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まず、心の中で想っていることがあって、結果としてそのことが客観的な出来事として実現していくという法則に気づいている人って多いですよね。人には思考や感情のパターンがあって、そのパターンが行動のパターンと密接に結びついて、その人らしい性格を形作っている。ということを初めて発表したのがアルフレッド・アドラーでした。当時、アメリカで「人間知の心理学」はその種の書物としては破格な10万部以上を売り上げました。アドラーに影響を受けたデール・カーネギーが言った言葉「うまくいくと思うにせよ、うまくいかないと思うにせよ、結局はその人が思った通りに実現する。」(表現がちょっと違うかも。でも意味は一緒のはずです。)がアドラーが解き明かした人の性格=ライフパターンのすごさ=怖さを物語っています。私たちは10歳前後にライフパターンを固定します。そして、そのパターンにそって生きていくのです。失敗しやすい人はライフパターンの中に「自分は失敗する」という思いこみがあるのです。ライフパターンは変えにくい(本当は私たちが日々変わらないように努力しているのですが)ですが変えることが不可能なわけではありません。自分だけの努力で変えるのはほぼ不可能です。なぜならば、今のライフパターンはそれで一応安定して完結しているからです。安定しているライフパターンを使っている最中にいくら考えても、ライフパターンの中で堂々巡りをするだけでそこから抜け出すことはできません。想いを実現させるために、不安に思ったりしないようにパターンを変えるためには心理学的な演習・ワークを受けるか、カウンセリングやコーチングを受ける必要があります。(あるいはカウンセラーと同等に影響力のある他人との出会いでも良いのですが。)鏡なしに自分の顔が分からないのと同じで、カウンセラーなしに自分のライフパターンを知ることは不可能です。パターンを知ることができないのに変えられるはずがありませんよね。まあ、自分だけで自分の使っているパターンを変えることのできる可能性はゼロじゃないけれど、かなり低いと言うのが正確なところでしょうか。この「きっと幸せになれる!!方法」に書いてある方法いくつかをやってみれば、その低い可能性も達成するかも?なんてね。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月31日
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真意が伝わるように書き直しました。「オーラの泉」に出てくる方々や占い師さんとかスピリチュアルリーディングを行うと称する人たちが使っている技術にコールドリーディングという技術があります。セラピストやカウンセラーが使っている技術と重なり合う部分が多いのです。霊能力者と称する詐欺屋さんたち(中には詐欺じゃなくて、本気で自分が霊能力者だと思っている人もいるでしょう。ここで言っているのはそんな人たちではなくて、自覚的に霊能力詐欺をしている人たちです。)と私たちカウンセラーとの一番大きな違いは、詐欺屋さんたちが「霊能力で知った。」と言うのに対して、私たちは「技術を使って知りました。」と言うことです。なぜ「技術を使って知りました」と言うのか?なぜならば、私たちの目的は、クライエントさんの自立だからです。こちらに依存させるようなことは言いません。「クロサギ」というマンガ本で皆さん勉強して下さい。4巻に出てくる 霊能力者 「鏡見理」の行っている手法です。「オーラの泉」でやっているのも、このコールドリーディングとそれから、あらかじめ調査しておいて(あるいは噂かなんかである程度情報を仕入れておいて)、あたかも霊感で分かったかのように見せかけるホットリーディングという手法です。みんながみんな詐欺だと言うつもりはありません。スピリチュアルな世界を否定するつもりもありません。中には本当に霊能力を持っている人もいるのかもしれませんが、霊能力だけでは永続的にあんなことはできません。少なくとも霊能力 プラス コールドリーディング的技術を使っています。つまり、そんな霊能力者や占い屋さんやスピリチュアルリーディングの人たちは、訪れる相談者の方のためにと思って 無自覚に無意識的にコールドリーディング的技術を使っているのです。コールドリーディングの下の記事にあるようにです。…………………………中には全く善意の者もいる。かつてニューエイジの実践家だったカーラ・マクリーンは「私は、自分がずっとコールド・リーディングをしてきたとは理解していなかったのです。私はコールド・リーディングについて習ったこともないし、誰かを騙す気もありませんでした。私はただ、知らず知らずの間に技術を身につけていたのです」と語っている。…………………………そう。善意の人もいるんですよね。逆に、カウンセラーやセラピストの中に詐欺的にクライエントを騙してお金を巻き上げる人がいますしね。霊能力者や占い屋さんやスピリチュアルリーディングの人たちを責めるような文章だと思った人はごめんなさい。