ノスフェラトゥ




吸血鬼の総称だそうです。
もとはルーマニア語です。英語では“ヴァンパイア”。


しかしドラキュラは、恐怖小説「吸血鬼ドラキュラ」に出てくる吸血鬼の名前。
固有名詞です。日本でいうなら、“ゲゲゲの鬼太郎”の“鬼太郎”のようなもの。
“ノスフェラトゥ”は、ゲゲゲの鬼太郎ならば“妖怪”のようなものです。

 なぜこんな話をするかというと、実は昨夜の続きです。

3曲目に紹介した、Something in My Houseに、ところどころ光を使った「仕掛け」が見られます。
(YouTube:deadoralivetv)

2’50”で左の壁に。2’59”でピート・バーンズの後ろに。3’23”でステージ後方に。3’28”でピート・バーンズの左。が、これは編集でしょう。5’04”からは映像全体が編集されています。

この歌は、

 もう、とうの昔に終わってしまった愛が、この家にまだ亡霊として棲みついている。

そんな内容です。
別にオカルトを主題にして歌っているものではありません。
でも「私の家にいる何か」という少し怪しげなタイトルだから、ヴァンパイアが登場するのか。

しかし、このヴァンパイア。
なんか怖くないんです。

最初はこれが何かもわからずに見ていました。
でもなにか愛らしいところがあります。

特に5’05”で立ち去る姿は、ぎこちなさも相まって人間離れして見えます。
私は、
「これらの映像は何?」
という好奇心に駆られました。

そして調べていくうちにこれが、1922年にドイツで制作された映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』だというのがわかります。なんでもこれがヴァンパイアを扱ったホラー映画の元祖なのだそうです。

Something in My Houseに出てくる“効果”は、この映画からの抜粋なのです。

まだ当時は無声映画だったようで、あいだあいだに字幕の代わりとしてパネルに書かれた説明やセリフが映ります。映画にはBGMが付けられていますが、当時は横でオーケストラが演奏していたのかも知れません。

私は最初から最後まできちんと見たことありませんけど、Something in My Houseに出てくる映像は、すべてあるようです。

(YouTube:Timeless Classic Movies)













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2020年02月02日

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