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2020年01月26日
『資産寿命』という言葉をご存知ですか?
『資産寿命』という言葉をご存知ですか?
『資産寿命 人生100年時代の「お金の長寿術」』(朝日新書)の著者、大江 英樹さんはかつて証券会社で働いていらっしゃいました。
大江さんは、投資より、何よりも大切なのは、健康維持と収支管理と社会保険の知識の3本柱とおっしゃっています。
すなわち、健康を維持し、できるだけ長く働けるようにする。
そして、収入だけを考えるのではなく、『収支をきちんと管理する』こと、
さらには『社会保険の知識を得ておくこと』。
投資をするのは4番目か5番目で十分ともおっしゃっています。
社会保険の知識がなぜ必要かといえば、私たちは知らない間に社会保険料をたくさん負担してきたのですから、それに見合ったサービスを受けられるのは当然だからです。
ところが、多くの人たちが社会保険の給付制度やサービスを知らず、 『ムダな』 お金を払って 民間の保険 に入っています。
「資産寿命」を延ばす最適な方法は、投資という「結果の不確実なもの」ではありません。
それをしっかり理解しておくべきでしょう。
個人の支出で一番大きな買い物は、不動産です。
意外ですが、二番目に大きな買い物は「保険」です。
三番目が車になります。
保険は、もし万が一という時に備えとして必要なもので、その時々によって、準備しないといけない金額が違います。
例えば、入院保険の場合、昔と違って、入院期間が短く、外来手術、外来通院にシフトしてきているので、長年払ってきた掛け金すら回収できるものではありません。
まして国民皆保険制度で、65歳以下ですら、3割負担、また年収によっては、限度額を超えた支払いは請求すれば、あとで戻ってきます。
準備すべきは、現金であって、保険ではないということです。
死亡保険(生命保険)に関しても、今死んだ時に残された家族が生活していく上でどれだけお金が必要かによって異なります。
結婚して、子供が生まれたあとが一番、保険が必要で、進学するたびに準備するお金は減っていき、子供が社会人になってしまえば、葬式代で事足りるのです。
そういう金融常識は、学校では習いません。
こういうことこそ、本来は義務教育で教えるべきだと思います。
> 金融庁の思惑にはまった「投資意識高い系」の人たち
「貯蓄から投資へ」を推進したいという金融庁の意図はよくわかりますし、報告書を丁寧に読めば、かなり気を遣って書いてあるということもわかります。
昨年の騒動をきっかけに投資を始めた人も多いようですから、そういう意味では金融庁の思惑どおりになったのかもしれません。
投資を始めるだけの経済的なゆとりがある人たちです。
しかし、日々の暮らしの中からそれだけの金額を投資に回す余裕がない人もたくさんいます。
そんな人たちにとって、あの騒動はマイナスの結果しかもたらしていません。
「真面目に働いても、2000万円なんて貯められない、もう、どうしようもないな」などと、諦めに近い気持ちになった人たちも少なくないでしょう。
そんな人たちが、諦めの気持ちから怨嗟(えんさ)の念を強めてしまうと、社会の分断が起こりかねません。
あまり知られていない社会保険の「防貧」機能
年金や医療といった社会保険について正しい知識を広めていくことこそが、金融庁の仕事です。
年金に限らず、日本の社会保険は、多くの人が言うほど不安な制度ではありません。
生活保護などの制度が、すでに貧困に陥ってしまった人を救う、いわゆる「救貧」の役割を果たすとすれば、通常の社会保険は貧困に陥ることを防ぐための手段、すなわち「防貧」の機能を持っているものです。
実際には公的年金だけで生活している人もたくさんいます。
私自身、定年退職して起業したものの、まったく仕事のない頃がありました。
そんなときも一部支給されていた年金のおかげで、ぜいたくはできなかったものの普通の暮らしをすることは可能でした。
むろん、生活費がどれくらいかかるかは、その人がどんな暮らしをしたいかによって大きく変わってきます。
「定年後は毎年のように海外旅行に行きたい」ということであれば、公的年金だけでは難しいでしょう。
