2019/05/04
テーマ： 山登りは楽しい(12689)
カテゴリ： 登山
天気：快晴
大清水下部左俣－上部右俣－毛勝山－西北尾根－
小清水－東又谷
4:00 起床、飲み過ぎによる厭世観。
支度するにつれて頭が冴えてくる。
テント3張りに対し火口が2つなので、我々の
テントは調理ができない。予想に反して夜間の
寒さは感じず快眠であった。
出発前風景。
6:08 アイゼンを付けて大清水の登高を始める。
雲ひとつない空、気温3℃、無風。天国の階段に
3名が登高中。
6:29 標高1550mの下部二俣では左に入る。
雪渓上に残る、クマの新しい足跡。
左右の稜線が低くなり陽光の下に出てきた。
7:17 左俣からのデブリ末端。ここから上部右俣
に入る。白馬岳、旭岳がウドの頭の背後に現れる。
滝倉山を背後に、ひたすらの登り。
向こうに、白馬岳方面の峰々。
8:00 標高1960m地点で、本日入山するメンバー
2名（と迎えに行った山ちゃん）と定時無線交信。
こちらの声は聞こえたみたい。
8:31 標高2010m地点。稜線に6名が動いている
のを確認する。雪面には昨日三階棚の滝ですれ
違ったスキーヤーのシュプールが残る。
日光と雪の反射の上下から焼かれる暑さ。
たまらずTシャツになった。立ち止まると
無風無音。キーンと耳鳴りがする。
アイゼンワークに慣れていないｏ崎は、硬い雪の
急斜面を怖がり足が出ない。やまやろうがピッケル
でバケツを掘り、Ｍ好がサポートした。
9:34 標高2190m、稜線に出た。
北方稜線方面。
10:00 定時無線交信。3名は三階棚の滝での
懸垂下降を終えたところ。
10:30 西北尾根に付いたトレースと合流する。
10:46 毛勝山に登頂。大展望！能登半島の
先端まで見える。山頂には他に2名。
毛勝山南峰から大明神山にかけての雪庇が巨大だ。
山頂では電波が通じるので、ネットの気象情報を
受信。四日目は天気が崩れるみたいだ、予定を早目
に切り上げよう。
釜谷山から猫又山の稜線、そして剱岳。
毛勝山南東の2166m峰。長年滑りたいと思って
いる斜面だ。
11:36 西北尾根からの下山開始。
7名パーティーが西北尾根を登ってきた
（大阪府岳連）。西北尾根からは今朝出発した
我々のテントがはるか下方に見える。
12:00 定時無線交信。山ちゃんは作之丞谷の
偵察、Ｓ竹、ｈ田は上流のテントへと向かって
いるところ。
12:28 2051mピークを通過。心地よい風が吹く。
ボーサマ谷にはジグザグのトレースが刻まれて
いるのが見える。
2051mから大清水下部右俣の斜面は、スキー滑降
の好ルートに見えた。
12:54 小清水上部の稜線。ライチョウのフンが
あった。
13:09 小清水の下降開始。
かなりの急斜面だが軟雪なので、しっかりステップ
を切れば下ることは可能。
13:45 標高1820m地点。左方から谷が合流、
まだまだ長い下降。
14:00 定時無線交信。3名はテントに到着済み
で、ロープワークを練習しているとのこと。
14:16 ザクザク下って東又谷に出た。上流の
幕営地まではわずかの距離。
14:31 テントに到着。外で宴会を始める。
山で飲む酒は、日本酒がベストなのは間違いない。
ホタルイカ素干し（ｔ野父君手製）。
山ちゃんウインナー。
ギョウジャニンニクにフキノトウ味噌を付けたら
最高の味。
陽の当たるテントサイトは暖かい。
エイヒレ登場。
本日入山組は12:20にテントに到着したとのこと。
外で飲むのは楽しい。つまみが多数だ。
ズッキーニの炒め物も出た。
寒くなってきたからテント内で夕食を作る。
白飯と麻婆春雨と中華スープ。中華スープの素を
入れて白飯の味を調整する。生のナスとネギが入り
贅沢な夕食だ。
明日は下記の3つのコースを検討した。
(1)作之丞谷を詰めウドの頭方面への縦走、
(2)作之丞谷を詰め滝倉山までのピストン、
(3)平杭乗越からウドの頭を越えて滝倉山方面
への縦走。
エスケープルートはウドの頭直下と滝倉山直下の
2つの谷があり、いずれも今日の行動時に雪渓が
つながっていることを確認している。
作之丞谷は出合いで雪が割れており、ロープが
必要だと、偵察した山ちゃんのコメント。
大清水下部左俣－上部右俣－毛勝山－西北尾根－
小清水－東又谷
4:00 起床、飲み過ぎによる厭世観。
支度するにつれて頭が冴えてくる。
テント3張りに対し火口が2つなので、我々の
テントは調理ができない。予想に反して夜間の
