以前に放送された アニメの「悪魔くん」 (1989年)では、 登場する12使徒のメンバー が、 原作マンガ「最新版 悪魔くん」 (1988年)のものとも 微妙に異なっていました。
そのうちの一人、原作マンガの 鳥人 。
水木氏の著書 「妖怪世界編入門」 (小学館)で紹介されていた妖怪らしいのですが、「妖怪世界編入門」のものとは ルックスが大幅に異なります。
どうやら、その容姿は、 イースター島に残されている鳥人のレリーフ が使用されたらしいです。
ところが、この鳥人、実際にアニメが始まりますと、 12使徒の一人としては使ってもらえませんでした。
代わりに、採用されたのが、 鳥乙女 です。原作マンガの方でも、いつの間にか、 鳥人は鳥乙女に置き換えられていました。
この鳥乙女も、元々は、水木氏の著書 「世界の妖怪100話」 (小学館)で紹介されていたキャラクターなのですが、やはり、 ルックスやキャラ設定は大胆にアレンジされています。
水木マンガ的には、 鳥人でも違和感はなかった のですが、 アニメとしては、この変更は正解だった と思います。
12使徒にバラエティさを持たす目的で、 「アニメっぽい美少女キャラ」 を加えたのでしょう。ただし、この鳥乙女のルックスは、 あまりにも非・水木タッチ です。ほんとに、 水木先生がデザインしたのでしょうか?
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