そんなふうにお金のかかる生活をしたいのであれば、年金に加えて自分でお金を用意しておくことは必要です。
ただ、その場合も「投資が必要」というわけではありません。
投資以外にも、さまざまな方法があります。
「お金の余命」は知恵と工夫次第で、長生きさせることが十分可能であると知ってもらいたいのです。
3本柱は、健康維持と収支管理と社会保険の知識
何よりも大切なのは、健康を維持し、できるだけ長く働けるようにすることです。
そして、収入だけを考えるのではなく、収支をきちんと管理すること、さらには社会保険の知識を得ておくこと。
この3つがまず必要だと思います。投資をするのは4番目か5番目で十分です。
社会保険の知識がなぜ必要かといえば、私たちは知らない間に社会保険料をたくさん負担してきたのですから、それに見合ったサービスを受けられるのは当然だからです。
ところが、多くの人たちが社会保険の給付制度やサービスを知らず、ムダなお金を払って民間の保険に入っています。
もったいない話です。
投資も、それ自体は決して悪いことではありませんが、先の見えない不確実なものにお金を委ねるわけですから、自分でリスクを取る覚悟が必要になります。リスクを取れない人は、投資をする必要などありません。
「老後の安心のためにも資産寿命を延ばしましょう」という金融機関の誘いには安易に乗らないことです。
健康維持、収支管理、社会保険の3つの基本を踏まえたうえで投資をする場合も、自分でよく勉強してから投資すべきです。
「資産寿命」を延ばす最適な方法は、投資という「結果の不確実なもの」ではありません。
それをしっかり理解しておくべきでしょう。
#東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/325934?fbclid=IwAR3FHy3xAeGm76bJzemWXujFsLGVP_DI1MrXPHr9bnyVG9VUNw086vhy-Xc
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2020年01月25日
アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)に糖質制限食が有効
アルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)に糖質制限食が有効
欧米の高所得者、高学歴者の間では、認知症が減少傾向にあります。
アメリカ東海岸にあるフラミンガム町の住民を長年にわたり追跡調査している「フラミンガム研究」では、60歳以上の住民で認知症の5年発症率がこの30年で44%も低下したことが明らかにされました。
しかし、認知症リスクが統計学的に有意に減少していたのは、高卒以上の学歴のある集団のみでした。
最新の研究によると、認知症を起こす原因の6割以上を占めるアルツハイマー病は、食事や運動、睡眠といった生活習慣を40代から見直し、必要なサプリを補うことなどで、予防できる人が多く、さらに、認知機能を維持するために食べるべき食品、避けるべき食品も明らかになっています。
アルツハイマー病は、混合型も含め4つのタイプに大別します。
1)炎症性アルツハイマー病:脳の炎症が原因で起き、食事も深く関与している
2)萎縮性アルツハイマー病:脳機能の維持に必要な栄養素やホルモンの欠乏で起こる
3)糖毒性アルツハイマー病(炎症性と萎縮性の混合型):いわゆる糖尿病から起きる
4)毒物性アルツハイマー病:カビ毒や歯の治療に使われる材料に含まれる水銀などの毒素から起き、治療が最も難しいとされる
毒物性の場合は、生活の中の毒素をまず特定して除去する必要があり、毒素を除去しないままアミロイドベータを取り除く従来治療を行うと、実はアミロイドベータにより守られていた脳細胞が直接毒素にさらされ、逆に危険な場合があります。
さらに、アルツハイマー病には36の要因があることも研究で明らかになっています。
アルツハイマー病患者は、脳神経の増減に伴う代謝バランスが常に減少方向に傾いていて、このバランスを調節する要因が少なくとも36項目は特定されています。
アルツハイマー病はひと粒の薬で治るような代物ではなく、包括的な治療を集中的に行わなくてはなりません。
