猫の絵がひたすら、時期が進むごとに抽象的になっていく感じです。
作者は戦前生まれの人間であり、そのため戦中などにも作品を発表していたようで、かなり古い作品も多いです。
後半になるにしたがって段々と猫は抽象画、イラスト風になっていき、最後はキューブ型等のとりあえず猫だとわかる感じになっていきます。
その後は特に猫とも関係ない抽象画が並んでます。○と直線みたいなテーマとかそんな感じです。
画家は猫好きであり、家には捨て猫等が貰われてきて結果大量の猫が飼育されており、さらにオス猫が大量にいたためにいつも喧嘩やマーキングを行い騒がしい+臭いものだったそうですが、画家はあんまり気にせず臭いままにしていたようですが、来客にすらおしっこをぶっかける猫がいたそうで最終的に全部去勢されたそうです。
画家のテーマは猫の持ってる野生みたいなものを描くことだったそうで、その結果がああなったとかいうことだそうです。まあなんとなくテーマはわかります、去勢せず雄を狭いエリアに多頭飼して喧嘩するに任せてた結果の姿という感じ、私の近所の猫はある程度広いエリアに散在しているタイプの野良猫なので、私が見ている猫の姿とは違う感じ。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image