ウェルズの傑作SF 「宇宙戦争」 を、同作者の短編 「水晶の卵」 と結びつけた作品は数多いかもしれませんが、まさかの 「星」 とくっつけて話を展開してみせたのは、多分、この「火星征服団」ぐらいなものでしょう。
「火星征服団」 と言う題名は、 <火星からの征服団>と <火星への征服団>の両方の意味が込められています。ネタばれしますが、オチは「宇宙戦争」をパロっており、 コンピュータ(人工知能)に支配されたテラ(地球)へ攻め込んだ火星人たちは、生物のウィルスによってではなく、自分たちの所有するコンピュータをウィルスに冒されて、撃退される 事になります。
かなり正編のストーリーからは脱線はしていますが、いちおう、 ルシーものの外伝の一つ です。
「ルシーの明日とその他の物語」
【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image