食べるべき食品、避けるべき食品
食事療法と運動療法を通して、体のエネルギーとして脂肪を燃焼する状態を目指すもので、この状態は認知機能にとって最適です。
この状態を促すには、次の3つを組み合わせる必要があります。
(1)糖類、パン、ジャガイモ、白米、ソフトドリンクなどの単純炭水化物食品を最小限にする(低炭水化物食…要するに糖質制限)
(2)適度な運動(早歩きやもっと激しい運動を週150分以上)
(3)毎日少なくとも12時間は絶食する(夕飯から朝食まで12時間は空ける)、現実的には日没には夕食を摂り、以後夜食はしない。
認知機能にとって最適な状態を促すには、ココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸、オリーブオイル、アボガド、ナッツなどといった不飽和脂肪酸の摂取も有効。
基本的に野菜を中心とし、ジャガイモなどのでんぷん質の野菜は控えめにする。
ただし、サツマイモやグリーンバナナなどの難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)は例外で、毎日食べても構わない。
このほか、頻繁に食べたい“青色信号食品”として、デトックス効果のあるブロッコリーやカリフラワーなどアブラナ科の野菜、ケールやホウレンソウなどの葉物野菜、タマネギやニンニクなどの硫黄化合物を含有している野菜、キノコ類、クズイモ、ネギ、キクイモなどのプレバイオティクス食品なども挙げられている。
また、天然ものの魚、特にサケ、サバ、アンチョビ(カタクチイワシ)、イワシ、ニシンは水銀汚染が少なく積極的にとるべき。
平飼い卵、キムチやザワークラウトなどのプレバイオティクス食品も“青色信号食品”に入る。
一方、なるべく食べる機会を最小限に抑えたい“赤色信号食品”としては、パン、パスタ、コメ、ケーキ、ソーダなどの単純炭水化物がメインの食品が挙げられる。
さらに穀類、加工食品、マグロ、サメ、カジキマグロなど水銀汚染リスクが高い魚類のほか、パイナップルなどの甘い果物、グルテンや乳製品など過敏性が出やすい食品なども“赤色信号食品”に入る。
チーズやオーガニックの全乳、プレーンヨーグルトはたまにならよい。
しかし、生活習慣、特に食べ物を変えることは案外難しいもの。
例えば、炭水化物を食べる時は、先にケールなど食物繊維を豊富に含む食べ物をとるようにすると炭水化物の吸収が抑えられ、腸内フローラにも良い影響がある。
また、どうしてもアイスクリームが食べたいときは、ココナッツミルクのアイスクリームにするといった奥の手もある。
ここでも糖質制限食が非常に有効だということが私が感心するところです。
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2020年01月22日
果物や野菜の摂取とうつ病との関連
果物や野菜の摂取とうつ病との関連
お米、麺などの炭水化物が好きな方は、果物や野菜、芋、海藻、きのこも食べてください。
果物や野菜の摂取が少ないとうつになりやすいという報告がありました。
血糖の急激が上昇下降が、気分の不安定を招き、中には気分障害、うつ病を発症してしまう人がいる、
という理由が一番に考えられます。
先に、ベジファースト、おかずファーストを心がけると、同じ食事内容でも、血糖の上昇が緩やかになり、
インスリンの必要量が少なくてすむということもわかっています。
ただし、15分経ってから、主食(お米、パン、麺)を食べてください 。
早食いだとこのメリットは得られません。
>果物や野菜の摂取とうつ病との関連
提供元:ケアネット 公開日:2020/01/21
うつ病は、世界的に主要な精神疾患である。
韓国における成人のうつ病有病率は、2006年5.6%、2011年6.7%、2013年10.3%と増加が認められる。
韓国・建国大学校のSe-Young Ju氏らは、韓国人成人のうつ病の有病率と野菜や果物の摂取との関連を調査するため、韓国の全国データを用いて検討を行った。
Journal of Health, Population, and Nutrition誌2019年12月3日号の報告。
2014年の韓国国民健康栄養調査(KNHANES)に参加した19歳以上の成人4,349人のデータを用いて検討を行った。
