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2022年07月19日

TVゲームとSFロボット

「鉄人28号」 (1956年〜)と言うのがあるのですが、この漫画(及び、最初のアニメ)に出てくるロボット( 鉄人28号)の操縦器(リモコン)には、 レバー二つとボタン三つ しか付いていませんでした。
鉄人28号.jpeg
 当時は、 「こんな雑なリモコンで、ロボットが動かせるかよ」 と思ったものですが、ふと思い出しますと、元祖TVゲームである ファミコン (ファミリーコンピュータ・1983年〜)にも、コントローラーには 十字キーと四つのボタン しか付いていませんでした。
ファミコン.jpg
 それでも、ファミコンは、 ゲームのプレイヤーキャラを四方八方に動かして、バトルまで出来た訳ですから、最近になって、 「鉄人28号のリモコンも、あれで十分に機能を果たしていたのではないか」 と思えてきました。

 ちなみに、円谷プロの昔の特撮ドラマに登場した 「ジャンボーグA」 (1973年)と言う巨大ロボットは、その操縦方法が、 操縦者とロボットの動作の連動方式 でした。 操縦者が動いた通りのポーズに、ロボット(ジャンボーグA)も動いてくれるのです。
ジャンボーグA.jpg
 でも、これって、見返してみますと、現在の モーションキャプチャ 任天堂スイッチのスポーツゲーム の操作方法と、 まるでソックリ なのであります。当時は、 「こんな簡単にロボットが動かせるかよ」 と思ったものでしたが。

 TVゲームって、実は、 昔の人が考えたロボット操縦のイメージを、見事に現実化 しているのです。

posted by anu at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ・本
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