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2019年10月21日
高級プレミアムスポーツセダンで都内ドライブ
都内でもなかなかお目にかかることもない RS7 ですが、Audi on Demandではラインアップされており、さっそく借りて天気もいい日でしたので木更津までドライブしてみました。
Audi on Demandは時間貸しでの車両レンタルの高級版といった感じで、オンラインで予約して、都内の限られた場所・区域内であればコンシェルジュが指定の場所・時間に車を持ってきてくれ、引き取りもしてくれます。ということで今回は都心の繁華街近くの指定の場所まで持ってきてもらいました。
クルマに近づくと真っ赤なボディカラーが目を引きます。ド派手な感じで車体も大きいので都内では結構目立ちます。
排気量4LのV8エンジンを前置きした四輪駆動車(フルタイム四駆のクアトロシステム)で600ps超というモンスター級の馬力です。
見た目はクーペ風のセダンですが、走りはその辺のスポーツカーであれば十分対抗できそうです。天気が良かったので、鮮やかなボディカラーが青空に映えます。
内装は同クラスの通常モデルとほぼ変わらずといった感じで、アウディスポーツの象徴のようなRS7が輝くプレートが雰囲気を醸し出しています。
過度な高級感やスポーティ感ということではなく、シートステッチや表面がスポーティさを感じさせるくらいです。
ただシートベルトはアウディスポーツらしく真っ赤です。ステアリングはやや大きめで、円形ではなくD型のタイプです。完全なデジタルメーターではなく、アナログからデジタルの過渡期のようなデザインです。
直線基調の多いインテリアのデザインとなってます。
高速走行ではアクセルオン・オフで流して走るとダイナミックモードのアフターファイヤーでパンパン音が後方マフラーから元気に聞こえてきます。
RS6よりもかなりヤンチャな感じでやる気の圧が凄いです。 アクセルを踏み込むと、とんでもない暴力的な加速で後ろから蹴り飛ばされたように走ります。アクセルの踏み具合に応じて非常にリニアに反応してストレスなく走ります。
さらに加速時は流石にクワトロシステムのおかげで安定した走りです。路面の凹凸などでは入力が感じる程度ですがやや神経質に感じるほどではないです。
RS6同様にセラミックブレーキ搭載で踏めば踏んだ分だけ恐ろしく効きますが、走り始めから効くまでには温めてやらないといけないので、多少の時間は必要です。
大型の車両で繰り返しの制動でもフェード知らずで安心感があります。都内の狭い道では車両のサイズが持て余し気味になりますが、ちょっと郊外へ出かけたり、広めの道路に行ったりする場面ですと気を遣うことなく、大人がしっかりゆったり乗れる空間を提供してくれます。
乗り心地は通常のモード走行時は固すぎませんが走行モード切替も可能です。やる気になって走ることも可能です。
コーナーリングや追い越しでも全くストレスなく余裕で走れるので、逆にあまりスピードを出す気にならないほどの贅沢さを備えた実用性も快適性も十分なプレミアムスポーツセダンです。
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