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今はやりの、自衛隊の人との結婚が盛り上がっています。
しかし、結婚について思わぬところで障害が立ちはだかることもあります。
全てはあの、中国人嫁問題から始まりました。
今日はそんな、結婚に係る問題でのことを書いてみようと思います。
海上自衛隊と中国海軍の比較をして見る! 』
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(1)自衛官が外国籍の人と結婚することには問題はない。
まず、最初に誤解のないように書いておきますと、
『自衛隊では外国籍の人との結婚を制限する法規は存在しない』
と明言しておきます。
自衛官が恋愛関係になって、結婚を決意した人が外国籍であっても制限する法律はありません。
海上自衛隊では、遠洋練習航海で知り合って、帰国後日本で結婚したという例もあります。
知っている例では、ある1佐の奥様が外国の方でした。
隊員家族を招待した式典で外国の方が見えて家族招待状を確認したとき、
『げえっ!司令の奥さん!?』
なんてこともありました。
(実際に最後まで指揮官をされて、定年退官されました)
以前は、あまり厳しいこともなかったのですが急に厳しくなった理由があります。
2007年に発生した、イージス艦情報漏えい事件が全ての始まりです。
図1 イージス艦
引用URL:http://www.mod.go.jp/msdf/ccf3/int/evt/img/myk-e-9.jpg
この事件は情報漏えい事件であったと共に、もうひとつの問題を残しました。
それが、中国人妻問題でした。
詳しい論評は、ここでは避けていきましょう。
この問題が情報保全上の大きな問題として自衛隊内で問題となり、今に至ります。
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(2)対象国 甲・乙・丙・丁という存在に対する警戒
当時は良くニュースとなり、身上調書に家族の国籍まで書くように改正が行われました。
2013年には、身上調書による調査で外国籍の配偶者が約800人いることが判明しました。
そのうち約600人が、中国人嫁であることが判明しています。
2007年の事件で問題となったのが、中国人嫁の不可解な行動が問題視されました。
そのため、中国人嫁の存在が問題となっています。
現状においては中国人嫁を配偶者に持つ隊員を、情報に関係する配置から外す処置が取られています。
幹部自衛官になると、情報に関与する配置につけなくなるため昇進の見込みがないそうです。
ただ、これは中国人だからということではありません。そこは勘違いしないでください。
自衛隊にいて情報関係に関与したことのある人間であれば、非公式に知る言葉があります。
『対象国 甲・乙・丙・丁』
この言葉はあまり自衛隊内部でも知らない人が多いでしょう。
この言葉の対象国がどの国を指しているかは、情報保全の観点からお話できません。
この対象への警戒が緩んでいたのは事実です。
そのため、もし自衛隊の人と結婚したい!という方がいても、
『対象国 甲・乙・丙・丁』
の方が身内にいるとなると、結婚は大変厳しいものになるでしょう。
(『甲・乙・丙・丁』の内容は絶対に教えてもらえません)
結婚したい対象者が、日本に帰化していても情報保全対象となります。
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(3)愛を取るか仕事を取るか?
ここまで書きましたが、現在でも結婚自体を規制する法規はありません
ただし現状において問題視される結婚相手と、特に問題視されない相手がするのは事実です。
結婚についてはとやかく言わないが、今後の仕事についてはいわゆる「肩たたき」になるかも知れません。
もし、自衛隊の人と結婚を考えている場合、そんな現状があるのを知って頂けたら幸いです。
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