前節、首位を独走するユヴェントスに2-0で敗れて10位の ミラン ウディネーゼ の試合。 この試合はウディネーゼのホーム、ウディネで行われた。
ミランはバロテッリ、カカらはベンチスタート、ニュージーランド戦から中2日の 本田 は右サイドで先発出場した。
日本代表のニュージーランド戦ではトップ下をやり「自分にはトップ下のDNAがある」と言うくらい、本田本人はトップ下を希望しているようだ。
ウディネーゼの中心は、FW ディナターレ 。セリエA得点王2回、セリエA通算184得点と、イタリアを代表するストライカーの1人だ。
前半、本田も何度かチャンスに絡んだ。しかしミランの枠をとらえたシュートは、相手の17歳という若いキーパーにことごとく止められた。 前半は0-0のまま終了した。
後半、本田はゴール前でボールに絡み、自分でシュートを打つこともできたが、パスを選択するシーンがあった。 あそこは強引にゴールを狙ってほしかった。
また攻撃だけでなく、ディフェンスで貢献するシーンも見られた。
18分、ロビーニョに代わって怪我から復帰した バロッテッリ が登場。10得点とミランの選手の中では最も得点を取っている。
しかし、先制したのはウディネーゼだった。22分、 エース・ディナターレ の今シーズン9得点目、セリエA通算185点目のゴール。
4シーズン連続20得点以上、7シーズン連続2桁得点を記録したことのあるディナターレ、さすがというところ見てくれた。 彼は、今シーズンいっぱいでの現役引退を表明している。
ゲームの終盤はミランの選手の動きが悪くなった。試合は1-0のまま終了し、ミランはユベントス戦に続いて2連敗となった。 シュート数、ポゼッション共に上回りながら敗れた。
ミランには各国の代表選手が在籍している。多くの選手が代表チームの試合に出場し、中2日でこの試合に臨んだ。
中でも最も移動距離が長いのが本田だ。日曜日のユベントス戦の後東京へ移動し、ニュージーランド戦にフル出場。 翌日ミラノに戻り、それからまたウディネへ移動。1週間に3試合という超過密日程だ。
いくら大好きなサッカーをやっているといっても、かなり疲れるはずだ。 普通の人なら体力がもたないか、心が折れてしまうだろう。 やはり、名門チームのレギュラーを務めるような人は並の人間ではない。
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