やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2020/12/28
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カテゴリ: 登山
行動:早月尾根1710m-早月小屋2200m

4:50 起床、全員が20分寝坊した。

気温2.1℃。ダウン上下にしたことと、
雨具下を脱いで寝たことで初日よりも
暖かかった。

テントにはうっすらと雪が積もっている。
朝食は白ごはんにふりかけ、味噌汁。
食後のコーヒーが旨い。

6:40 出発、気温-1.3℃。
瞬く間にガスに包まれる。

7:00 1800m 出発準備中の
名古屋隊に合流。

東京隊もほぼ同じ地点で幕営して
おり、先行している。


7:30 立山川方面。

7:42 1961m 旧小屋跡で休憩(幕営適地)。
ガスは晴れた。雲が垂れ込み、東芦見尾根を
隠す。ブナグラ峠や大猫平は見える状態。


8:01 出発、気温-2.8℃。
ファイントラックのドライレイヤーと、
アイスブレーカーの150ゾーンロング
スリーブと、
モンベルのクラッグジャケットで丁度よい。

8:25 2047m 平坦地に出た。
ここで早月小屋が見えた。


8:34 2073m 富山平野が見えた。

9:00 2170m 我々のテントの
下方で幕営していた、先行4人組に
追いつく。

テントを置いて空荷で来たとか。
気温-2.3℃、ほぼ風なし。


9:08 2186m 丸山への最後の登り。


9:18 2217m 丸山に立つ。

9:23 早月小屋に到着。
常駐者がいないので、屋外のトイレ棟は
雪に埋まって使えない状態だ。


11月下旬の雪山訓練 ​でデポしたロープと
EPIカートリッジと竹竿を回収する。

アルファ米とEPIが詰まった一斗缶は
そのままとした。カンバの木にくくり
つけていたが、雪に埋まらない絶妙な
高さになっていた。


小屋の山手を整地して2張りを並べる。
名古屋隊と東京隊は小屋前にて
幕営準備中。

後から男性2名の四国隊も来て、
我々の隣で雪壁を掘って幕営する。


我々が幕営準備をしている際に、4人組は
上を目指してラッセルを始めた。

ああっ、斜面ではなく尾根沿いに登って
欲しいのだが(雪崩リスクあり)。

今から行動しても登頂は無理だろう
(トレースがないのでラッセル登高)。


10:30 テントイン。
テント外はサラサラと雪が降るも明るい。

バーナーに当てて靴下を半乾きまで
回復させた。履くとやっぱり冷たい
(あとは体温で乾かす)。


テントインが早く暇なので、ラジオを
聴きながら酒をすする。

4名組は2500mを最高地点として下山
していった。この後、北海道隊4名が
早月小屋に到着。

当会5名、東京隊2名、名古屋隊2名、
四国隊2名、北海道隊4名の総勢15名が、
年末の剱岳アタックメンバーとなる。

天気予報では明日の昼までは安定、
18時からは風雪とのこと。
下界は終日天気が良いみたいだが。

13:15 水を作り始める。

14:30 5人分の水作り終了。長いわー。
明日は2時起き、4時出発の予定とする。
天候悪化前の午前中が勝負だ。

15:00 夕食の水作りを開始する。
白米とアマノフーズの「畑のカレー」にして、
気合を入れる。また雪が降り始める。
明日は風による低温との戦いなのか。
手足の冷えが心配だ。


16:00 寝る準備。雪が降りしきる。
靴下は完全に乾いてぬくぬく。

明日の行動の最大の懸念は風だろう。
体感温度は-20℃になるみたいだ。

16:30 雪が激しくテントを叩く。

16:50 シュラフに入る、ぬくぬく。





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Last updated  2021/01/09 04:24:44 PM


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