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2017年05月07日

哲学者・萱野稔人の言葉 (SWITCH INTERVIEW 達人達 「プロボクサー・村田諒太 × 哲学者・萱野稔人」)


その中の萱野の言葉で印象に残ったところを書く。

哲学とは?

哲学とは何か。
萱野が言うには、

『哲学者の言葉を勉強することだけが哲学ではない』
『哲学は、言葉を使って自分の考えを深めていくこと』

だという。
一般的な哲学のイメージとしては、「昔の哲学者の言葉や考え方を勉強する」というイメージがあるが、『学説を知らなくても哲学は実践できる』らしい。

哲学において大切なこと

哲学において大切なことは、「自分の力で言葉を使って考えていく」ということであり、「言葉を使ってどんどん物事を深めていくことが哲学の一番の本質」だという。

意見は人それぞれ違っていていい

人それぞれ意見は違っていていいのだが、大切なのは、

『自分の意見を的確に表現できているか』
『問題提起と結論が対応しているか』

というところだという。

インプットとアウトプット

大学で教鞭をとっている萱野は、学生たちにこんなことを言っているという。

『高校までの勉強はインプット中心のもの。答えのある問題をいかに早く正確に理解できるかを問われる』
『大人になってから問われるのは、インプットの知性ではなくアウトプットの知性』
『アウトプットができなければ、どれだけインプットしても意味がない』

例えば会社員で、ものすごい量の本を読んでいる人がいるとする。
その人が会社で企画書を書いたとしても、内容がイマイチなものだったら、仕事として評価されない。

インプットがすごくても、ちゃんとアウトプットできなければ宝の持ち腐れである。

まとめ

・言葉を使って自分の考えを深める。
・深めた考えを、的確に表現する。
・アウトプットをしっかりする。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。


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