茹で卵の殻をきれいに剥くためには?
2)卵のお尻にピンで気室の空気を逃す穴を開ける
まず、卵を買ってきて消費期限からさらに1週間ほど冷蔵庫で寝かせます
(卵の消費期限は生食の場合なので大丈夫です)。
そんなに待てないのであれば、卵のお尻(太い方)に軽くヒビを入れます。
もしくは針状の物で穴を空ける。
ゆで卵の殻が剥きにくいのは、お尻にある「気室」(Air cell)に原因があります。
卵を茹でると、ここに溜まった空気が空と白身の間に細かい気泡となって入り込み、
白身の表面がギザギザになるため、殻が密着して剥きづらくなります。
ヒビを入れるか穴を空けることで、茹でている(あるいは蒸している)間に空気が抜け、
面白いようにツルンと剥けるようになります。
最初に書いた長期間寝かせる方法では、その間にこの気室の空気が抜けます。
味付け卵やおでん用の卵として殻を剥いた状態で売られている卵は
この方法で茹でられているため、
よく見ると、家庭で茹でた卵とは違ってお尻の部分の凹みがありません。
これは、気室の空気が完全に抜けてから茹でているためです。
茹でかたは、普通に茹でてもよいのですが、
フライパンか手鍋に用意した卵を入れ、
鍋底が水でつかる程度に水を入れてから蓋(密閉できるもの)をして、
強火に掛け、水が沸騰したら中火で3分半〜5分(半熟〜固ゆで)。
火を止めたらそのまま10分ほど放置します。
Quora 小舘 光正さんの投稿を参照
https://jp.quora.com/