・太陽の寿命
・噴火(スーパーボルケーノ)
・小惑星の衝突
・人工知能
・核戦争
・スーパーウイルス
などなど、
今回はウイルスと細菌(バクテリア)について少しお話します。
ウイルスと細菌
みなさんもよく耳にするサルモレラ菌・ブドウ球菌。
これらは気温が上がる今の時期に
気を付けなければならない
食中毒を起こす病原菌(細菌)。
そして、ノロウイルス・ロタウイルス。
これらは冬に胃腸炎を起こすウイルスたち。
病原菌が原因の病気と
ウイルスが原因の病気。
同じようでいて全く違います。
さて、ウイルスと細菌の違いとは何でしょう?
ウイルスと細菌の違い
まずは 大きさ。
細菌はマイクロメートル(?)級。通常0.5〜5?。
(ブドウ球菌の直径は約0.8〜1?)
マイクロメートルとは1/1000?o。
ウイルスはナノメートル(?)級。(ノロウイルスの直径は約30?)
ナノメートルとは1/1000?。
ウイルスは細菌よりもさらに小さい。(なぜ小さいかはこの後説明)
構造と増殖
細菌は細胞を持ち、自己複製ができる微生物。
栄養と水、例えば糖などがあれば、自分自身で繁殖できます。
ウイルスはタンパク質の殻とその内部の核酸からなる。
細胞を持たないので非生物とされます。
ウイルスは栄養と水があっても単独生存が出来ません。
他の生物(細胞)を宿主にして増殖します。
ウイルスに感染した細胞は、
ウイルスが増殖によって細胞外に出ようとするため、
細胞が破壊されます。
そして、
外に出たウイルスは他の細胞に入り込み増殖。
これを繰り返します。
ウイルスは細胞内にいないと死滅するため、
他の 細胞に感染することが
生き続けるための必須条件になります。
なので、
ウイルスは生きるため、小さいのです。
治療法
細菌は抗生物質(ペニシリンなど)が有効です。
ウイルスは・・・・・現在はありません。
インフルエンザのワクチンが一部ありますが、
これは免疫力を高め、
ウイルスに感染したときに
急激に増殖することを抑えるもので、
直接ウイルスを攻撃するものではありません。
なので、
ウイルス感染しないために、 予防が大事になります。
・生息しにくい環境(湿度と温度)作り。
ウイルスは低温と乾燥状態を好みます。
・免疫力を低下させないこと。
いわゆる規則正しい生活。
予防接種は有効です。
ちなみに、
スーパーウイルスとは
人類の手で作られたウイルスのことで、
人類の免疫系をすべて回避できるウイルス(インフルエンザ)です。
これを作ったのは日本人。
是非は置いといて、
2009年にパンデミックを起こしたH1N1を基にして作ったそうです。
次回、バクテリアと言語の関係。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image