ただ、私の周囲のあまりに多くの人たちがコールドリーディングに無知で 霊能力者と称する人々(何度も言いますが中には善意の人もいるでしょう)のパフォーマンスを信じ込んでしまうので つい「技術とセンスがある人なら霊能力なんかなくてもできるのにな。」と思っちゃって。だって、うまい手品師のパフォーマンスは素人には見破れないでしょ。「これは超能力です。」と言われたら信じちゃうじゃないですか。同じように、うまいコールドリーディング術者のパフォーマンスは素人には見破れないんです。あまりに見事なんで、「これは霊能力です。」「スピリチュアルリーディングしました。」と言われたら信じちゃいたくなっちゃうんですね。スピリチュアルな力を否定しているんじゃないですよ。私にも霊感的な力(人の感情を体感的に感じたりとか、オーラが見えたりとか…「目の錯覚さ!」と言われたら困っちゃいますが…)はどうもあるようなので、否定はしません。でも、超能力が人智を尽くした手品のトリックにはかなわないように、霊感もコールドリーディング的な研ぎ澄まされたテクニックには敵わないと思っているのです。まあ、私の勝手な思いです。
2006年08月23日
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日々の生活において、スピリチュアルなことはどんな影響を持っているのでしょう。宗教家でない限り、少なくとも、生活の中心課題ではありません。しかし、重要な位置を占めているのは間違いないでしょう。NLPのロバート・ディルツ(NLP四天王の一人)はニューロ・ロジカル・レベルという認識のための枠組みを作りました。1.環境 ・・・ あなたの周りの環境はどうなっていますか?周囲の人々は?2.行動 ・・・ その環境の中であなたが取っている行動・態度・立ち振る舞いはどんなものですか?3.能力 ・・・ あなたが持っている才能や能力にはどんなものがありますか?4.信念 ・・・ あなたの信念や価値観はどのようなものですか?あなたが信じていることにはどんなことがありますか?5.自己認識 ・・・ あなたがやり遂げたいと思っている使命はなんですか?未来に向かってどのようなビジョンを描いていますか?6.スピリチュアル(霊性) ・・・ なぜ私たちは生きているのでしょうか?人がこの世に生まれいずる目的はどのようなものなのでしょうか?さて、六つのレベルおのおのの段階で自分のことについて認識することはできましたか?現代アドラー心理学では、ビジネスタスク と フレンドシップタスク と ラブタスク の主要三タスクの他に「セルフタスク」「スピリチュアルタスク」を考えます。「タスク」というのは人が人生を生きていくために果たさなければならない「課題」のことです。現代アドラー心理学では現実的な人間関係の「タスク」の他に、自己成長のための「セルフタスク」と人間存在と世界・宇宙とのつながりに関する霊性のための「スピリチュアルタスク」があると考えています。私は、現実的な三つのタスクをより幸福な協調的なものにしていく中で自己成長も行われ(セルフタスク)、そして、それは自分と宇宙=神とのつながりの中で行われるのだと思っています。例えば、嫌いな人を嫌いななり(無理に好きになろうとするとよけい破壊的なことになりますから)に、それでも相互尊敬・相互信頼の人間関係を構築していく。それは、子どもっぽいやり方からの脱却という自己成長でもあるし、私が嫌っているその人も、私と同じ神の子(宇宙・深淵とつながっている存在)だからです。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月17日
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交流分析の自我状態の説明の続きです。依存から脱却するためには、使う自我状態を「養育的な親の自我状態 NP」「大人の自我状態 A」「自由な子どもの自我状態 FC」にすることが大事です。あら探しをしたり、批判したりする「批判的な親の自我状態」、自分のしたいことを無理に我慢して、他人の言いなりになったり、逆に「おまえの言いなりになるもんか!」と何でもかんでも反抗する「順応した子どもの自我状態」を使うことは不幸になる道に入っていくことにつながるのです。「え、他人のいうことをまったく聞かないの?」と驚いちゃう方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは言っていません。他人の意見や要求に対しては、あるいは自分の直面する状況に関しては「大人の自我状態 アダルト」を使って、現実に配慮してケースバイケースで理性的に対応すればいいのです。(そこにアドラー心理学の知恵を使えば、より大きな共同体の幸福を考えながら自分の行う行動を決めていけばいいのです。協調・協力の方向性です。NLPのエコロジカルチェックと同じです。)無理に良い子ちゃんになったり、反抗的な子どもっぽい反応をする必要もないのです。(良い子ちゃんも反抗的な子どもも「順応した子どもの自我状態 RC」なのです。)