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2021年07月23日
「ルネ・ラリック リミックス 時代のインスピレーションを求めて 展」について
東京都庭園美術館で開かれている「ルネ・ラリック リミックス 時代のインスピレーションを求めて」を観てきました。
暑い中、目黒駅から美術館まで歩くのは少し大変でしたが、東京都庭園美術館は大きな木々に囲まれているので、到着するとなんだかほっとします。
美術館自体がアールデコ調なので、今回の展覧会は場所の雰囲気にぴったり。19世紀末の優雅な気分にどっぷり浸かれました。
まずはエントランスに置かれていたガラスの置物がとても涼しげ。
今回は日本の美術館には珍しくほとんどどこでも写真撮影可だったので、沢山撮ってきました。でも撮ることに夢中になると、肝心の作品鑑賞ができなくなるので、とりあえず気になった作品だけ撮ることにして。
ルネ・ラリックは1860年に生まれたフランスの宝石デザイナーでありガラス作品の工芸家でもあります。自然豊かな小さな村で生まれたせいか、ラリックの作品は植物のモチーフにしたものが多数。この日も花や植物のつるをモチーフにしたアクセサリーや花瓶など多数の作品を見ることができました。
彼の作品のもう一つの特徴は女性のモチーフ。女性の横顔や曲線を強調した体のラインをそのまま形にした作品があります。植物と女性に見られる共通点は、優美な曲線。ラリックは流れるような曲線に「美」を感じていたのでしょう。
また半透明のガラスを使用した作品は柔らかさと幽幻さ、ほのかな色気を漂わせています。香水瓶もかなり多くデザインされていて、そのどれもが気品がありながら独自の個性を持っていて欲しくなります。
ちなみルネ・ラリックの子孫が経営しているラリック社の香水は美術館のショップで購入可能でした。ショップではラリックのデザインを想起させるアクセサリーなど、なかなか素敵なグッズがありましたよ。
東京都庭園美術館は2014年にリノベーションをした際に素敵なカフェを新設したので、展覧会の後はそこで休憩しても良かったのですが、あまりにもお腹が空いていたので他の場所で食事を取ることにしたので今回は行けませんでした。次回は是非利用したいと思います。
また、今回は庭園内の散歩も出来ませんでした。暑かったので、木陰ではない芝生の上を歩くのはちょっと躊躇してしまって。こちらもまた次回のお楽しみですね。
美しいものを見ると、なんだか家の中にも美しいものを飾りたくなります。そんな時はインテリアポスターを飾ってみるのも、良いかも。
プロジェクトノード
Project Nordでは北欧モダンデザインのインテリアポスターを扱っています。
北欧らしいシンプルでモダンなデザインのポスターを一枚お部屋に飾れば、あっという間に爽やかな北欧テイストの出来上がり。
しかもこちらでポスターを1枚購入すると1本の植樹につながるので、お買い物するだけで同時に地球に貢献できてしまいます。
またポスター素材の紙は、高品質なFSC認証紙。毎月新着ポスター入荷するので、定期的にサイトをチェックすればお気に入りの1枚が見つかりそうです。またその時に開催されているセールを利用すれば、お得に購入できてしまうことも!
またシンプルなフレームも各種購入可能。ポスターだけでは物足らない人は、お好みのフレームを合わせて購入しても良いですよね。
A4サイズのポスターが1枚1,900円から購入できるので、リーズナブルにお洒落なインテリアが出来るのは嬉しい限り。
お家で過ごす時間が増えた今こそ、ちょっとインテリアを替えてみると、気分も一新されますよ。
2021年07月17日
炭酸水の季節
梅雨が明けて、一気に暑くなりましたね。
暑い季節は炭酸水。このところ毎朝飲んでいます。
冷やさずに常温で。冷たい炭酸水が欲しい時は、氷を入れます。
基本的にあまり冷たいものは飲まないです。血流を良くするには常温か温かいものを飲むのが良いと聞いたので。あとは好みの問題かなと思います。
炭酸水に色々ミックスさせるのも良いですね。家人が梅酒を作っているので、時々梅酒を炭酸水で割ったり、蜂蜜につけたレモンを混ぜたり。
他にも飲むだけではない使い方で炭酸水は最近、流行っているみたいですね。美容関係では炭酸パックとか炭酸シャンプーなど、色々な商品が出ています。
また実はお料理にも使えたり、お掃除に使っても良いとか、実はたくさんの事に使える炭酸水。便利ですよね。
今はスーパーでペットボトルに入った炭酸水を買っているのですが、ちょっとだけ罪悪感。あまり環境には良くないなと思っています。ペットボトルを捨てるのは。
だから炭酸水を作る炭酸メーカーも数年前から出てきてはいるのですが、ちょっとお値段お高め。その中でも、 e-soda がお手頃でお洒落だなと思って、見て見ました。
【e-soda】で始める炭酸水のある生活
炭酸水メーカーがあれば、家で簡単に炭酸水を作ることができて、お店で買うよりもずっとコストがかからない!