うつ病の評価には、こころとからだの質問票(PHQ-9)を用いた。
食物や栄養の摂取量は、24時間思い出し法を用いて評価した。
食物摂取量は、18の食物グループに分類した。
統計分析は、SPSS Ver.23.0を用いた。
PHQ-9の項目の内的整合性を評価するため、クロンバックのα係数を用いた。
うつ病のオッズ比は、複数の交絡因子で調整した後、ロジスティック回帰分析を用いて推定した。
主な結果は以下のとおり。
・全対象者におけるうつ病有病率は、8.7〜4.7%であり、野菜や果物の摂取量が増加するにつれ減少が認められた。
・うつ病有病率は、野菜や果物の摂取量が増加するにつれ、男性で6.4%から2.5%へ、女性で11.4%から6.6%へ減少した。
・野菜や果物の摂取量とうつ病有病率との間に逆相関が認められ、オッズ比は、交絡因子で調整せずとも逆相関を示した。
・年齢、エネルギー摂取、肥満、喫煙、飲酒、ストレス、外食の頻度、朝食、フードセキュリティーで調整した後、野菜や果物の摂取量が増加するほど、うつ病有病率が有意に低いことが示唆された。
著者らは「本研究は、韓国国民における野菜や果物の摂取とうつ病との関連を調査した最初の研究である。この関連についての根拠を明らかにするためには、さらなる疫学研究が必要である」としている。
(鷹野 敦夫)
原著論文はこちら
Ju SY, et al. J Health Popul Nutr. 2019;38:39
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2020年01月13日
サイレントキラー高血圧_短縮版
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はじめに
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もくじ
はじめに 2
もくじ 3
第1章:このレポートをダウンロードしていただきますと 4
第2章:本当に怖い病気は高血圧 5
(1)ある日突然、あなたらしさを失います 5
(2)自己紹介 6
第3章:“サイレントキラー”『高血圧』のプレゼント 8
(1)健康寿命—最大資源—を延ばします 8
(2)マニュアルのプレゼント申請はコチラ 9
第1章:このレポートをダウンロードしていただきますと
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まずは第一弾として”サイレントキラー高血圧”を読んでください。
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登録は無料で、解除もいつでも行っていただくことが可能です。
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第2章:本当に怖い病気は高血圧
(1)ある日突然、あなたらしさを失います
“脳卒中”
退職してから、健康寿命を奪い、
一旦、起きてしまうと取り返しがつかない。
麻痺、言語障害、嚥下障害、失語症、注意障害、半盲、認知症など
自分らしさを無くしてしまう病気が脳卒中です。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血
”がん”にかかるより、ある意味、始末に負えない。
がんは、比較的最後まで意識があり、自分の最期を自分の意志で完結させることができます。
死ぬまでに予定を立てることができる。
脳卒中は、ある日突然起こって、
人間の尊厳を奪ってしまう怖い病気です。
脳血管疾患の一番の原因は高血圧です。
健康診断で指摘されても、自覚症状がないため、無視され続ける。
事業所、企業は、医療機関を受診し、精密検査や治療を受けるように指導します。
治療をする、しないは、最終的に本人に委ねられます。
自己責任の名の下に黙殺されるのが、『高血圧』です。
自覚症状がないだけに始末が悪い。
静かに忍び寄ってきて命を奪ってしまう“サイレントキラー”。
それが高血圧です。
(2)自己紹介
元消化器外科医で,頭からつま先まで診ることができる総合診療科医です.
