やや倦怠感はあるものの抑鬱感は無い.
実感として朝の鬱が軽くなってきているのがわかる.
うまい.
天気が良かったので昼食後に散歩に出る.
太陽の光を浴びながら近所を一回りした.
気持ちがいい.
体を動かすのも心地良い.
しかし残念なことに帰宅してから体調が悪くなってしまった.
散歩のおかげで気分は上向いたのに.
時として何の理由も無くふと過去の記憶の断片が頭をよぎることがあるのだ.
今日のように.
以前の, 自分に投げかけられた友人や仕事の仲間の厳しい言葉・非難の表情・その場の重苦しい雰囲気.
自分にとって思い出すのが辛い嫌な記憶の連想.
人に迷惑を掛け続けてきたこと.
不愉快な思いばかりをさせたこと.
自分の無力さ.
その場の嘘で逃げた卑劣さ.
自分がいたことで皆をトラブルに巻き込んでしまった無能.
苦しい.
次第に動けなくなってくる.
どうしてこういう状態に陥るのかはわからないが, 結局午後はずっと横になって休んでいた.
横になっている中でぽつりぽつりと考えた.
肉体はまあ健康で, 心も相当回復してきていると信じている.
だが, この予期できない鬱に落ち込む症状から少しでも解放される時期は訪れるのだろうか.
デイケアや認知療法をどのように生活の中に組み込んでいくのがいいのか.
自己管理や生活の習慣によってこの辛さを軽減できるようになるものなのか.
たとえば絵を描いたり数学やプログラミングに集中したりすることがその役割を担ってくれるようになるのか.
鬱病者としてずっと一人で生活していくために考えて, それを言葉として自分に投げ掛けられるようになりたい.
でないと将来肉体や脳が衰えていくに連れて, 非常に苦しく厳しい生活を強いられていくだろう.
正直なところそれが怖い.
社会からの完全な孤立や, 自ら命を断つという選択肢が当たり前のように隣りにある日々が延々と続くような...
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