しかも e-soda ならば、電力も要らないので光熱費も関係ないです。
炭酸ガスシリンダーを取り替える必要はあるのですが、シリンダー1本で60Lの炭酸水は作れるそうなので、こちらの方がやはりお得。
自分のお気に入りのボトルに炭酸水を入れれば、ペットボトルを捨てる必要もなくなって環境にも良きかな。
炭酸水を始めたい方、お好きな方、 e-soda はおすすめですよ。
ただ今 「30日間返金保証キャンペーン」中! 2021年8月31日(火)までに本体を購入した方には返金保証がついていますので、e-sodaを試したい方は、今がチャンスです!
【e-soda】オリジナルドリンクが自宅で作れる
2021年07月14日
アロママッサージオイルのワークショップ
先日、アロママッサージオイルを使ったマッサージのワークショップに参加しました。
アロマオイルを使って自分好みのブレンドオイルやアロマウォーターを作るワークショップに参加したことはありましたが、アロママッサージのワークショップは初めて。
ヨガを教えている講師の方から、最初はアロマオイルマッサージの効能についてのお話を伺った後、後半はセルフオイルマッサージ方法を教えてもらいました。
オイルマッサージがリラックスだけでなく、デトックス効果もあるという話にはちょっと驚きでした。脂肪をほぐして余分な脂肪が身体から出ていく作用をするのはイメージできるのですが、その他にも体の中に溜まった色々な毒素を排出させてくれるそうです。
マッサージをするのに効果的なのは入浴前との事。もちろん、入浴後にマッサージしても良いのですが、マッサージによって毒素を出して入浴時に余分なオイルを洗い流すことができるからだそうです。
マッサージ実践編では足裏から始めました。足裏にはたくさんのツボがあって、足裏全体をほぐすと内臓から体全体に効くとのこと。
それから、足首、すね、膝裏、膝、太腿と、順々に体を登ってマッサージしていきます。
裸ならば、そのまま登って鼠蹊部、下腹、お腹、腰、胸、とマッサージするのですが、今日は着衣のままなので、そこは省略。
次は指先から手、腕、肘、肘の内側、二の腕とマッサージ。最後は頭頂部からスイカのように筋に沿ってマッサージして、後頭部、耳、フェイスライン、首、鎖骨をリンパを流すようにマッサージしていきます。
耳の穴の中までマッサージするのが良い、との事。ちょっと驚きです。
耳は全体的にツボが集まっているので、効果があるのは納得できますが。
時間がない場合は、頭頂部と足裏をマッサージするのが良いそうです。頭頂部と足裏が最も重要な部分なので、とりあえずそこをマッサージしておけばOKとのこと。
アロママッサージを終えた後は、なんだか体がスッキリ。デトックス効果があったのでしょう。体が熱くなったと言っている方もいました。
アロママッサージは、体調を良くするためにお手軽で良い方法だなと思います。
マッサージにはラベンダーやローズマリーなどのアロマオイルをスイートアーモンドなどのキャリアオイルに混ぜて使うことが多いです。
アロマオイルは自分の好きな香りを使うともっと気分が上がるし、キャリアオイルも手触りなど自分好みのものを選べば良いので、材料があれば自分で作ることをお勧めします。
このワークショップではあらかじめアロママッサージオイルを用意していただきましたが、フレーバーライフ社のような専門店であればアロマエッセンシャルオイル、キャリアオイル、その他アロマ関係の様々な材料や器材が購入できます。
アロマテラピーのある暮らしを【フレーバーライフ】
【Flavorlife 公式オンラインショップ】で、2021年7月13日(火)正午〜2021年8月3(火)正午まで特別頒布会が実施されています!