医学博士:昭和62(1987)年に卒業、金沢大学付属病院第1外科に入局、一般消化器外科(内視鏡、超音波を主に)、麻酔科、一般消化器外科(外科修練)、心臓外科(不整脈外科(岩喬先生)、弁置換、心臓奇形、大血管置換)と大学での研修後、翌1988年大学院受験の許可が下りて、第一病理学(中西功夫先生)大学院に進学しました。
1988年度に、第一外科の医局員として関連病院で勤務し、救急、一般消化器外科を中心に血管外科、肺外科(気胸に対して胸腔ドレナージ術、小開胸によるブラ切除術など)および内視鏡医として研鑽をスタートします。
甲状腺、乳腺、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、虫垂、肛門(裂肛、痔核、痔瘻、脱肛)、ヘルニア、肝臓、脾臓、胆のう、胆管、膵臓の外科手術を行ってきました。
特に、外科医時代後半は、腹腔鏡下手術のうちでも、鏡視下胃がん手術、鏡視下大腸がん手術にまい進しました。
若い人なのか高齢者なのか、基礎疾患によっても耐えられる手術時間も異なります。
頭の中でやった手術どおりに、実際の手術ができた時、合併症も起きずに、早期に患者さんが退院してくれた時が、外科医の至福のひと時です。
自分の手で患者さんを治した、という医者冥利につきる瞬間です。
4年前、視力障害にて外科を引退し、循環器内科専門医の院長の元、脳血管輪番病院に転職しました。
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)はもとより、パーキンソン病、多系統萎縮症などの神経変性疾患やアルツハイマー病(昔はアルハイマー型認知症)、レビー小体型認知症、血管性認知症など、外科医時代には、あまり診ることのない、脳神経疾患を診ることになりました。
皆さんは専門医、指導医についてあまりご存知ないと思いますが、下記の専門医、指導医を保持、及び保持していました。
元日本外科学会認定指導医・専門医,
元日本消化器外科学会認定指導医・専門医,
元日本消化器内視鏡学会専門医,
日本医師会認定産業医
日本病理学会認定剖検医
第3章:“サイレントキラー”『高血圧』のプレゼント
(1)健康寿命—最大資源—を延ばします
本当に怖い病気は高血圧です。
私は現役の医師として最初がんが一番怖い病気だと思っていました。
患者さんを直接治す医者として、外科医を29年やってきました。
視力障害や眼精疲労が強くなり、外科医から脳血管障害を主に診る病院に転職し4年間脳卒中になった人を目の当たりにしてきました。
脳卒中こそが一番怖い病気だと気付きました。
ある日突然、自分が自分でなくなってしまう病気が脳卒中です。
半身麻痺、言葉が出ない、うまくしゃべれない、出来ていたことができなくなる。
トイレに間に合わない。
その脳卒中の主の原因こそが高血圧なのです。
だから本当に怖い病気は『高血圧』になります。
高血圧には、症状がなく、英語で“サイレントキラー”と呼ばれています。
まるで、ボクシングのボディブローのようにじわじわと効いてきます。
高血圧は生活習慣からくるものです。
動脈硬化を予防し、健康寿命を延ばすために、主に糖質制限食についてまとめました。
最新栄養学が今までの常識が単なる迷信であったことを科学的に明らかにしています。
健康常識が劇的に変わってきました。
正しい知識の元、正しい食生活を送るだけで、高血圧にならない、糖尿病にならない、脂質異常症にもならない、健康寿命を全うすることができます。
この“サイレントキラー”『高血圧』を読んで、人生を楽しむための基盤—健康を磐石なものにしてください。
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https://tanakamatsuhei01.com/p/r/N8U28vdV
作者:田中松平
メールアドレス: matsuheitanaka91@gmail.com
メールマガジン: https://tanakamatsuhei01.com/p/r/PRu9K5ff
ブログ:「現役総合臨床科,産業医の健康情報」 https://fanblogs.jp/mappei/
「知っておくと便利な豆知識」 https://fanblogs.jp/mtshchz/
ホームページ:「健康的な食事で病気予防 (医学博士 田中松平の現代医学の観点から全てお答えします)」」 http://xn--t8ja7a0g7h806reomxq2e.com/
Twitter: https://mobile.twitter.com/mtsh_tnk
