blog the seventeen(いまの気持ちを17文字で)

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2026年08月30日
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カテゴリ: 本にまあ
「ほどよく忘れて生きていく」(藤井英子著、サンマーク出版)を読みました。
著者は現役の漢方心療内科医院の院長さん。1931年生まれの現役医師です。最近、書店でよく見かけるこの本がちょっと気になっていましたが購入するまでには至っていませんでした。すると、古本屋さんで242円の本書を見つけました(定価1400円)。発行後まだ2年で書店の棚にも並んでいるのになぜ?とも思わず即購入。

読んでみて最初に思ったのは「 THE 正論 」という印象。とりわけ第1章「『人間関係』はほどよく忘れる」がそうです。

人間関係は考え過ぎないこと。誰かに嫌われてしまったらその人から距離を置く。距離をとれなければ、その人のことは考えない時間をつくる。それぞれごもっとも。そうしたことをほどよく忘れられるといいのですが、でもそれができないから悩んでいる人が多いと思うのです。 ちょっとこれはどうなんだろう と思いました。

しかし、読み進めていくうちにだんだんと印象が変わります。本書は徹頭徹尾、そういうスタンスなんです。

自己肯定感を持ちなさいとわざわざ言うほどでもなく、一番大事なのは自分だと常に語り続ける著者。読んでいるうちに段々と著者の考え方が私の頭を染めていきます。著者は30代で産婦人科で働いていた病院を辞め育児に専念します。しかしその後勉強を続けて心療内科医として50代で復職。さらに89歳で自分で医院を開院して院長になりました。

そんな本人の生きざまを含めて著者の言葉を咀嚼していくと、「正論」が説得力を持ってきます。

書かれていることを最初は「おっしゃることはいちいちごもっともです。でもそれ誰でも実践できますか?」と若干懐疑的に読んでいた私ですが、だんだん「ひーこ先生」の色に染まっていきました。何しろ本人が90代半ばで「ほどよく忘れて生きていく」ことを目の前で実践してくれています。その人の言葉は何物より胸にしみこんできす。

内容は人間関係の解決から人生、とりわけ後半人生をどう生きるかのヒント。私は最後、素直に「ごもっとも」と言いました。





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最終更新日  2026年08月30日 14時22分58秒
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