なぜならば、良い子ちゃんも反抗する子どもも、子ども時代に刷り込まれた自動的な反応、子ども時代の遺物だからです。(子ども時代にはできなかった反抗をしていることもあります。)「順応した子どもの自我状態RC」が「親」に対する自動的な反応なのに比べて、「自由な子どもの自我状態」は自由な自発的な反応群です。好きなことをして、楽しむときに、理性的に「アダルト」を使っても、「養育的な親」を使って「うん、みんな楽しみなさい。」と言っても、自分自身は楽しめませんよね。そんな時に使うのが「自由な子どもの自我状態」です。いたずらっぽくて、楽しい雰囲気を醸し出します。誰かに不当な攻撃をされたら、腹が立ちますよね。悲しい出来事があったら悲しいですよね。このままじゃ危ないことになるぞと予想されるときは怖いですよね。明後楽しく遊べたらうれしいし楽しいですよね。そんな喜怒哀楽を自由に感じて、良い意味での子どもらしさを感じて表現するのが自由な子どもの自我状態です。たまには自由な子どもになって、人生を楽しみましょうよ。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月14日
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昨日の書き込みに質問があったのですが、私が出身家庭のどろどろの共依存の罠(私の出身家庭はアルコール障害の父とそれを助ける母の典型的な共依存家庭でした。)から脱出するまでには、それはそれは紆余曲折ありました。今思い出すと、あれは地獄でしたから。今、仲間たちと相互に尊敬して、相互に信頼し会える人間関係=自立した人間関係の普及のために活動していることが夢のようです。やはり段階がありました。妻の協力があってできたことですが、「自分自身を認める」という作業がありました。自尊感情がかなり低い状態で苦しんでいましたので、交流分析によって自分自身の感情を認め、自分のを受け入れ、自分自身で考え、自分自身で決定していくという方向性を得たことは大きかったと思います。次に、出身家庭から離れました。出身家庭の影響というものは大きくて、ここから離れるということ自体がとても困難でしたが、かなり大きな決断と行動変容の連続で離れることができました。これも妻に大きく助けてもらいました。カウンセラーにも助けてもらいました。自分一人だけでこの作業はやれなかったと思います。そして、その後、13年の歳月をかけて、周囲との関係性を少しずつ良くしていきました。それはアドラー心理学とSMILE(勇気づけの人間関係セミナー)のやり方を学び、それを実践していく過程でした。まず、仕事の中で、家庭では子どもたち相手に実践しました。次に、妻に対しても使えるようになってきました。同僚たちや上司たちにも使えるようになりました。勇気づけの会という友情のタスクの固まりのような仲間たちと過ごせるようになったのも大きいでしょうか。自立した人間同士がお互いに勇気づけ合う関係がいかに楽で、気持ちの良いことか。SMILEの中には、人と相互に尊敬し合い、相互に信頼していくための方法が満載してあります。そして、そのやり方を、出身家庭で学んだ共依存的やり方、例えば命令だとか、感情爆発だとか、ゲームだとか、脅しだとか、復讐だとかいうやり方と、少しずつ代えていったのです。私にとっての特効薬のようなものはありませんでした。不適切な共依存的な人間関係の取り方を、適切なSMILEのやり方に代えていく、地道な毎日の作業でした。というか、今、現在も代え続けていっているのです。(つまり、バイパス作業です。)もちろん、私のように共依存の癖の中にどっぷりと浸かっていた人間が、ただSMILEを学んだだけですんなりと行動変容できたわけではありません。行動の変容を促すために、交流分析のリペアレンティングだとか再決断だとかもしました。EFTを丁寧にかけたことも効果的でした。アドラー心理学流のリフレイミングはそれは効果的でした。ペルグリーノ博士から習った早期回想を幸せなファンタジーに変える方法もすごかったです。博士からいただいた「勇気づけ」も鍵だったでしょう。最近では、NLPで学んだ辛い感情や嫌な記憶から一瞬で脱出できる様々な方法で簡単に気分を変えることができるようになりました。学んだことで一つとして無駄なものはないというのが正直なところです。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月11日
