当時は、 「こんな雑なリモコンで、ロボットが動かせるかよ」 と思ったものですが、ふと思い出しますと、元祖TVゲームである ファミコン (ファミリーコンピュータ・1983年〜)にも、コントローラーには 十字キーと四つのボタン しか付いていませんでした。
それでも、ファミコンは、 ゲームのプレイヤーキャラを四方八方に動かして、バトルまで出来た訳ですから、最近になって、 「鉄人28号のリモコンも、あれで十分に機能を果たしていたのではないか」 と思えてきました。
ちなみに、円谷プロの昔の特撮ドラマに登場した 「ジャンボーグA」 (1973年)と言う巨大ロボットは、その操縦方法が、 操縦者とロボットの動作の連動方式 でした。 操縦者が動いた通りのポーズに、ロボット(ジャンボーグA)も動いてくれるのです。
でも、これって、見返してみますと、現在の モーションキャプチャ や 任天堂スイッチのスポーツゲーム の操作方法と、 まるでソックリ なのであります。当時は、 「こんな簡単にロボットが動かせるかよ」 と思ったものでしたが。
TVゲームって、実は、 昔の人が考えたロボット操縦のイメージを、見事に現実化 しているのです。
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