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2006.01.04
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カテゴリ: よっさん徒然草
うちのブラウザのスタートページは「google」。

ここのロゴ、ふだんは
google
なのだが、その時々でいろいろアクセントが加わる。

Yahoo!などでもサンタがいたり、門松が立ったりするが、そんなものではない(ピンクリボンの時のまっピンクにはびっくりしたが)。googleはロゴ自体に手を加える。

それでもいつもならロゴの原型を保っているのだが、1月4日のロゴには驚いた。
braille
へ?なんやこれ?

特別なロゴの時は、そこをクリックすると関連ページの検索結果が出るようになっているので、早速クリックしてみる。
すると「Louis Braille 」がキーワードの様子。
で、調べてみた。


1月4日はフランス人ルイ・ブライユの誕生日。
ブライユは点字の考案者で、英語で点字のことを「braille」というのは彼の名前に由来しているとのこと。

そうか。あのロゴは「google」の点字表記なのか。

さて、この点字。
これが考案される以前には、アルファベットの浮きだし文字や、軍事的に使用されていた表音の触指文字(12個の点と線で構成)が使われていたそうだ。
ブライユは自ら目に障害があって、これらに接していたのだが、1824年、後者の触指文字を改良して、6点を使って文字そのものをあらわす点字を考案したそうな。

これはシンプルで触読しやすく、かつ文字そのものをあらわすので正確な情報伝達ができるというので一部には評判だったらしいが、世間に認められるのは彼が病床に伏せっていた20年後のこと。

このタイムラグは「盲人のための特別な文字を認めると、見える人と見えない人との間にかえって障壁を作る」という「見える人」からの抵抗があったからだという。(現代日本でも似たようなことがあるなあ。「逆差別」っていうんだったっけ)

しかしながらこの点字、いまは各国で翻訳され、世界の標準になっている。
素晴らしい功績だと思う。


言語は長い時間をかけて形成されるが、それを新しいものにしたり、新たに表し方を変えたりして広く認識されるものにしようとすることはすごい。



点訳のてびき 第3版





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Last updated  2006.01.06 08:23:36
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