やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2018/10/06
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カテゴリ: 登山
ちょっとした事件。支点作りの際に、リギング


下降後に落ちた地点を見たら、岩と隙間だらけ。
こらー無理やじゃと半ば諦めながらくまなく
探したところ、運よく赤色の本体を見つける
ことができた。約4000円だからねー。

―――――――――――――――――――――

三連休の初日夜から明け方にかけて台風25号が
襲来。山小屋はキャンセル続出で大変らしい。


と二人での雑穀谷クライミングとなる。


6:30会館集合で7時半過ぎにゲレンデ到着。
すでに三名パーティが取り付く。

さえきさんは、やまぶろぐを読んで、この連休
で龍王岳東尾根に行くのだとか。そんなこと
言われると嬉しいね。


Aフェースの真ん中に取り付く。
トップはやまやろう。久しぶりの岩に
びびりまくり。

必要以上に中間支点を取ってしまい、
終了点でカラビナ、スリングが不足したよ。



オートロック機能で、手放し撮影。

日差しがきゃーんと正面から当たって、
ヘルメットからばたばた汗が滴る暑さ。

台風による南風で気温が高いのだ。下降したら
やたらとお茶を飲みまくった。



Bフェースに向かう。超久しぶり。


登り始め。スタンス豊富でそんなに
難しくはない。


最初の中間支点からもう少し延ばして確保。
こちらもオートロック機能を使って撮影。
松っつあんが落ちないところで撮ってます。


2ピッチ目を見上げる。


システムを入れ換えて、ドヤ顔の松っつあんが
登る。セカンドで登っても、結構難しいと思った。

特に、この壁登って一旦下って登り返すところ。


紅葉の走り。対岸の悪城の壁は黄色く色づき
始めていた。時折、谷の工事現場に砂煙が舞う
強風。台風の接近を感じる。


3ピッチ目は、やまやろう。この上はオーバー
ハングになっていて、どうやって登るのだと
思った。

昔は、新しいボルトのあるリッジ通しではなく、
左方の凹状から登ったはずだ。そこに行けない。


ハングも越すことができず、壁の右脇の
バンドに入る。まあ、普通は行かないわな。

潅木にビレイ、ロープの流れを考慮してあれこれ
工作しつつ、岩の割れ目にジャミングしていく。
腕時計(​ PRO TREK ​)を外しておいてよかった。

やっていることは、沢登りの高巻きですよ。
すっきりスラブを登るよりも、泥土にまみれ
もがきながら登るのが、自分らしいと思う。


このスラブをほぼ無視した登攀で終了(おい)。
落ちなきゃいい、登れればいい、何してもいい。
それがアルパインクライミング。

当然ながら、全く面白くない。が、これが今の
登攀レベルなのであります(弱い)。


真っ直ぐ懸垂下降。


3ピッチ目下部に木の幹で取った下降支点がある。
それを使えば開始地点まで一気に下降できる。

昔は終了点から少し下り、左方のルンゼにロープ
を投げたが、潅木に引っかかるんだよね。
現在の下降ルートの方がクレバー。


お昼。クライミングせんもんだから、初めて
買ったシューズが未だに現役で使える。

今日は、刺す虫がいなくて登攀中は快適だ。
カメムシはいるよ、松っつあんは暴れていた。


午後は再びAフェース。真ん中を松っつあんが
トップで。雨がパラパラと降ったり、風が強く
なったりして止めようかどうしようか悩みながら、
一本延ばしてみた。


二本目はAフェースの左端。こちらも
松っつあんがトップ。上部ではアブミを試した。

やまやろうはセカンドで登ったが、こいがとこ
登るがけといきなりくじける。先に進めない。

回収したアブミを使って登るというー。
情けない。G会の現役代表は、誰かに譲らん
ならんな。

岩慣れしていないと、シューズのフリクション
の信頼性が分からず、怖いのだ。
ガバのみに頼っていたら、ルートもなくなるし。


残置したアブミを回収する松っつあん。
ここから下ると壁の中央よりに振られるから
ちょっと危ない。後続のやまやろうは中央
から下降する。

早いが14時過ぎに終了。
Aフェース三本、Bフェース一本の登攀。
クライミングに来たのは、G会の他には
2パーティであった。

こういう練習を月に1、2回やらないと、山勘が
養われないな。お盆以来のクライミングにより、
朝一は道具の使い方がちょろちょろだった。

今回一番気になったのは、カラビナ二枚と
スリングで構成した、ヌンチャクの扱い。

すぱっと延ばせない、望む長さにできない。
両手を使う、回収にも時間がかかる。

松っつあんは真面目にひとつひとつその場で
きれいにまとめていた。やまやろうは
スピード重視で、回収したものは適当に
引っ掛けていた。

他人が回収してまとめたものは自分にとって
使い勝手に影響することがある。これはG会で
統一のまとめ方を決めて、全員同じ形になる
ようにするべきではなかろうか。





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Last updated  2018/10/06 11:01:51 PM


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