受験に対して懸命に努力すべき理由
2016年も2月に入り、いよいよ受験シーズンです。
本ブログのアクセス解析をしていたところ、
昨年書いた、 【高校受験の前期合格でわかった7つの事】
のアクセスが急増していることに気付きました。
読み返してみたのですが、
「あぁーそういえば、昨年は大変だったなぁ」と、
ちょっと懐かしくも思います。
世間でも、「どんな辛い事でも、過ぎ去れば思い出になっている。」
とよく言われますが、
本当にそんな感じかもしれません。
ところで、
良い学校に行けば、
同じように一生懸命努力した子供達が集まっています。
皆、努力の後の充実感を知っているので、
運動会や文化祭、クラブ活動などでも一生懸命取り組みます。
当然勉強もです。
そして、その努力が良い結果を生むので、
さらに楽しくなる。
これが、昨年受験したわが家の子供達の今です。
本当に毎日が楽しそうです。
では、昨年努力をしなかった子供達はどうなのでしょう。
世間は狭く、色々な噂が飛び交っています。
「授業についていけない」、
「高校は全然楽しくない」、
「もうやめたい」
そんな事を言っているというのを耳にします。
そして、
「あの時一生懸命勉強していればよかった」と後悔しているそうです。
私立入試試験と前期試験、後期試験
大阪府下の話なので、他府県での状況はわかりませんが、
1年経過して見えてきたことを書こうと思います。
平成28年度の大阪府内の私立高校の入試は、
平成28年2月10日(水)を初日として行うことが発表されています。
大阪府公立高校の特別選抜が2月22日(月)・23日(火)、
一般選抜が3月10日(木)ですから、公立に先立って私立高校の入試が行われます。
ここで押さえて置くべきなのが、
私立入試が一番最初だという点です。
大阪府では、世帯収入の額に応じて、授業料が減額や免除される、
私立高校の授業料無償化制度というものがあります。
この制度があるため、
私立高校を専願で出願する子が多いのですが、
同志社香里などの人気のある私立高校は凄い競争倍率になります。
それゆえに、
ランクを下げて私立高校を受験するのが一般化しています。
次に併願で出願する場合においても、
公立高校に落ちた場合の、
いわゆる滑り止めとして私立高校を受験するので、
これもランクを下げているのが現状です。
結局のところ、
私立高校の場合、専願、併願のどちらにおいても、
レベルを下げて受験している事が多く、
本当に行きたかった高校かどうかは別の話というわけです。
ここで問題となるのが、
併願で受験した私立高校に合格した場合です。
そもそも学力があり、
レベルの高い公立高校への進学を希望しているのであれば、
特別選抜、一般選抜のために、継続して受験勉強を行うと思います。
しかし、しっかりと受験勉強をせず、
とにかく高校だけは卒業しておきたい、
あるいは、どこでもいいから楽して受験したいなんて考えている場合、
私立高校に併願合格した途端、まったく勉強をしなくなります。
そして、その姿を見て、親もあきらめ私立高校へ進学させてしまいます。
さて、こういった子達は1年経過してどうなったでしょうか?
高校へ進学しても授業について行けないので、
さらに勉強をしなくなります。
そして、毎日夜遅くまで遊び歩き、
悪い友達とつるむようになり、
最終的には、高校を中退しています。
親は授業料無償化制度によって、完全に無料になると思っていたのに、
いざ通わせてみたら、活動振興会会費、施設維持費などの名目で色々と徴収され、
毎月5万円以上の費用がかかり、
パートタイムで働く必要が...
そして、一生懸命働いて費用を払ったのに、
子供は中退...
子供との喧嘩が絶えなくなり、
夫婦仲も悪くなり...離婚。
全ての家庭がこうではないのですが、
実際に一部の家庭がこのように壊れていきました。
私立高校に併願合格しても、絶対に公立高校に行かせよ!
とにかくラストスパートです。
私立高校には合格しているのですから、
とにかく1ランク上の公立高校に行かせてください。
そして、特別選抜、一般選抜のための受験勉強をとにかくやらせるのです。
1ヶ月位、毎日数時間の睡眠でも死にはしません。
とにかく、一生懸命努力させるのです。
この経験が後々の人生において、
役立つ事になります。
まとめ
親ができる事は限られています。
資産家であれば、大金をはたいて有名私立高校へ子供を通わせる事も可能でしょう。
しかし実際は、資産家の子供は小さい時から厳しく育てられおり、
勉強もできるので、受験でジタバタするような事はありません。
最高ランクの高校に行くか、その下のランクの高校に行くかを悩むくらいです。
そして、中学の時から一生懸命勉強してきた子供も同じです。
要は、中学で勉強もせず、
受験を甘く見ている子供達と親が問題です。
たかが受験だと侮っていると大変な目に遭います。
ここで一生懸命努力するかどうかが、
子供達の後々の人生に影響を与えるのです。
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