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2020年01月11日
外界からの刺激の減少が不可逆的な認知症に進展する
外界からの刺激の減少が不可逆的な認知症に進展する
隔絶された環境(南極の基地に14ヶ月)が人間に与える影響を明らかにするため、脳のMRI検査で、特に空間認識力と記憶力を司る脳部位の「海馬」を重点的に調べた。
海馬はストレスに弱い一方で、新しい神経細胞を作ることができる数少ない脳部位の一つでもあることが知られている。
定期的にコンピューターを使った認知機能検査と採血で脳の神経細胞の成長を促すタンパク質である脳由来神経栄養因子(BDNF)の値の変化も観察した。
その結果、海馬の容積は平均で7.2%減少し、海馬は大きく萎縮していたことが分かった。
「脳で観察される変化としてはかなり大きいものだ」という。
「この研究結果は、宇宙探査にも同様の危険があることを示唆している。
宇宙旅行を実現させる前に解決すべき課題になりそうだ」と指摘。
また、「人間の脳の一部は、隔絶された環境に対して脆弱であることが示された。
社会的あるいは環境的に孤立することは、そのような部位に影響を与えるストレス要因となる可能性がある」と話している。
萎縮が認められた脳部位は海馬だけでは無く、前頭前野など他の脳部位の容積も減少した。
また、血中のBDNF値も平均で45%低下していたことが分かった。
さらに、脳の萎縮が特に大きかった隊員では、空間認識力や選択的注意力の検査結果が悪かった。
しかも、帰国後1カ月半が経過しても、隊員の血中のBDNF値は通常よりも低いままで、南極での滞在中に受けた影響はその後も残存する可能性が示された。
「脳には可逆性があり、マイナスの影響も受けやすいがプラスの影響にも迅速に反応するはずだ」との見方を示しており、脳は最終的には元の状態に戻ると予測している。
また、脳の回復には、戸外で過ごしてさまざまな感覚刺激を受けることのほか、食事や運動、睡眠も役立つと付け加えている。
別の研究で、遺伝子レベルである因子が減少する疾患として、「うつ病から双極性障害、そして最終的に認知症へと診断が縦断的に転換する患者群を挙げている。
うつ病の早期発症にグリコーゲン合成酵素キナーゼ3β(GSK-3β)の遺伝的変異が関連していることが示唆されていたが、双極性うつ病の可能性のあるサブセットとして、3つのSNP(rs334555、rs119258668、rs11927974)が特定された。
とくに、GSK-3βの他のプロモーターSNP(rs334558)は、うつ病、双極性障害、認知症と関連していることが報告されている。
加えて、GSK-3を阻害することが報告されているリチウムは、一般的に双極性障害に対する効果が認められており、最近では認知症に対する効果も報告されている。
二つの研究結果を組み合わせれば、外界からの刺激の減少が不可逆的な認知症に進展する可能性が予見できる。
>1)隔絶された環境が脳に与える影響は?
提供元:HealthDay News 公開日:2020/01/08
南極は地球上で最も孤独な場所の一つだ。
見渡す限り真っ白な景色は、長い冬の数カ月間は、ほぼ真っ暗闇の世界になる。
極限の環境で、他者との接点も限られた単調な日々が続く——。
このような想像を絶する隔絶された環境での経験は、人間の脳に物理的にも機能的にも甚大な影響を与えることが、米ペンシルベニア大学ペレルマン医学大学院精神医学のAlexander Stahn氏らによる研究から明らかになった。
この研究結果は「New England Journal of Medicine」12月5日号に発表された。
Stahn氏らは、隔絶された環境が人間に与える影響を明らかにするため、南極の基地に滞在する観測隊員に着目した。
厳しい自然環境の中で孤立した状態が、健康な若い男女に与える影響を調べる上で、南極は最適な場所だと考えられたという。
そこで、Stahn氏らは今回、ドイツのノイマイヤーIII南極基地で、14カ月間の任務に当たった男性隊員5人と女性隊員4人の計9人を対象に、任務に当たる前後の脳の変化を調べた。
隊員には、任務を開始する前に脳のMRI検査を実施し、特に空間認識力と記憶力を司る脳部位の「海馬」を重点的に調べた。
なお、これまでの研究で、海馬はストレスに弱い一方で、新しい神経細胞を作ることができる数少ない脳部位の一つでもあることが知られている。
隊員たちには南極で任務に当たる間も、定期的にコンピューターを使った認知機能検査を行った。
