もともと、コンピュータなんてものは、人間にインプットされた情報しか行使できないと思われてきました。だからこそ、 人間側さえ入力内容に十分な注意を払っていれば、コンピュータの人類造反など絶対に起こらないだろう と、自信を持って言えてきたのです。
ところが、最近のAIは、 入力された情報を自身でさらに組み替え直す事 までできるようになってきました。つまり、人間同様に、 自分一人で考える事もできるようになってきた のです。
昔は、 コンピュータがチェスや将棋で人間の名人に勝てる日は絶対に来ないだろうとも言われていたのですが、 今日ではAIの方が人間よりもチェスや将棋の腕前が格段と勝っています。 全ては、AIが自分で考える能力を身につけるようになった結果です。
チェスや将棋ぐらいの話で済めば、まだマシなのですが、このままAIに自力で考える事を任せっきりにしてしまうと、 本当に恐ろしい事態 に発展してゆくかもしれません。
戦闘機械にAIを装備しようものなら、そのAIは 敵国の軍隊を殲滅する方法を、それこそ効率よく、無慈悲に徹底したものをとことん考えだす事 でしょう。そのAIの思考が飛び火して、敵の軍隊周辺の民間人や味方の兵隊もまとめて殺してしまう事まで思い付くようになってしまうかもしれません。まさに バーサーカー(無差別殺戮機械)の誕生 であり、映画 「ターミネーター」の悪夢が本物になってしまうかもしれないのであります。
それを阻止する為には、 初期段階でロボット三原則を徹底的にAIに組み込むか、あるいは、ルシーのように、 人類がAIにとっては滅ぼしてはいけない存在なのだと自発的に認識してもらう しかないのかもしれません。
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