プライバシーばかりに気を使って情報が非公開だと次々に感染者が増えてくる可能性がある。
怖いのは、日本政府の対策ではなく、どこの場所がすでに感染者が出ているところかなどの情報がでてこずにクラスターの形成をどんどんしてしまうことだろう。
医者と言っても全てのことに通じているわけではなく、こうした感染予防が必要な医者の意見が本当だろう。
Yahoo!より、
新型コロナ危機、日本政府の「対策」に抱いた恐怖
3/18(水) 6:31配信 現代ビジネス
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200318-00071168-gendaibiz-soci
記事より、
日本政府は、新型コロナ肺炎対策として「クラスター対策」を打ち出している。
患者の集団発生(クラスター)の場所を日本地図にマップして公表しているのがそれだ。
感染症の対策といえば、治療に利用できる薬物の研究開発、予防に役立つワクチンの研究開発、それに感染の広がりを押さえ込む公衆衛生的対策の三本柱だ。
いま世界を席巻している新型コロナ肺炎COVID-19のように、薬剤もワクチンも存在しない段階では、公衆衛生的な対策が感染症コントロールの中心となる。
その中身は、個人レベル(手洗いや咳エチケットやマスク)、環境レベル(部屋の換気や周囲の消毒)、社会レベル(社会距離を広げる、旅行や移動を減らす)である。
ここでの「社会距離」というのは公衆衛生で使う医学用語で、感染者と非感染者の間に障壁や距離を作ることで感染を防ぐことだ。
たとえば、その社会レベルでの公衆衛生の一つである社会的距離の中には、感染者との接触者を追跡して感染の可能性のある人を探したり(接触者追跡)、感染者の隔離や検疫、休校や集会禁止によって、大規模に人が集まることを避けたりすることなどが含まれる。
クラスター対策は、耳慣れない用語だが、厚労省の資料を見てみると、積極的疫学調査による「接触者追跡」のことらしい。
日本公衆衛生学会感染症対策委員会の資料(3月10日暫定版)にはこうある。
孤発例はどこかに隠れたリンクがあり、クラスターの一部を形成していると考えて調査を進める必要がある。そのためには、特に地域で複数の感染例が見つかった場合に、共通の感染源を後ろ向きに探していく作業が何よりも必要である。
一言でいえば、新型コロナ肺炎の患者を見つけたら、その人を出発点にして時間的にさかのぼり、誰にウイルスを移されたかを徹底して調べ上げろ、という戦略だ。
このように感染源の「犯人」探しになりかねない接触者追跡は、実際上は個人のプライバシーの侵害を引き起こしやすい手法である、とされている。
はっきり言って、クラスター対策は・・・らしい、というようなレベルの医者に感染について書いてもらっても仕方がないだろう。
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