謎の時間に眠ってしまって
その理由は
もう一度昨日の夜七時に時を戻して
酒も飲まず
玄関の灯りをつけに行くくらいくだらない
世の中全部くだらないけど
くだらないことから始めよう
これはたった1,000年前くらいのシンデレラストーリーの続きなんだけど
それをたった5,6時間の歴史の授業のように体現してくる謎の男がいる
また始まってしまった
歴史をさかのぼるために何もかもを変化させて下流する男
力を抜けばこんなくだらないことのために生きてきたのかと実感する
時の流れと共に
11時
木の家は街にまばらに
木の家に住んだことはないけれど
永遠に木の香りがする魔法の渦になら包まれたことがある
心を裸にしてまでも樹木の中に包まれていたい
そんな世界はないんだと
街を上から見下ろして見つけた木の家と私
晴れることはない
木々 もしくは暗雲に囲まれた世界
香りだけの世界
あとすべてに言い訳できる
人は樹木に包まれ生きている
できれば木の家に住みたい
10時
その時からもう
むしろその時代にだけ通用するカラクリロボットがうごめいていた
そんな悟りが必要とされている時代に
常に悟りは必要とされている旧・時代に
幻のカラクリロボットが現れる
デジタル時計ではなくアナログ時計が内臓されていた
時は流れる
勝手に流れる
負ける気はない
ただアナログ時計を取り入れればいいだけよ
隅々までかゆいところに手が届く丸い時計を
雨と蜘蛛
嘘をつくのは良くないが裏技が使えるキャラクターは結構好きだったりする
もしかするとそれが自分だったりする
好きな服を着たい
手元にはないけどそれはとても良い嘘だ
もしかするとその一瞬のための服だったりする
雨雲なのか
雨蜘蛛なのか
雨を降らせるために僕らは雷神や風神になるけど
ベニヤ板や窓を打ち付ける音をまず聴く
そして蜘蛛が現れる
雨の後に
9時
その時僕はまだ生きていた
時を好きなようにいじれたし
ブルーミントの空をブレーメンと一緒に歌った
四苦八苦している太陽は
人間に時を与えた
その時太陽もあなたの鼓動を感じていた
8時
記憶はない
それだけ今どれだけ間違っているか指摘を受ける
過ちを誤ちと記さない日本語さえも
暗闇の中でさっき作ったカラクリロボットがうごめく
その先へは行けない
私が酒も飲まずに
夜七時に玄関の灯りをつけに行っていればこんなことにはならなかった
だけどここまで来たんだ
浅黄色の王国に
なぜかエジソンにランプの発明を辞めさせて
一度暗闇に戻したあと
浅黄色のガラスの国に辿り着いた
力を抜くとくだらない
いろいろと歴史を改ざんしてしまったけれど
それは僕の意思ではない
ただ昨日の玄関の灯りをつけにいっただけ
本当にくだらないだろう
誰も歴史を尊重しない
それはお前だけだ
酒をもう少し控えなさい
森の奥の村長が子供に叱られてる
2017年04月09日
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