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続きです・・・。もうひとつの職務の自己評価というのは、入社年度や貢献度によって、社員に1級、2級といった級がついており、その級に沿った職務が何を求めているかが書かれた項目に対し、自分で点数をつけていくものでした。これも他人がどう自己評価しているかわかりませんが、私は各項目を満点はつけませんでしたが良い点をつけておきました。これも後で知ったのですが、この自己評価の点数だけで賞与や昇給に関係していると知りました。評価にはS,A,B,C,D,Eとあり、Sは全体の3%、Aは10%といった割合が決まっており、各課長はグループ員の評価割合にあうように、個人の点数を調整していきます。さらに部長は、全員の自己評価を集め、部長が各課の平均を見ながら、この課の平均を4点下げろとか、10点下げろとか各課長に指示するのでした。各課長はまた個人の点数を調整していきます。そして最後に点数の良い順に並べ、S~Eの評価が決まります。自己評価がそのまま通ってしまうのも驚きでしたが、さらにその点数を各課内で調整するのにも驚きました。課のエース(よくできる人を仲間内でこう呼んでいました)になればいい評価ということになります。課で見ると、仕事の内容が違いますので、課のエースといえども力の差がかなりありますが、同じ評価になるわけです。また、できる人でもグループ員のレベルが高ければ、悪い評価になってしまいます。案の定、課内で一番できる人、できる人だがグループ員がよくできるため悪い評価を受けた人、若いために悪い評価にされた人がその会社を辞めていきました。人と人を絶対評価するのは無理だということは分かっています。評価が無理だからといって、評価を数字まかせにして、何か不公平さを感じさせる評価制度がいいものとは思えませんでした。会社への貢献度の他に、その人への期待度、将来性を個人の評価に反映させることができたらいいのですが、会社が大きくなればなるほど難しくなっていきます。個人の仕事の複雑性とがんばり度を判断するのも非常に難しいですが、モチベーションの下がる制度ならいらないと思いました。
2005.01.30
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前の会社の評価制度には、目標管理の達成度と職務の自己評価があり、賞与額や昇給額が決まっていました。目標管理というのは、個人が期ごとに目標を設定し、期末に自己評価をします。他人の目標管理を見たことがないのですが、聞くと業務のミスをなくすとか、プロジェクトを成功させるといった内容の人もいました。私は個人的に受験したいと思っていた情報処理試験の合格を毎回あげていました。評価に影響するとは聞いていましたが、自分の業務を成功させるといった当たり前のことをどうしても書くことができず、毎回困り果てていました。私がひねくれているだけかもしれませんが、新規企画をあげるとか、ある言語を習得するとか、自信の向上のための目標設定でないと意味がないと思いました。また、個人の目標設定については上司が何を言うわけでなく、期末に自己評価をするのですが、上司からそのフォローもありませんでした。評価に影響するからと聞いているだけでしたが、毎回、目標管理に疑問を持っていました。そして、目標管理は評価に全く関係がないことを後で知ったのでした・・・。そもそも何のために行っているのか、全くわかりませんでした。続く・・・
2005.01.29
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部長の方針会議に途中で呼ばれ、嫌な予感がしながらも駆けつけました。思ったとおり、何も決められない主催者がとりあえず会議をしようという集まりでした。既存システムの業務ロジックを変えず新システムを開発していくか(見た目を変える)、新しい言語(Java)で作り直すかといった話でした。普通に考えて、新しい言語で作り直すのは無理ですと答えたのですが、ここで納期は1年後くらい、予算は未定、顧客がOSはLinux、言語はJavaを要望しており、会社的に絶対落とせない案件でと説明を受けます。私「SEとプログラマで80人で現在でも数千万ステップもある既存システムを、Javaで一から作るのはどう考えても無理ですので、会社的に絶対落とせない案件なら、Javaにこだわる理由はないと思います。」部長「顧客はLinuxでJavaを要望している。新しく開発すると工数はどれくらいになるだろうか?」私「顧客がLinuxやJavaにこだわることより、時間のない今、うちが得意なシステムの形で提案することは無理ですか?」部長「Linuxでもう決まっている・・・。既存システムの見た目だけ変えて、新システムは2年後でもいいんだ。」そう決まる前にどうして誰も止められなかったか、それよりもう決まってるならそれで進むしかないのだからいったい何を決めている会議かわからなくなってきました。顧客の要望はもちろん大事ですが、この案件を落とすと会社自体がまずくなるのは私も知っていましたので単にやるならやるで進むだけだと思いました。(私はこのとき既に転職を決意しており、こういった会議にも失望していました)結局、主催者も会議進行をせず、何を決めたいのかわからず、結局12時になって何も決まらない会議になってしまいました。私の会社の体質でしたが、まず主催者が決めたい事項をまとめておかねばなりません。私は、皆が前向きに意見を出し合い、ある目標に向かって進んでいく気持ちを高めていくのにいいのが良い会議だと思います。
2005.01.28
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