また、血液を採取し、脳の神経細胞の成長を促すタンパク質である脳由来神経栄養因子(BDNF)の値の変化も観察した。
さらに、任務を終えて帰国した後にも、MRI検査と血液検査、認知機能検査を実施し、任務前後の検査データを比較した。
その結果、任務開始前に比べて、任務遂行後には海馬の容積は平均で7.2%減少し、海馬は大きく萎縮していたことが分かった。
「海馬の容積があまりにも大幅に減少していたことに驚いた」とStahn氏は振り返る。
同氏によれば、容積が平均で約7%も減少するのは、「脳で観察される変化としてはかなり大きいものだ」という。
この報告を受けて、今回の研究には関与していない米メイヨー・クリニックの脳神経内科医であるAlejandro Rabinstein氏は「この研究結果は、宇宙探査にも同様の危険があることを示唆している。
宇宙旅行を実現させる前に解決すべき課題になりそうだ」と指摘。
また、「人間の脳の一部は、隔絶された環境に対して脆弱であることが示された。
社会的あるいは環境的に孤立することは、そのような部位に影響を与えるストレス要因となる可能性がある」と話している。
今回の研究で、萎縮が認められた脳部位は海馬だけではなかった。
帰国後には、前頭前野など他の脳部位の容積も減少した。
また、血中のBDNF値も平均で45%低下していたことが分かった。
さらに、脳の萎縮が特に大きかった隊員では、空間認識力や選択的注意力の検査結果が悪かった。
しかも、帰国後1カ月半が経過しても、隊員の血中のBDNF値は通常よりも低いままで、南極での滞在中に受けた影響はその後も残存する可能性が示された。
Stahn氏らは、現在も隊員を追跡しているという。
同氏は、「脳には可逆性があり、マイナスの影響も受けやすいがプラスの影響にも迅速に反応するはずだ」との見方を示しており、脳は最終的には元の状態に戻ると予測している。
また、同氏は、脳の回復には、戸外で過ごしてさまざまな感覚刺激を受けることのほか、食事や運動、睡眠も役立つと付け加えている。
[2019年12月4日/HealthDayNews]Copyright (c) 2019 HealthDay. All rights reserved.利用規定はこちら
原著論文はこちら
Stahn AC, et al. N Engl J Med. 2019; 381: 2273-2275.
>2)うつ病から双極性障害、認知症へ診断転換する患者像
提供元:ケアネット 公開日:2020/01/07
大分大学の寺尾 岳氏らは、うつ病と診断された後、双極性障害、最終的に認知症と診断が転換される患者の特徴について、関連文献の定性的レビューを行った。Bipolar Disorders誌オンライン版2019年11月19日号の報告。
主な結果は以下のとおり。
・うつ病患者は、かなりの割合で躁および/または軽躁エピソードを発現し、その結果、診断が双極性障害へと転換されていた。
・さらに、双極性障害患者の多くは、認知症を発症していた。
・これまでの研究では、うつ病の早期発症にグリコーゲン合成酵素キナーゼ3β(GSK-3β)の遺伝的変異が関連していることが示唆されていたが、双極性うつ病の可能性のあるサブセットとして、3つのSNP(rs334555、rs119258668、rs11927974)が特定された。
・とくに、GSK-3βの他のプロモーターSNP(rs334558)は、うつ病、双極性障害、認知症と関連していることが報告されている。
・加えて、GSK-3を阻害することが報告されているリチウムは、一般的に双極性障害に対する効果が認められており、最近では認知症に対する効果も報告されている。
著者らは「うつ病から双極性障害、そして最終的に認知症へと診断が縦断的に転換する患者には特徴があり、GSK-3がこれらの疾患や診断転換の原因である可能性が示唆された」としている。
(鷹野 敦夫)
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Terao T, et al. Bipolar Disord. 2019 Nov 19. [Epub ahead of print]
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2020年01月04日
肥満やメタボ因子が脳の老化を加速させる可能性
肥満やメタボ因子が脳の老化を加速させる可能性
糖尿病や脳卒中、認知症などの神経学的疾患のない37〜55歳の2,170人(平均年齢46±9歳、女性が54%)を対象に,
MRIと認知機能テストを施行した。
