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posted by fanblog

2016年05月17日

ハイカムのチョイスは何度??




 現在の愛車アNB号はどノーマルなので、当然カムも安定の純正です。もうなにしても不自由がない感じで
故に、ドキドキ感もまったくありません(笑)素晴らしいことなんですけどね。
初号機のNA6は、一度目はマルハのカムをつけていました。
IN252 EX256の8.5mmと控え目なプロフィールでしたが、実に乗りやすかったですね。このエンジンがブローして
しまったので、次につけたのは、IN,EX 264 8.5mmのTODAのカムでした。
img_2.jpg
 圧縮も若干あげて組んだこのカムはいい感じに不安定で、いかにもチューンドっぽい雰囲気になりましたね〜
しかも、低速もあり、乗りやすさも犠牲にならず、気持ちよく回ってくれるようになったのを覚えています。
 腰下ノーマルでいくなら、このくらいがベストかも知れませんね。
304°10.5mmのカムなんて憧れますが、エンジン本体もかなり手を入れないと乗りづらいだけになるかもしれません。
 しかも下を使うドリフトには向かなさそうです。
カムを変えた車特有の不安定なアイドリングって最高ですね!もう組みませんが(笑)
 入れるなら264°8.5mm程度のハイカムがバランス良くて良いと思います!








2016年04月15日

TODAのインナーシムキットで高回転も安心




 初代ロードスターNAのバルブには、HLAといわれる油圧式のリフターが付いています。
これはカムとのクリアランスを油圧で常に0に保つようにしてくれるもので、摩耗等により勝手にクリアランスが
拡がったりしないので、メカニカルノイズも少なく、一般走行においては非常に優れたものですね。
 社外品のハイカムには、このHLAに対応したものと、この機構をなくしたソリッド化したリフターに対応したものが
あります。
 私の初号機NA6に最初に組んだハイカムはマルハモータースのポンカムで、HLA対応のものでした。
このHLAのへたり(エアを噛んだりして動作がイマイチになる)をなくすのに、こんなことをしました。
img_013.jpg
img_14.jpg
分解して洗浄して再組み付け。油まみれでなかなか大変でしたね・・・
 このマルハのカム、256°の作用角で下もトルクがあり、なかなか良かったのですが、レブリミットを少々あげて
使っていた私の初号機、ある時、高回転でドリフト中、ピストンとバルブがあたりエンジンブロー!!
 おそらく、高回転のため、このHLAが追従しきれず、バルブサージングを起こしバルブが突き出た状態で
ピストンが上がってきたためと考察されます。
 よって、2代目のエンジンを組んだときは、TODAのカムを使い、HLAを廃止して、インナーシム式のソリッドリフターを
導入しました。
 このインナーシム、とにかく調整が面倒くさい!!
img_2.jpg
カムとシムリフターとのクリアランスを測定し
img_3.jpg
記録し
img_12.jpg
カムを取り外してからリフターとシムもとって
img_011.jpg
各パーツとシムの組み合わせを考えて、合わないところはシムを削って調整。
 そしてまた組付け、再測定。これを繰り返し(笑)
ほんと気が遠くなる作業ですね・・・・
 しかし、これの調整がうまくいったエンジンはとても気持ちよく回ってくれました。
定期的な調整は必要ですが、トラブルも減るし安心してぶん回せるので、おすすめのチューニングです。
 なお、現在乗っているNBに関しては、純正でアウターシム式のソリッドリフターなので、なにも手を入れて
おりません。 コストダウンのためにこの方式がとられたそうですが、私は大歓迎です(笑)







NA8はこちら








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