午前中はだらだらと過ごす.
何もしない.
野菜や魚を買う.
帰宅して少し休む.
本を読む.
太宰治『御伽草子』「御伽草子」から「浦島さん」の後半.
乙姫は数ページしか出てこない. 発言も一切無い. それが神秘性を高めている.
その代わり, 浦島が亀に乗って故郷に帰る描写, その後の顛末が詳細に描かれている.
太宰治が何とかしてこの物語を幸福な結末にしたいという思いが感じとれる.
夕方に食事.
大根煮と鰯丸干しとご飯.
食べている最中から不安感が強くなってくる.
明日への, その先への恐れというか, そういうものである.
辛い.
眠剤と頓服を飲んで休む.
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