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人生の課題には、主にビジネスの課題(ビジネスタスク)、交友の課題(フレンドシップタスク)、愛の課題(ラブタスク)の三つがあります。(アドラー心理学の知識です。)この三つの課題に自己責任で解決しようとしていくことが「自立」であり、逃げて他のものに寄りかかって目をそらしたり、ごまかしたりすることを「依存」と言います。(人やアルコールやギャンブルや買い物やSEXや仕事に逃げるわけです。)三つの課題のうちビジネスの課題というのは、手に職を持って、周囲や社会に貢献して、収入を得て、それによって食べて生活していくためにいろいろな人と交流していく課題です。交友の課題でつきあう人々と愛の課題でつきあう家族などを除いた義理の関係でつきあう人々との人間関係と言ってもいいかもしれません。そうです。人間はあらゆる課題を解決していく上で、一人では何もできません。課題を解決していく上で必ず他の人間と協力していきます。ですから、課題はイコール人間関係でもあるのです。ですから、ビジネスの課題には、親戚づきあいとか近所づきあいとか、自分の配偶者の親との関係、PTAの関係、そしてもちろん、職場の人間関係、仕事を遂行する上での人間関係(つまりお客さんなどとの関係)などがあります。交友の課題は、友情を感じて個人的につきあう人々との関係です。ですから、PTAのつきあいでも、職場の同僚でも上司でも、お客さんでも、友情を感じて友人として個人的なつきあいをすればそれは交友のタスクになるのです。もちろん、近所づきあいや親戚づきあい、そして義理の親との関係も友情のタスクになる可能性は多分にあります。愛の課題(タスク)は、人生のパートナーとの関係が基本です。別名「セックスのタスク」と言います。パートナーとの間にできた子どもとの関係も愛の関係です。孫にも強い愛情を感じるので、孫との関係も愛のタスクです。友情(交友)のタスクと愛のタスクの区別は、大きなお金を相手のために提供できるかどうかが分かれ目になります。愛のタスクの人々とは「運命共同体」を形成しています。ですから、私たちは愛のタスクの人々のためには、必要なときには数十万とか数百万とかいう大金を提供します。(これを悪用したのが「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」です。)友情のタスクと愛のタスクを混同してしまう人がいます。本当は友情のタスクにとどめておいた方がよい関係に、愛のタスク的な感情を感じて、愛のタスク的な反応をしてしまう人です。これは不幸を招きます。依存の一種ですから。「愛」は愛のタスクの人々にかけましょう。さらに言うと、親子の愛情は夫婦の愛情とは質が違います。配偶者へかけるべき愛を誤って子どもにかける人がいます。配偶者への愛はお互いに死ぬか離別するまで掛け合う愛情です。そして、子どもは最後には自立して別の「愛のタスク=家庭」を作って飛び立ち、自立していく存在です。限りなく友情(それも地上で最も濃い友情)に近づく愛と言ったらいいでしょうか?これらの違う関係性をきちんと区別して、それぞれのタスクに向かい合っていくことが自立です。これらのタスクに真正面から向かい合う勇気・意欲が欠けているとき、人は依存に走ります。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月10日
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前回、人と協調的に交流したり、自分自身のことを肯定的にとらえて、幸せに生きていくためには、「養育的な親の自我状態NP」「大人の自我状態A」「自由な子どもの自我状態FC」の三つの自我状態を使うのが効果的だと言うことを述べました。「NP」(養育的な親の自我状態)というのは、相手を優しく見守って、好意的に見て、信頼していて、「援助がいるときにはいつでも援助するよ。」という自我状態です。自分のことをOKだと思っていて、相手のこともOKだと思っているときに使う自我状態です。私たちは、親的な人物が「NP」を使っている様子を観察して、モデリングして「NP」を使います。優しくほほえみかけて、温かく声をかけます。「あなたはすばらしいね。」って。相手が失敗したときや大変なときは心配して、優しく励まします。「きついね。」「でも、大丈夫。あなたなら乗り越えられるよ。」って。自分の実際の親的な人物があまり「NP」を使わなかった過去を持つ人も大丈夫。本やテレビ、映画、そしてカウンセラーをモデリングすれば上手に使えるようになります。自我状態は自分に対しても使うものです。「批判的な親の自我状態CP」は自分に対しても使えます。自分のあら探しをして、自分の言動を批判して、劣等コンプレックスに陥れるのです。自分に対してもNPを使いましょう。「失敗しても、大丈夫。次がんばればいいんだよ。」「おまえなら、きっとできるよ。私は信じているよ。」って、自分に語りかけましょう。これが、効果的な自我状態の一つ「養育的な親の自我状態」NPです。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月09日
