ナビゲータのEVEです。
2022年8月4日のブログで「元男の子」 というタイトルで、 ちゅる さんと、 青木歌音 さんを御紹介しましたが、世間もLGBT法案と言うことで、この人達をサポートする動きがあるようです。
[LGBTって何?]
そもそもなのですが、LGBTって何なのでしょうか?ChatGPTに聞いてみました。
LGBTとは、異性愛者(Heterosexual)や異性愛以外の性的指向を持つ人々を包括する用語です。LGBTは、以下の要素から成り立っています。
L(レズビアン)
女性が女性に対して感情的・性的に魅かれる性的指向を指します。
G(ゲイ)
男性が男性に対して感情的・性的に魅かれる性的指向を指します。一般的には、男性同士の関係を指すことが多いです。
B(バイセクシュアル)
異性と同性の両方に対して感情的・性的に魅かれる性的指向を指します。
T(トランスジェンダー)
自分の生まれた性別とは異なる性自認を持つ人々を指します。例えば、生まれたときの身体的な性別が男性でも、自分自身を女性と認識する場合などです。
また、LGBTは性的指向だけでなく、性自認や性表現の多様性を含む広いスペクトラムです。また、LGBTQ+という表現では、さらに性的指向や性自認の多様性を表現しています。
Q(クエスチョニング)
自分の性的指向や性自認について疑問を持っている人々を指します。
+(プラス)
その他の多様な性的指向や性自認を含むことを意味します。例えば、パンセクシュアル(性別に関係なく人を愛する)、アセクシュアル(性的魅力や欲求を感じない)などが含まれます。
LGBTの概念は、性的指向や性自認の多様性を尊重し、差別や偏見をなくすことを目指すために使用されます。これにより、個々の人々が自分らしく生きることができる社会を築くことを目指しています。
もっと分かりやすく言うと、男と女というカテゴリーの外にいる人って感じでしょうか?2023年6月16日に可決されたようですが、その人達を救おうとしている法案のようです。
[LGBT法案可決]
LGBT法が2023年6月16日に可決 されました。インターネットで要約されたものを調べると、以下のような記事が出てきます。
[LGBT理解増進法の主な内容]
・法律の目的は、性的指向およびジェンダーアイデンティティの多様性に寛容な社会の実現に資すること(1条)
・全ての国民は、性的指向またはジェンダーアイデンティティにかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重される。性的指向およびジェンダーアイデンティティを理由とする不当な差別はあってはならない(3条、基本理念)
・国と地方自治体は理解増進施策の策定・実施に努める(4、5条)
・事業主は労働者への普及啓発、就業環境の整備、相談の機会の確保などをおこない、理解増進に努める。学校設置者は家庭および地域住民その他の関係者の協力を得つつ、児童・生徒らの教育または啓発、教育環境の整備、相談の機会の確保などをおこない、理解増進に努める(6条)
・政府は毎年1回、理解増進施策の実施状況を公表する。基本計画を定め、おおむね3年ごとに検討を加える(7、8条)
・全ての国民が安心して生活できるよう留意する。政府は必要な指針を策定する(12条)
出展元: SDGsACTION
ただ、抜粋の文章のタイトルを見てもらうとわかりますが、「 LGBT理解増進法 」となっています。そして、内容は、中身がないような・・・?ただの努力義務で、婚姻といった部分までは踏み込んでいないようです。
[LGBTの人々の生活の困難さ]
調べて見ると、肩すかしをされたような気分になります。この法律がLGBTの人たちに有効なものなのかどうか、まずは、LGBTの人たちがどんなことに困っているのかChatGPTに聞いてみました。
LGBTの人々が普通の男女と比較して実生活で直面する可能性のある不都合や課題には、以下のようなものが考えられます:
?カミングアウトの困難さ
LGBTの人々が自分の性的指向や性自認を公表する(カミングアウトする)ことは、個人によっては困難な場合があります。家族や友人、職場などでの反応や理解を心配したり、差別や偏見を恐れるなどの理由から、自己を開示することに躊躇することがあります。
LGBTのカップルやパートナーは、結婚やパートナーシップの法的な認知や保護を受けることができない場合があります。これにより、法的な権利や財産の分与、医療や相続の問題など、様々な実生活上の不都合が生じる可能性があります。
?就業環境やキャリアの制約
LGBTの人々は、職場や就業環境での差別や偏見に直面することがあります。昇進やキャリアの成長の機会において、性的指向や性自認に基づく不利益を受ける場合があります。また、カミングアウトや自己開示によって職場内での関係や雰囲気が変わることも懸念されるかもしれません。
?医療や健康へのアクセスの制約
LGBTの人々は、適切な医療や健康サービスへのアクセスが制限されることがあります。性的指向や性自認に関連する特定の医療ニーズや健康上の問題に対して、適切なサポートや専門的なケアを受けることが困難な場合があります。
これらの不都合や課題は、社会の認識や法的な保護の向上によって改善されることが期待されています。さらに、LGBTの権利を尊重し、包括的な政策やプログラムを導入することによって、彼らの実生活の不都合を軽減することが重要です。
今回の法案で、??については、意識が改善されるのと同時に、状況も改善されるかもしれません。ただ、??については、今後も引き続き困難と向き合わなければならないようです。この法律名、「LGBT理解増進法」ということですが、そもそもLGBTの人たちの問題を把握し、解決しようという気があるのでしょうか?今回の法律がまず第一歩で、今後も引き続き検討していくことを切に望みます。
[あとがき]
現在のLGBTの人たちの人口の割合を「多様な性的指向と性自認に関する調査」(2015年)では、同性愛者の割合は男性で7.6%、女性で2.7%と報告されています。しかし、この調査は特定の地域や年齢層に限定されているため、全体的な割合を正確に捉えることはできないそうです。
この数字を見て思うのは、 ユーティリタリアニズム (*1)的な考え方で言うと、社会を動かすにはまだまだ人数が足りないのかもしれません。この人数では、所詮他人事です。
今回の「LGBT理解増進法」の制定により、より理解が進み、今までLGBTと言えなかった人々が声を上げることができるようになったら、変わっていくのかもしれません。
では、また!
■LGBT理解増進 4党による与党案修正した法律が成立 参院本会議(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230616/k10014100991000.html
■「LGBT理解増進法」施行 当事者・支援団体からは内容に批判も 企業への影響は?(SDGsACTION)
https://www.asahi.com/sdgs/article/14939487
■ちゅるちゃんねる
https://www.youtube.com/@churuch
■青木歌音 / Kanon Aoki
https://www.youtube.com/@AokiKanon/featured
■元男の子 [Coffee Time](2022年8月4日)
https://fanblogs.jp/bahamuteve/archive/33/0
*1)ユーティリタリアニズム(功利主義)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%9F%E5%88%A9%E4%B8%BB%E7%BE%A9
★DB関連関数以外の修正状況(6/27までの進捗)
修正ファイル本数 21/29本(1本ファイル修正)
修正箇所 368/396(2箇所修正)
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