逮捕し、そのどさくさに重要法案を通してしまうとか、それに怯えて、麻生降ろしの声が下火になるとか、やることが、まったく稚拙。
千葉県知事選に当選した森田さん、自民党支持なのか、そうじゃないのか、なんだか不明瞭。
自民党を前面に出すと、選挙に勝てないという判断だったんでしょうけど、そもそも、そんな政党がこの非常時になんで政権政党として、ズルズルと続いているのか。
来月に始まる裁判員制度にしても、今、長期間、仕事を休んで裁判員なんかやってる場合の人なんて、多くないのに、さして反対なく、話が進んでいくのもおかしなこと。
高速道路1000円にしても、不公平な割引制度になっている上、本四架橋と並行するフェリー会社や高速バスは、その影響を大きく受け、経営危機が懸念されるところも出るような状況。
高速道路が安くなって、車の移動が増えて、どれくらい経済効果があるのか、ロクに検証したとも思えず、ETCの利権がらみの政策と思われても仕方ない。
三流の日本の政治。
危機感の薄い閣僚達。
そんなものが表舞台から消える日が、日本の再建が始まる日になることだけは、確かな気がします。
政権交代に期待すること 2009.07.26 コメント(1)
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