
夜夢・・・・大丈夫?
姉さん・・・うん、最近織夢が遅くまで本読んでるからかな、ちょっとね。
【へぇ・・・・私が原因、と。】
本ねぇ・・・・普通の?
うん、料理関係の本とかね。
【『普通の?』って・・・・お姉さまの中の私ってどんな感じに解釈されてるんだか・・・・・】
姉さんも何か読んでみる?私のだったら貸すけど。
・・・・・何回か借りて、その結果・・・・知ってるよね?
【・・・・『お姉さまの料理の腕は壊滅的』と・・・・・】
織夢も何言ってるの!?
・・・・織夢も何か言ってるの?
べ、別に何も!?
【・・・・大変だな、お前も。】
誰のせい!?
『 紫色の月光
』でなにやら宴があるみたいですよ?二人で行って来たらどうです?
え、良いの?
えぇ、せっかくですし。
正直な話・・・・私達いなくてここ成り立つ?
・・・・何とかなりますよ、多分。
ですからあまりお気にせず・・・・ね?
・・・ま、そうに言うんだったらお言葉に甘えて行ってこようか。
・・・・そうだね。カレンダー