寒さは感じず快眠であった。
出発前風景。
6:08 アイゼンを付けて大清水の登高を始める。
雲ひとつない空、気温3℃、無風。天国の階段に
3名が登高中。
6:29 標高1550mの下部二俣では左に入る。
雪渓上に残る、クマの新しい足跡。
左右の稜線が低くなり陽光の下に出てきた。
7:17 左俣からのデブリ末端。ここから上部右俣
に入る。白馬岳、旭岳がウドの頭の背後に現れる。
滝倉山を背後に、ひたすらの登り。
向こうに、白馬岳方面の峰々。
8:00 標高1960m地点で、本日入山するメンバー
2名（と迎えに行った山ちゃん）と定時無線交信。
こちらの声は聞こえたみたい。
8:31 標高2010m地点。稜線に6名が動いている
のを確認する。雪面には昨日三階棚の滝ですれ
違ったスキーヤーのシュプールが残る。
日光と雪の反射の上下から焼かれる暑さ。
たまらずTシャツになった。立ち止まると
無風無音。キーンと耳鳴りがする。
アイゼンワークに慣れていないｏ崎は、硬い雪の
急斜面を怖がり足が出ない。やまやろうがピッケル
でバケツを掘り、Ｍ好がサポートした。
9:34 標高2190m、稜線に出た。
北方稜線方面。
10:00 定時無線交信。3名は三階棚の滝での
懸垂下降を終えたところ。
10:30 西北尾根に付いたトレースと合流する。
10:46 毛勝山に登頂。大展望！能登半島の
先端まで見える。山頂には他に2名。
毛勝山南峰から大明神山にかけての雪庇が巨大だ。
山頂では電波が通じるので、ネットの気象情報を
受信。四日目は天気が崩れるみたいだ、予定を早目
に切り上げよう。
釜谷山から猫又山の稜線、そして剱岳。
毛勝山南東の2166m峰。長年滑りたいと思って
いる斜面だ。
11:36 西北尾根からの下山開始。
7名パーティーが西北尾根を登ってきた
（大阪府岳連）。西北尾根からは今朝出発した
我々のテントがはるか下方に見える。
12:00 定時無線交信。山ちゃんは作之丞谷の
偵察、Ｓ竹、ｈ田は上流のテントへと向かって
いるところ。
12:28 2051mピークを通過。心地よい風が吹く。
ボーサマ谷にはジグザグのトレースが刻まれて
いるのが見える。
2051mから大清水下部右俣の斜面は、スキー滑降
の好ルートに見えた。
12:54 小清水上部の稜線。ライチョウのフンが
あった。
13:09 小清水の下降開始。
かなりの急斜面だが軟雪なので、しっかりステップ
を切れば下ることは可能。
13:45 標高1820m地点。左方から谷が合流、
まだまだ長い下降。
14:00 定時無線交信。3名はテントに到着済み
で、ロープワークを練習しているとのこと。
14:16 ザクザク下って東又谷に出た。上流の
幕営地まではわずかの距離。
14:31 テントに到着。外で宴会を始める。
山で飲む酒は、日本酒がベストなのは間違いない。
ホタルイカ素干し（ｔ野父君手製）。
山ちゃんウインナー。
ギョウジャニンニクにフキノトウ味噌を付けたら
最高の味。
陽の当たるテントサイトは暖かい。
エイヒレ登場。
本日入山組は12:20にテントに到着したとのこと。
外で飲むのは楽しい。つまみが多数だ。
ズッキーニの炒め物も出た。
寒くなってきたからテント内で夕食を作る。
白飯と麻婆春雨と中華スープ。中華スープの素を
入れて白飯の味を調整する。生のナスとネギが入り
贅沢な夕食だ。
明日は下記の3つのコースを検討した。
(1)作之丞谷を詰めウドの頭方面への縦走、
(2)作之丞谷を詰め滝倉山までのピストン、
(3)平杭乗越からウドの頭を越えて滝倉山方面
への縦走。
エスケープルートはウドの頭直下と滝倉山直下の
2つの谷があり、いずれも今日の行動時に雪渓が
つながっていることを確認している。
作之丞谷は出合いで雪が割れており、ロープが
必要だと、偵察した山ちゃんのコメント。
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Last updated
2019/05/14 11:12:25 PM
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やまやろう
山ブロガー／2005年8月からほぼ毎日更新中（7400日超、8500記事超）／趣味：登山全般・車中泊・キャンプ・焚火・写真撮影／魚津の老舗の山岳会に所属
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