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2015年11月23日
吉見百穴
とりあえず吉見百穴まで歩きます。徒歩だと20〜30分くらいでしょうか所要時間は。マックが有りドラッグストアが有りコンビニがあり道が太く車が多いという概ね田舎のロードサイドといった感じですが、駅前もまあまあ店はあり、しまむらやザプライス等が有りました。基本ずーっと市街地で、吉見町に入ったあたりから丘陵地帯になり建物は一気に減ります、そして百穴は目の前。
岩窟ホテル
吉見百穴の手前にあるのが岩窟ホテル、明治時代に現地の農民がほったらしい謎の穴が空いています。そもそもホテルとしての営業はなかったとか、岩窟掘ってるがなまったものとか言われているそうですが、基本謎しかない穴で、調べても謎ばかりです、しかも前には岩窟ホテル駐車場みたいな古びた看板もあるのですが、写真忘れました残念。10年前に完全に閉鎖され中に入れなくなったようです、手前の朽ち果てた遊具が更に廃墟感を醸し出しています。
岩窟ホテル。
吉見百穴
さて気を取り直して吉見百穴へ、入場料はたしか300円、17時までです。中身はどこか場末の動物園っぽい雰囲気があります、動物はいませんが。そもそも場末の動物園って表現は正しいのかはわかりませんが。穴と資料館と地下軍需工場跡とヒカリゴケがありますが、ヒカリゴケはよくわからなかったです。地下工場は15度で安定している上に湿度が高いようで、この時期にいくとむしろ外の方が寒く、生暖かい感じがします。百穴は写真の通り、百って言っていますが実際は200以上あるようです。
古代の墓と戦時中に作られた地下工場跡があります。地下工場の公開は手前までです、奥の方は崩れているようです、入口は複数あったようですがいくつかは閉鎖されており入れるのは手前の3箇所だけです。
穴から土産屋方面を見るとこんな感じ。前には飲食店もあるようです、駐車場も広めです。
穴の上の方から見た風景。
百穴の上に登ったら建物が有りました、昔はやっていた喫茶店なのかな建物古そうだしと近づいたら確かに古いですが手入れが行き届いており、また販売所もあり謎に包まれています。
百穴内の小規模な資料館。展示室は1室だけのささやかなもので、大きめの建物は講堂などに使われているそうです、勾玉制作等もやっているようです。
岩室観音堂、吉見百穴の手前にあります。結構ごっつい雰囲気。
この奥が松山城跡なのですが、如何せん暗くなっており奥の鬱蒼とした林内に入るのはやや気が引けたので周辺を歩いたのみです、結構遺構がしっかり残っているようなのですが。松山城は戦国時代の城で、最初は扇ガ谷上杉氏、山内上杉氏、古河公方の境目にあり、そのご北条氏が伸びてくると今度は北条、武田、上杉が争う土地になったようです。
周囲にはほかにも百穴湖などがあり、細々とした小スポットが点在しているようです、が時間不足で撤収します。以外に地味に色々ある場所ではあるのでしょう。如何せん事前情報が不足気味なので行かないとわからない部分は結構有ります。
全体的にB旧感漂うエリアですが、岩窟ホテル(閉鎖)、吉見百穴と軍事工場跡、割としっかり残っている松山城等地味にスポットの数が多いエリアです、周囲には観音像や沼なんかもあるみたいですし。ただガッツリと目立つものはそんなにないですが、小スポットが密集しています。
近くには他にも色々あるみたいですし、中には調べて「なにこれ」としか言い様のない施設もありましたし。
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