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自我状態というのはTA(交流分析)の用語の一つで、「首尾一貫した一連の思考、感情、態度、行動のパターン」のことです。私たちが、このパターンを道具として使って人と交流しているわけです。大きく分けて、「親P」「大人A」「子どもC」の三つの自我状態があります。P(ペアレントのPです) A(アダルトのAです) C(チャイルドのCです。)とアルファベットで表されることが多いです。「親の自我状態」は親的な人物の「思考、感情、態度、行動のパターン」を見たり聞いたりする中でそれを模倣する形で使うようになるパターンです。「批判的な親の自我状態CP」と「養育的な親の自我状態NP」の二つがあります。「大人の自我状態A」アダルトは、「現実に即した思考、感情、態度、行動のパターン」です。理性的に今の自分の能力でできることをやる時に表れるパターンです。「子どもの自我状態C」は子ども時代に使っていた「首尾一貫した思考、感情、態度、行動のパターン」のことです。「順応した子どもの自我状態AC」(これをさらに分けて「従順な子ども」と「反抗的な子ども」とすることもあります。)と「自由な子どもの自我状態FC」の二つがあります。私たち(勇気づけの会)は「養育的な親の自我状態NP」と「大人の自我状態A」と「自由な子どもの自我状態FC」を効果的な自我状態と呼んでいます。(エーブ・ワーグナー先生の考え方です。)なぜなら、この三つの自我状態を使っているときには、周囲の人々と協調的な人間関係が築けるからです。それに対して、「批判的な親の自我状態」や「従順な子どもの自我状態」「反抗的な子どもの自我状態」を使っているときは他人のあら探しをしたり、人を攻撃したり、復讐したりと、非協調的な方向へと向かうからです。みなさん、NPとAとFCを使って周囲と協力して、幸せな人生を築きましょう。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月06日
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ストロークの話を続けます。プラスのストロークには、無条件のプラスのストロークの他に、「条件付きのプラスのストローク」があります。条件付きで、その人の快になるような言葉かけや、態度や、接触をするものです。たとえば、「今日のおめしもの、とても似合っていますよ。」とか、「○○くん、今回の契約うまくやったじゃないか。次も頼むよ。」とか「○○さん。今度の国語のテスト100点だったよ。えらいじゃないか。」とか言って、服が似合っていること、仕事で契約をうまく取ったこと、テストで100点取ったことを誉めたり、すごいと評価するストロークのことです。アドラー心理学の勇気づけでは、このような「条件付きのプラスのストローク」をかける場面でも、結果に注目するのではなく、『過程=プロセス』に注目すること、本人の感情に共感することによって、お互いが意欲を高めあうことを推奨しています。例えば、「契約を取ったのは君のがんばりのおかげだよ。本当にありがとう!」と言えば、部下の意欲は高まりますよね。契約を取ったという結果ではなく、契約を取るまでの本人の努力のプロセスに焦点を当てるからです。「国語100点だったんだ。うれしいかい?」「はい。うれしいです。」「良かったねえ、うれしくて。先生もうれしいよ。○○さん、がんばっていたものな。」というように、本人のうれしさに共感し、がんばって勉強していた過程に注目をすることで本人がさらなる意欲をやる気を出す関わりを「勇気づけ」と呼ぶのです。「無条件のプラスのストローク」と本人の感情に共感し、結果ではなくプロセスに注目する「条件付きのプラスのストローク」を使うことで、人は勇気づけられ、生きていく意欲を高めるのです。「条件付きのプラスのストローク」には、あまり適切ではないものも存在します。それは上から下へのご褒美のような誉め言葉や態度です。これは、交流分析で言うと、効果的でない自我状態から発せられます。効果的でない自我状態とは「批判的な親の自我状態CP」「順応した子どもの自我状態AC」(「反抗的な子どもの自我状態」を含む)のことです。上から下へのご褒美は「批判的な親の自我状態」から発せられます。「うむ。よく頑張った。次もがんばるんだぞ。」などと批判的な威張った親の自我状態CPから言われても、ちっともうれしくありません。効果的な自我状態は「養育的な親の自我状態NP」と「アダルトの自我状態A」と「自由な子どもの自我状態FC」です。NPを使う人はあたたかく共感して、プロセスに注目してくれるでしょう。アダルトもプロセスに注目するのを助けてくれます。FCの場合は「わあい、良かったね。」と友だちのように一緒に喜んでくれるでしょう。アドラー心理学では、このような効果的な自我状態からの交流を「横の関係」と呼んでいます。人間と人間の関係性という側面から見ていくのです。相互に尊敬し、相互の信頼する人間関係の中では、「批判的な親の自我状態」やそれに対抗する「順応した子どもの自我状態」など使われないのです。………………………………………………………………………………………… ランキングを見た多くの方に来ていただいて、少しでもお役に立てたら幸せだなあと思ってます。……応援してくださるとうれしいです。(^O^) 無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」も購読していただいたらうれしいです。
2006年08月02日
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