2021年04月21日
バックパスは逃げ?それとも?
今回はバックパスについて考えてみたいと思います。
皆さんはバックパスっていうとどういうイメージになりますか?
ただ、相手から逃げている結果バックパスになる...
それは半分正解だと思っています。
もう一つの意味としては相手を引き出すためのバックパスもあると思っています。
そう思う理由としては、バックパスをすることによって相手はラインを上げてきます。
そうすれば当然裏のスペースは大きくなります。
相手を引き出して裏を取って速攻。
それができればチームとしての引き出しも増えます。
特に今年に関しては裏を取るのが上手い西村、スピードのあるマルティノスやオッティがいます。
現CBで言えば平岡、吉野はロングキックの精度も高いですし、これができれば、攻撃力も上がると思います。
1本のバックパス、そのパスにはどういう意味があるのか...
それを理解し、選手とイメージを共有できれば楽しくなると思います。
そして、選手もやりやすさがでると思っています。
渡辺前監督のサッカーを見てきたベガサポにはできると思います。
今度からパスの意味を考えながらパスを見るのも楽しいと思います!
タグ: vegalta
2021年04月19日
コロナ禍で得たものとは?
コロナの影響で応援スタイルの変更や座席の配置など、2019年まで当たり前だったものが失われました。
では、逆に得たものはあるのでしょうか?
スタジアムで実際に見たもの、中継を見ていて気付いたことがあります。
それはユニフォームやTシャツなどを身につけずに普通の服で、黄色を特に身につけていない人が増えたように思います。
これは非常にいい傾向なのではないかと思います。
これは新規の人を誘う際に非常にプラスに働くと考えられるからです。
私も以前、新規の人を誘うと
「ベガルタの試合に行ったらユニフォームを着ないといけないんでしょう?」
そう言われることがほとんどでした。
試合を見るならユニフォームが必須!
と観戦経験がない人に思われてしまい、観戦のハードルが楽天などに比べて上がってしまっている状態だったと思います。
確かにニュースなどで取り上げられる際はスタジアム全体が黄色で一体感がある映像が使われます。
非常に美しい光景ですが、その印象が強すぎるのもあり、普通のTシャツではダメなのかも...
そう思われてしまうのしょうがないと思います。
そういう意味では今回のコロナによって、ユニフォームを着てなくても大丈夫かも?と思い来場する人もいると思います。
ますはスタジアムに行ってベガルタ仙台というチームの良さを知ってもらう!
そこからサポーターになってもらう!
そして応援ができるようになった時に 満員のスタジアムで選手を後押しできたら最高ですね!
2021年04月17日
ベガルタ仙台 対 横浜FC戦
裏天王山となった今節。
多くの人が熱くなったのではないでしょうか?
0対2からの同点!
そして、終了間際には皆川のあわや逆転弾となるおしいシーン。
ラスト10分だけ見れば最高だったと言えるでしょう。
では、開始から80分までは?
守備の面を見ていくと、開始から仙台は圧力をかけて襲い掛かっていたと思います。
しかし、徐々にプレスがずれていったように思えました。
特にFW二人は行くけど後ろは連動しきれない、連動しようとするが全てが遅れていってしまい、相手にスペースを与える結果となってしまったシーンが何回かありました。
開幕戦から、果ては昨年から見られていた状態ですが、なかなか改善は見られていません。
逆に言えばそこに伸びしろである!とは言えますが…
それでも、赤?アが上手くコントロールして開幕戦よりは良くなっていると思います。
先制されたシーンはまたもセットプレー。
しかもマークが完全に外れてしまったという繰り返し方…
ニアで逸らされたため、難しい部分はあったと思いますが…
正直連戦が続くのでやり方を変えるなど修正する時間が少ないので、なかなか今後も厳しいかもしれません。
不用意にセットプレーを相手に与えないようにするしかないでしょう…
攻撃面に関してはある程度ボールを握れていたなかで、上原、松下が縦パスを入れる。もしくは大きく展開する等攻撃のかじ取りをしていました。
特に松下はボランチとCBの間に西村や赤?アが立ち位置を取った際はほぼ確実に見逃さずに縦パスを入れていたと思います。
また、後方からビルドアップする際にも変化が見られたと思います。
今までは3-4-3に変化していました。
今節も同じような立ち位置になるときもありましたが、基本的に後ろが4枚にはなるようにしていたと思いました。
ボランチのどちらかがCBのポジションに降りる。
それが右のCBの位置なら吉野がSBの位置をとり、真瀬を押し上げる。加藤は中目に位置をとる。
それが左サイドなら平岡がSBの位置。石原は押し上げ、氣田が中目。
これは以前の手倉森監督時代のビルドアップのやり方ですね。
時計を戻した印象もありますが、逆に言えば、しっかりと立ち返れる場所があるといのは今後の強みになると思います。
最後に今節の素直な印象を書きたいと思います。
今節は横浜FCに引き分けさせてもらったと感じました。
68分に2点目を取った後に相手が引いてくれたのが大きかったと思います。
正直あそこでやり方を変えなかったら追いつけなかったのではないかと思います。
相手が引いてくれたおかげでSBも思い切って上がることもできたでしょうし、深くまで入っていけた
と思います。
正直、今節負けていれば手倉森監督は解任だったと個人的には思っています。
そこで負けなかった、しぶとさを示せたのは監督の意地もあったのではないでしょうか?