公式オンラインショップの会員になると、上記の期間中、精油、キャリアオイルが20%OFFでの価格になります。
※一部商品を除かれています。
特別頒布会は半期に一度開かれているのですが、そこで色々な精油を広く手に取ってFlavorlifeの商品の良さを実感したり、自分の好みの香りや商品を見つけることができます。
(例)フレーバーライフエッセンシャルオイル ラベンダー・フランス(10mL)
通常価格 1,540円(税込) → 頒布会期間価格 1,232円(税込)
(例)ローズ・アブソリュート(3mL)
通常価格 6,380円(税込) → 頒布会期間価格 5,104円(税込)
※頒布会期間価格変更になる場合もあります。
さらに消臭・除菌・ウィルス、人気のアロマディフューザーのお得なセットが数量限定販売などのお得な企画もあるので、アロママッサージオイルを作りたい方は、一度【Flavorlife 公式オンラインショップ】を見てはいかがでしょうか。
2021年07月08日
清水康一朗さんによるインド哲学のお話 2
Clubhouseでの清水康一朗さんによるインド哲学のお話の続きです。
インド哲学の元祖とも言えるヤージュナバリキュアが説いた、梵我一如。
つまり宇宙と真我は同じものという考え。
アートマンとは、wikipediaによると意識の最も深い内側にある個の根源とされています。それをヤージュナバリキュアは「非らず。非らず。」(neti neti)という言葉で表しました。
清水さんはヤージュナバリキュアとその妻マイトレーイとの会話を引用しましたが、それを抜粋すると次のようなものになります。
「アートマンこそ見るべきもの、聞くべきもの、考えるべきもの、認識すべきものなのだ。
マイトレーイよ。ああ、アートマンさえ見られ聞かれ考えられ認識されたなら、万物が知られるのだ。
いわば二元対立というものがあるならば、その場合、一方が他方を見る。その場合、一方が他方を嗅ぐ。
その場合、一方が他方を味わう。その場合、一方が他方を語る。その場合、一方が他方を聞く。その場合、一方が他方を考える。その場合、一方が他方に触れる。その場合、一方が他方を認識する。」
「しかし、人にとって全てがアートマンそのものとなった時、彼は何によって何を見るのであろうか。彼は何によって何を嗅ぐのであろうか。彼は何によって何を味わうのであろうか。彼は何によって何を語るのであろうか。彼は何によって何を聞くのであろうか。彼は何によって何を考えるのであろうか。彼は何によって何を触れるのであろうか。彼は何によって何を認識するのであろうか。この世の万物がそれによって認識するその当の本体を人は何によって認識できるのか。」
「この『非らず。非らず』(neti neti) という(ことばでのみ表される)アートマンは捉えることができない。捉えられないから。壊れることがない。壊されないから。こだわりがない。こだわらないから。つながれず、動揺せず、損なわれない。ああ、認識の主体を何によって認識することができようか。」
....難しいですね。中々理解できないと思います。
おおざっぱにまとめると、自分とは何かを考えた時に、認識する主体(自分)と認識される対象(自分)が実は同じで、どこまでいっても自分すなわち宇宙全体が自分自身になるという事かな、と私は解釈しています。
清水さんによると、実際科学的にも物質としての脳がなぜ主観的な意識を持つのかは明らかにされていないそうです。
例えば、目からの信号からシナプスが出て脳に情報は伝達されますが、脳が「信号が赤」の場合になぜ赤が危険と認識してるのかは解明されていません。
つまり最新の科学的研究でも、私達がどんな存在でどう意思決定してるのかはまだ分からないのです。また、最先端の科学研究に行くほど、インド哲学の考え方に近づいていくという話も聞いたことがあります。
私たちは人生というドラマの出演者ではなくて、疑似的な問題として演じているだけ。それは映画「マトリックス」と同じ事と、清水さんはおっしゃられていました。
