これが、なんと、2年ぶりくらいの 「狼ハンター」シリーズの新作 です。このシリーズは、別に完結していた訳でもなかったのであります。
こうして、唐突に新作を書きましたのは、 単なる気まぐれなどでもなく、実は 「ピンクの怪物」の続編 を書くに当たっては、そのストーリー内に 「狼ハンター」のキャラも混ぜる事を検討していた最中でしたので、 その前哨戦の意味合い もあったのでした。
なお、今回の 「赤ずきん再び」 は、紛れもない「狼ハンター」シリーズの1話ではあるのですが、シリーズ全般に出てくるアイテム、キャラはなるべく登場させないようにして、 独立した1話として読めるような配慮を施してあります。「冬の童話祭2019」の課題である 「逆さ虹の森」 の設定の方を大いに生かすようにして、若干、 連載ものっぽい書き方に仕上げてみました。 読者の予想を裏切る展開を心掛け、ラストシーンも、 あえてボカした書き方 にしています。また、 毎度バラエティに飛んだ100年狼 が、今回はどんな設定なのかも、 見どころの一つとなっています。
「赤ずきん再び」
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