チーム状況は確実に上向いていると思います。
オッティ、ストイシッチが合流し、フォギーニョも入国。
何とか1勝を挙げて反撃攻勢に出てほしいですね。
次節はルヴァンカップ、アウェイでサンフレッチェ広島戦です。
DAZNではなくスカパーでの放送です
MuuMuu Domain!
2021年04月16日
横浜FC戦はどうなる?
前節強敵横浜・F・マリノスと引き分け連敗をストップ。
ここから!という状況で迎える逆天王山!
前節守備に改善が見られたベガルタですが、今節はどうでしょう?
俺としてちょっとした不安があります。
それはビルドアップ時にインターセプトされた時です。
マリノス戦は時間をかけてビルドアップをすることがなかったのですよね。
今節の横浜FC戦ではおそらくボールを持てる時間があると思います。
その際は以前のブログでも書きましたが可変します。
しかし、守備の際は4-4-2になり、4-4のブロックを組みます。
この切り替えの部分で不具合が起きています。
当然戻るのは前提ですが、プレッシャーをかけれる距離であるにもかかわらず、リトリートする、守備ブロックを組むことを優先してしまい、相手に余裕を生ませてしまっていたのがマリノス戦以前でした。
そこがどう改善されるのか、それとも逆戻りするのか…
その部分を注目しても面白いかも知れないですね。
2021年04月12日
ベガルタの攻撃はどうする?
今シーズンのベガルタの攻撃について、自分なりに考察してしていきたいと思います。
ベガルタは今シーズン4-4-2、4-5-1、3-4-3と3種類のフォーメーションで戦ってきました。
スタートの立ち位置が上記ですが、守備時と攻撃時、とくにビルドアップ時には可変しています。
最初に注目したいのは、インターセプトした際です。
その際は両サイドハーフ、もしくはウイングが縦に出ていきます。
ウイングがいる際はとくに横の幅を広く取るような立ち位置を取ろうとしています。
今年の仙台はサイドハーフもしくはシャドーにドリブルが得意な選手を置きたがっていますよね。
少ない人数でやりきる早いサッカーがやりたいのではないでしょうか。
最近チームに合流したオッティもスピードがある選手なので、そのような狙いが見えてくると思います。
問題はビルドアップの方だと思います。
多くの人がビルドアップに対して疑問を持っているのではないでしょうか?
昨年もそうでしたが、ビルドアップの際は3-4-3の立ち位置に可変します。
ボランチの一枚ががセンターバックの間に降りて、両サイドバックを押し上げて、サイドハーフが中に絞る。
この形が基本になっているようです。
この際に当然相手はプレッシャーをかけてきます。
そのプレッシャーをまともに受けてしまっているのが現状です。
サイドに入ったときに中を切りながらプレッシャーをかけて、バックパスをさせる。
そして、センターバックにもプレスをかけ、キーパーまで下げさせてただ蹴らせてセカンドを回収。
この形が非常に多くなっています。
これを改善するには、サイドチェンジを使用し逆サイドに解放してあげるのも手だと思いますが、数はかなり少ないですよね。
ビルドアップに関しては正直まだまだ改善の余地があります。
今後も注目していきたいです。
【はさマンモス】
タグ: vegalta
2021年04月11日
ベガルタ仙台 対 横浜・F・マリノス戦
多くの人が知っている通りに試合前日にサポーターとクラブスタッフによってスタンドにチアペーパーが掲げられました。圧倒的なホームの雰囲気を作り出そう、一段階上がった応援をしようという意図のもと行われました。
そして迎えたマリノス戦。苦手マリノスを相手にどう戦うのか?連敗脱出となるのか?
…果たして結果は?
結論から言えば無失点での引き分けでした。
それでは試合内容は?
だいぶ守備のやり方が整備された印象でした。
一言で言ってしまえば堅守速攻でしたね。
攻撃時には、ポゼッションする時間がほぼなかったという事実もありますが、それ以上にハイラインの裏だったり、CBとボランチの間でFWがボールを受けるのを徹底させてましたね。
機を見てボランチが攻撃参加するときもありましたが、その際はしっかりとやりきることができていました。
守備時にはCB2枚とボランチ2枚がしっかりと中を締める。サイドに出た際はFW1枚が攻撃サイドに降りて数的優位又は同数になるようにしてました。
ブロックを形成できているときは崩されることはほぼなかったですね。
逆に攻守が切替わった瞬間の速攻の際は、マリノスの前線が早いこともあって危ないシーンも作られましたがボールにしっかりと寄せることはできていたと思います。
課題としては得点力不足解消はまだまだだとしても、一番はセットプレー時の守備ですね。
前節の徳島戦は3回連続でマークを外すというありえないことが起きました。
今回も後半のCK時にマークを外し、フリーで打たれました。平岡が扇原に引っ張られたためでしたが、その前の動き方の部分で相手選手たちがクロスの動きをいれてゴール前に入っていくと誰かが必ずマークが外れているのは最近の試合では何回も見られています。
マンマークなので相手も様々な動きで外しに来ます。そこをいかに自由にさせないか、またはイラつかせられるかが重要ですね。
今日の引き分けを自信にしていけば、プレイも変わると思うので期待したいです。
大事なのは次の試合です。
昨年も内容が良い試合の次に悪い時に戻るというのが常でした。
ましてや、最下位を争う逆天王山。そしてアウェイ。
本当の真価が問われるのは次です。
次節は対横浜FC戦!