この世界には不可能はなくて、想像の世界では何でもできる。しかし、私たちは宇宙とのつながりを絶ってしまっているので、苦悩したり八方塞がりになったりする。
心と体を使っている本当のあなたは誰か?という問いかけがインド哲学のようです。
なんとなくはわかる気がするのですが、実際に理解するのは難しいのではないでしょうか。
例えば生活や経済的な問題を抱えている場合に、その問題は幻想で自分が都合の良い事を考えれば問題は解決する、などという体験をした人は少ないでしょう。
梵我一如=宇宙の真理という教えは、本来はバラモン(カースト制度の頂点に立つ司祭階級)の考えです。
しかし「自分たちと宇宙は一緒」という概念が広がったせいで、インドでは「自分もバラモンになれる」と思った多くの他の階級の人々が出家したり修行したりするようになったそうです。
そんな中、ブッダが登場。
ブッダは「苦行は必要ない」「アートマンは存在しない」と言ってしまいました。ブッダが自分の体験を通してたどり着いた答えが、「真我」はなく、あるのは「無我」という考え。
ブッダはもちろんインド哲学の教えから学んでいるのですが、何とその根幹となる考えを否定しているのです!
当時の社会から見たらかなり前衛的な新興宗教になるんですね、仏教って。私は清水さんの話を聞いて、初めて知りました。
この日の清水さんのお話はちょうどブッダが登場した所までだったので、次回以降にブッダの詳しい説明になると思います。
2021年07月06日
清水康一朗さんによるインド哲学のお話 1
経営者向けセミナーをプロデュースしている清水康一朗さんが、クラブハウスで哲学について講義をする時間があるのですが、これがとても面白い!。
いわゆる世界の4大哲学についての話です。
4大哲学とは、ギリシャ哲学、キリスト教、仏教、中華思想。
先日はこの中でも仏教の始まりからのお話でした。
紀元前18世紀頃に中央アジアからインドにアーリア系が攻めてきて、インドの土地を占領しました。
その時にバラモン、クシャトリア、上流階級という階級(カースト)が作られ、カーストのおかげで上流階級の人々には暇な時間がたくさんありました。
そこで生まれたのがバラモン教(インド古代宗教)の聖典ヴェーダ。ヴェーダはいくつかあるのですが、それをまとめたウパニシャッド哲学が奥義となりました。
インド哲学の奥義書ウパニシャッドの中に出てくるヤージュナバリキュアは、天才でインド哲学の元祖と言われています。
ヤージュナバリキュアは、梵我一如、つまり宇宙と我々は一体という考えを広めました。ヴェーダにはブラフマン(宇宙)とアートマン(真我)という概念が書かれているのですが、ヤージュナバリキュアによるとブラフマンとアートマンは同じものなので、人は不老不死で苦しみも喜びも全て幻想ということになるそうです。
この考え方は近年世界中で流行しているようで、清水さんによると映画「マトリックス」の世界観が梵我一如そのものという事でした。
「マトリックス」をご覧になった方はわかると思いますが、戦いは夢の中で起こっていて、本来の自分はただ寝ているだけの状態が真実の世界という話です。
今、自分が見たり聞いたり触れたりしていることはただの夢で、本当は何も起こっていないかもしれないと考えたことはないでしょうか?
私は少しあります。だから、「マトリックス」を見た時は自分の感覚にシンクロしていてすごく興奮しました。
ただ、これが事実かどうか証明するのは難しい。なぜなら今ここで見たり聞いたりしていることが夢だとしても夢を見ている自分はそれに気がつかないから。
近現代になってヨーロッパでもこのような思想は生まれたそうです。
例えば、デカルトの問いの「あなたとは何か?」とか、サルトルの「存在と無」など。現在では思考は現実化するという内容の本が流行していますが、梵我一如に近い考え方だと言えます。そんな思想の源は既に数千年前のインドにあったのですね。
この話はまだちょっと続きますが、続きは次回書こうと思います。