高血圧、高血糖、高中性脂肪血症、低HDL-コレステロール血症)が2つ以上該当する場合を「代謝異常あり」とし、
肥満はBMI30以上とした。
MRIの結果、代謝異常のある人では、代謝異常のない人に比べて総脳容積が少なく、実質的に脳が小さいことが明らかとなった。
認知機能テストの結果、肥満の人ではスコアが低かった。
高血糖、高中性脂肪血症、低HDL-コレステロール血症はいずれも糖質過多を反映している。
高血圧は塩分過剰、睡眠障害、ストレス過多でも起きるが、多くは高血糖による血管内皮細胞障害によって起きることがわかっており、突き詰めれば、糖質過多によるものと結論できる。
肥満は糖質過多によって中性脂肪が内臓脂肪、皮下脂肪として蓄えられた結果なので、代謝異常の慣れの果てとして現れた現象である。
なので、 糖質過多が脳の老化を加速させる という結論になる。
>、米国心臓協会AHAニュース
提供元:HealthDay News 公開日:2019/12/30
肥満や心血管疾患発症にかかわる因子を有する人は脳の老化が速く進行する可能性がフラミンガム研究から示され、米国心臓協会の年次集会(AHA 2019、11月16〜18日、米フィラデルフィア)で発表された。
この研究では、メタボリックシンドロームの構成因子(高血圧、高血糖、高中性脂肪血症、低HDL-コレステロール血症)が2つ以上該当する場合を「代謝異常あり」と判定した。
また肥満はBMI30以上で定義した。
37〜55歳の2,170人(平均年齢46±9歳、女性が54%)を対象にMRIと認知機能テストを施行。
その結果、代謝異常や肥満の人、あるいはその両方の因子を有する人では、最も健康的な参加者に比べて脳機能の低下が認められた。
主任研究者で米ハーバード大学ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターのRebecca Angoff氏は「代謝異常や肥満が脳機能の低下にも関係するという事実は、公衆衛生に影響を及ぼすものだ」と指摘し、「医療者が患者に対して生活習慣を変えるよう説得し、早期予防を働きかけることを強く支持する知見である」と述べている。
今回の研究では、数十年間にわたり心血管疾患リスクの探索を行っているフラミンガム研究の一部の参加者のうち、糖尿病や脳卒中、認知症などの神経学的疾患のない人を対象とした。
MRIの結果、代謝異常のある人では、代謝異常のない人に比べて総脳容積が少なく、実質的に脳が小さいことが明らかとなった。
Angoff氏は代謝異常で見られた総脳容積の減少を「ニューロンや支持細胞の喪失につながる脳全体の損傷を示すもので、加齢や血流の低下、アルツハイマー病などの疾患により、脳の縮小が起こることがある」と解説している。
代謝異常があり、かつ肥満の人では、脳全体において極めて重要な結合を担う脳の白質への微細な損傷が多く見られた。
Angoff氏は、早期のアルツハイマー病と関連するこれらの損傷は血管の異常によりもたらされたもので、高血圧や糖尿病などのリスク因子が原因と考えられると述べている。
認知機能テストの結果、肥満の人ではスコアが低かった。
特に、代謝異常のない肥満群は、全般的認知機能スコア、および言語的な記憶と抽象的な推論を評価するテストが不良で、また代謝異常のある肥満群では、抽象的な推論、および視認性認知力や空間記憶力を評価するテスト結果が不良だった。
研究グループは、MRIと認知機能テストの結果が異なるのは、早期の脳の老化のわずかな兆候を示す可能性があると述べている。
Angoff氏は、「無症状の段階で見られる脳の老化は、臨床的に明らかな機能低下に先行すると考えられるが、これらの所見が日常の機能に影響するかどうかはわからない」と述べている。
[2019年11月21日/American Heart Association] American Heart Association News covers heart and brain health. Not all views expressed in this story reflect the official position of the American Heart Association. Copyright is owned or held by the American Heart Association, Inc., and all rights are reserved. If you have questions or comments about this story, please email editor@heart.org.